ピエール瀧、「怒ることが恥ずかしい」と思っていたが「怒る時は怒る」ようになった理由「ネパール旅行で…」
2017.04.16 (Sun)
2017年4月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、電気グルーヴ・ピエール瀧が、「怒ることが恥ずかしい」と20代で思っていたのだが、正当な理由がある場合、「怒る時は怒るべき」と思うようになった理由を語っていた。
DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧

ピエール瀧:僕、先週に引き続き、また今週も怒った話をしていますけども(笑)
外山惠理:ふふ(笑)たしかに(笑)
ピエール瀧:僕、昔のね、20代の頃とかは、さっきも言ったように怒ってるところを出すと、「恥ずかしいな」っていうのがあったりとかもして。
外山惠理:ほう。
ピエール瀧:ちょっと、抑えてたりしたんです。自分が我慢すればいいじゃないですか。
外山惠理:そうですね。
ピエール瀧:って思っていたんですけど。あることをきっかけに、「怒る時は怒った方がいいんだな」って思ったんですけど。
外山惠理:え?きっかけがあったんですね。
ピエール瀧:はい。僕、1人で…30ぐらいの時ですかね。1人で、ネパールに旅行に行ったことがあるんです。
外山惠理:ええ。
ピエール瀧:で、ネパールに行ったら、ポカラっていう町があるんですね。山の方の湖のところ。カトマンドゥから、ポカラまでセスナで移動する予定だったんですよ。
外山惠理:はい。
ピエール瀧:そしたら「天候不良で飛ばねえ」っていうから、「おい、おい、おい。もうポカラのホテルも予約しちゃっているし、今日中にポカラまで移動しなきゃいかん」ということで、ホテルのコンシェルジュみたいな人に言って。「ちょっと、運転手さんに、車の送迎をやってくれないかな?」って頼んだら、「車で6時間ぐらいかかるよ」って言われて、車で山道を。
外山惠理:でも、しょうがない。行かなきゃね。
ピエール瀧:行かなきゃしょうがないんで。「じゃあ、いいですよ」っつって。行ったら、四駆の車と、自分の父親ぐらいのオジさんが1人。運転手さんで来てくれて。
外山惠理:はい、はい。
ピエール瀧:で、それに乗って。ネパールの山道を行ったんです、延々と。
外山惠理:ええ。
ピエール瀧:で、行ってたら、最初は多少は話しますけど、話すことなんかなくなるじゃないですか。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:で、ウトウトしてたら、その運転手さんが、「キキーッ!」って急に止まったから、「うわっ!ビックリした」っつったら、ネパールの山道なんで、たとえばヒツジがちょっと出てきたから止まるとか、牛が歩いているからちょっと止まる、とかってやってたんですよね。
外山惠理:はい。
ピエール瀧:そういうの、ちょいちょいあったんですけど。「キキーッ!」って止まったところを見たら、要は、道からおばあさんみたいな人が。おじいさんかな…がフラフラッて飛び出そうとしてたから、それを「キキーッ!」って止めたんですよ。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:「危ねぇ」って止めたんですよ、そのオジさんが。で、オジさんがガーッて窓を開けて、怒鳴るんですけど。「なにやってんだ!」って、怒鳴るんですけど。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:怒鳴った相手が、そのおじいさんじゃなくて、そのおじいさんの周りにいた若い連中に、「お前ら、なにやってんだ!この野郎。ジイちゃんが道を渡る時に、見てなくちゃいけないのは、お前らの責任だろ!」って。
外山惠理:ああ、うん、うん。
ピエール瀧:「お前ら、そこにいたのに、今、ジイちゃんが渡ろうとしてたのを、何してたんだ?」っつって、おじいちゃんじゃなくて、周りにいたその若ぇ衆に、しかもギンギンに怒っているんですよ、しかも。
外山惠理:はい、はい。
ピエール瀧:「なにやってんだ?この野郎」っつって。それを見て、「ああ、なるほどな」と。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:やっぱり、怒る時は怒らないといかんし、正当な理由というか、そういうのがあったら、「やっぱり怒った方がいいんだな」って思って。それから、怒るようにしてたんです、怒る時は。
外山惠理:ああ。
ピエール瀧:…なんですけども、昨日の(外山惠理、「年をとると丸くなる」理由について語る「怒るのが面倒くさくなる、言ってもムダだと思う」)は、楽しみです(笑)ジョイです(笑)
DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧

ピエール瀧:僕、先週に引き続き、また今週も怒った話をしていますけども(笑)
外山惠理:ふふ(笑)たしかに(笑)
ピエール瀧:僕、昔のね、20代の頃とかは、さっきも言ったように怒ってるところを出すと、「恥ずかしいな」っていうのがあったりとかもして。
外山惠理:ほう。
ピエール瀧:ちょっと、抑えてたりしたんです。自分が我慢すればいいじゃないですか。
外山惠理:そうですね。
ピエール瀧:って思っていたんですけど。あることをきっかけに、「怒る時は怒った方がいいんだな」って思ったんですけど。
外山惠理:え?きっかけがあったんですね。
ピエール瀧:はい。僕、1人で…30ぐらいの時ですかね。1人で、ネパールに旅行に行ったことがあるんです。
外山惠理:ええ。
ピエール瀧:で、ネパールに行ったら、ポカラっていう町があるんですね。山の方の湖のところ。カトマンドゥから、ポカラまでセスナで移動する予定だったんですよ。
外山惠理:はい。
ピエール瀧:そしたら「天候不良で飛ばねえ」っていうから、「おい、おい、おい。もうポカラのホテルも予約しちゃっているし、今日中にポカラまで移動しなきゃいかん」ということで、ホテルのコンシェルジュみたいな人に言って。「ちょっと、運転手さんに、車の送迎をやってくれないかな?」って頼んだら、「車で6時間ぐらいかかるよ」って言われて、車で山道を。
外山惠理:でも、しょうがない。行かなきゃね。
ピエール瀧:行かなきゃしょうがないんで。「じゃあ、いいですよ」っつって。行ったら、四駆の車と、自分の父親ぐらいのオジさんが1人。運転手さんで来てくれて。
外山惠理:はい、はい。
ピエール瀧:で、それに乗って。ネパールの山道を行ったんです、延々と。
外山惠理:ええ。
ピエール瀧:で、行ってたら、最初は多少は話しますけど、話すことなんかなくなるじゃないですか。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:で、ウトウトしてたら、その運転手さんが、「キキーッ!」って急に止まったから、「うわっ!ビックリした」っつったら、ネパールの山道なんで、たとえばヒツジがちょっと出てきたから止まるとか、牛が歩いているからちょっと止まる、とかってやってたんですよね。
外山惠理:はい。
ピエール瀧:そういうの、ちょいちょいあったんですけど。「キキーッ!」って止まったところを見たら、要は、道からおばあさんみたいな人が。おじいさんかな…がフラフラッて飛び出そうとしてたから、それを「キキーッ!」って止めたんですよ。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:「危ねぇ」って止めたんですよ、そのオジさんが。で、オジさんがガーッて窓を開けて、怒鳴るんですけど。「なにやってんだ!」って、怒鳴るんですけど。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:怒鳴った相手が、そのおじいさんじゃなくて、そのおじいさんの周りにいた若い連中に、「お前ら、なにやってんだ!この野郎。ジイちゃんが道を渡る時に、見てなくちゃいけないのは、お前らの責任だろ!」って。
外山惠理:ああ、うん、うん。
ピエール瀧:「お前ら、そこにいたのに、今、ジイちゃんが渡ろうとしてたのを、何してたんだ?」っつって、おじいちゃんじゃなくて、周りにいたその若ぇ衆に、しかもギンギンに怒っているんですよ、しかも。
外山惠理:はい、はい。
ピエール瀧:「なにやってんだ?この野郎」っつって。それを見て、「ああ、なるほどな」と。
外山惠理:うん。
ピエール瀧:やっぱり、怒る時は怒らないといかんし、正当な理由というか、そういうのがあったら、「やっぱり怒った方がいいんだな」って思って。それから、怒るようにしてたんです、怒る時は。
外山惠理:ああ。
ピエール瀧:…なんですけども、昨日の(外山惠理、「年をとると丸くなる」理由について語る「怒るのが面倒くさくなる、言ってもムダだと思う」)は、楽しみです(笑)ジョイです(笑)
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