伊集院光、森友学園にまつわる疑惑をはっきりとさせない安倍首相の「批判があれば甘んじて受ける」発言を批判
2017.03.03 (Fri)
2017年3月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、森友学園にまつわる疑惑をはっきりとさせず、「批判があれば甘んじて受ける」と発言していたことに、「これに関しては、俺が飲み込めばいいんだろ、みたいなことじゃない」などと批判していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1

伊集院光:森友学園ですかね。
内山研二:ええ。
伊集院光:何度も申し上げてるんですけども。森友学園の、特に幼稚園の教育方針が相当変わってる、みたいな話と、政治的な癒着があったんだじゃないか、みたいな話はちゃんと分けて考えなきゃいけない気がしてて。
内山研二:そうですね。
伊集院光:最終的に、かなり偏った教育方針だから、認可はどうしましょうか、みたいな形で収束してっちゃうと、大事なことが見えなくなっちゃうと思うんですが。
内山研二:はい、そうですね。
伊集院光:色んな人の言い分が、ちょっと違ってたりとか。大阪府が基準緩和に関して、「贔屓してんじゃないの?」「いや、してませんよ」みたいな話ですよね。
内山研二:元々、学校を設置する基準は、それぞれの自治体が決めるわけなんですけど。
伊集院光:はい。
内山研二:わりと借入金、お金がきちんとあるのかどうかってことについて、一定の基準を持ってたんだけども、それがハードルが高すぎるんじゃないか、という要望が森友学園側からあって。
伊集院光:うん。
内山研二:それに応じる形で、改正するということが分かったんですけどね。
伊集院光:うん。
内山研二:それに端を発して、色んな土地の問題に至るまで、ずっと時系列の流れが出てくる。本当に最初の段階と言ってもいいんじゃないのかなっていうのがありますけどね。
伊集院光:うん。
内山研二:この後ね、森友学園について言うと、たとえば安倍さんと面識があったのかどうか、とかね。
伊集院光:そうですね。
内山研二:そういう問題も出てきて。安倍総理は、「一対一でとか、少人数で会ったことはありません。個人的な関係は全くないですよ」というようなことは言ってるんですけどね。
伊集院光:あと、ご本人がなんて言ってるか、とかなんですけどね。昭恵夫人が、「勝手に名前を使われて迷惑してるし、憤慨してる」みたいなことを言うじゃないですか。僕は、「だったら、訴えてくださいよ」と思うんですよ。
内山研二:そうですよね。
伊集院光:やっぱ、それだけ大きなことです。総理大臣の奥様の名前が出るっていうことは、自分が勝手に使われて迷惑してたけども、うやむやになって使われ続けたっていうことであれば、それはやっぱり責任が大きいし。
内山研二:そうですね。
伊集院光:本当に怒ってるんなら、「本当に、勝手に名前が使われて困ってるんだ」っていうことを、きちんと表明してくれないと。なんかこう、ゴニョゴニョって終わっちゃう。終わっちゃっていい立場じゃないと思うんですよね。
内山研二:安倍総理は、国会の答弁でそういうふうに、「きちんと法的措置を取る考えはないのか?」って訊かれたら、こう答えてるんですね。「裁判には、相当の時間を割かないといけない。総理である以上、忙しくて出廷とか出来ない。批判があれば、甘んじて受ける」というふうに留めてますけどもね。
伊集院光:その「批判があれば甘んじて受ける」っていうならば、相当なことを受けなきゃならなくなると思うんですよ。
内山研二:うん。
伊集院光:要は、最終的に自分の…自分の奥様ですけどね、奥様が被害者であるということを、きちんと証明しようとしないならば、そういうことに僕はなると思うんですよね。
内山研二:一方で、総理自らはね、これは参議院の予算委員会で言ってるんですが、この森友学園の教育方針に理解を示す答弁をしていたということに関して、こういうふうに言ってます。「情熱的な教育をされると、妻から聞いた。しつけ等をしっかりしておられるというところに共鳴した」ということで、評価はしてるようなんですね。
伊集院光:なるほど。
内山研二:ですから、そこでその「法的措置を取るという考えは…」っていう部分は、先程の言い方になっていくのかな、っていう印象はありますかね。
伊集院光:あとは、奥様個人としてですよね。奥様は、きちんと昭恵さんですかね、昭恵さんはきちんとしないと、僕は…
内山研二:昭恵夫人はね。
伊集院光:よくあるんですけど、「これに関しては、俺が飲み込めばいいんだろ」みたいなことじゃないと思います。
内山研二:うん。
伊集院光:「俺が飲み込めばいい」ってことは、全ての罰則を受けるっていうことを、僕は含んでると思いますので。それは、きちんとしないとダメなんじゃないかな、と思いますね。
内山研二:あと、もう一つ分かったことなんですけどね。今度は、土地の話なんですけども。最初に、2015年に10年間の定期借地権、ようするに「借りますよ」って契約だったのが、途中で「買います」ってなりましたね。
伊集院光:はい。
内山研二:あの時に、財務省の理財局の担当者が、鴨池さんと会ってるんですね。
伊集院光:ほう。
内山研二:会って、その直後に「借りますよ」という契約から、「買いますよ」に変わってるんですね。
伊集院光:うん。
内山研二:で、関係者によると、籠池(泰典)さんは、「国有地から新しいゴミが見つかった」というふうに報告したのに対して、財務省側は、「ルールに基づいて、適切に対応しますよ」っていうふうに答えた、という話し合いだったんだそうですが。
伊集院光:まぁ、まぁそこもね、ちゃんと記録を残してくれないと。
内山研二:本当にありますけどね。色々要素があるんですが、整理してお伝えしていかなくちゃいけないな、と思ってます。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1

森友学園にまつわる明確にすべき問題
伊集院光:森友学園ですかね。
内山研二:ええ。
伊集院光:何度も申し上げてるんですけども。森友学園の、特に幼稚園の教育方針が相当変わってる、みたいな話と、政治的な癒着があったんだじゃないか、みたいな話はちゃんと分けて考えなきゃいけない気がしてて。
内山研二:そうですね。
伊集院光:最終的に、かなり偏った教育方針だから、認可はどうしましょうか、みたいな形で収束してっちゃうと、大事なことが見えなくなっちゃうと思うんですが。
内山研二:はい、そうですね。
伊集院光:色んな人の言い分が、ちょっと違ってたりとか。大阪府が基準緩和に関して、「贔屓してんじゃないの?」「いや、してませんよ」みたいな話ですよね。
内山研二:元々、学校を設置する基準は、それぞれの自治体が決めるわけなんですけど。
伊集院光:はい。
内山研二:わりと借入金、お金がきちんとあるのかどうかってことについて、一定の基準を持ってたんだけども、それがハードルが高すぎるんじゃないか、という要望が森友学園側からあって。
伊集院光:うん。
内山研二:それに応じる形で、改正するということが分かったんですけどね。
伊集院光:うん。
内山研二:それに端を発して、色んな土地の問題に至るまで、ずっと時系列の流れが出てくる。本当に最初の段階と言ってもいいんじゃないのかなっていうのがありますけどね。
伊集院光:うん。
安倍昭恵夫人の名前を使われた問題
内山研二:この後ね、森友学園について言うと、たとえば安倍さんと面識があったのかどうか、とかね。
伊集院光:そうですね。
内山研二:そういう問題も出てきて。安倍総理は、「一対一でとか、少人数で会ったことはありません。個人的な関係は全くないですよ」というようなことは言ってるんですけどね。
伊集院光:あと、ご本人がなんて言ってるか、とかなんですけどね。昭恵夫人が、「勝手に名前を使われて迷惑してるし、憤慨してる」みたいなことを言うじゃないですか。僕は、「だったら、訴えてくださいよ」と思うんですよ。
内山研二:そうですよね。
伊集院光:やっぱ、それだけ大きなことです。総理大臣の奥様の名前が出るっていうことは、自分が勝手に使われて迷惑してたけども、うやむやになって使われ続けたっていうことであれば、それはやっぱり責任が大きいし。
内山研二:そうですね。
伊集院光:本当に怒ってるんなら、「本当に、勝手に名前が使われて困ってるんだ」っていうことを、きちんと表明してくれないと。なんかこう、ゴニョゴニョって終わっちゃう。終わっちゃっていい立場じゃないと思うんですよね。
「批判があれば甘んじて受ける」への批判
内山研二:安倍総理は、国会の答弁でそういうふうに、「きちんと法的措置を取る考えはないのか?」って訊かれたら、こう答えてるんですね。「裁判には、相当の時間を割かないといけない。総理である以上、忙しくて出廷とか出来ない。批判があれば、甘んじて受ける」というふうに留めてますけどもね。
伊集院光:その「批判があれば甘んじて受ける」っていうならば、相当なことを受けなきゃならなくなると思うんですよ。
内山研二:うん。
伊集院光:要は、最終的に自分の…自分の奥様ですけどね、奥様が被害者であるということを、きちんと証明しようとしないならば、そういうことに僕はなると思うんですよね。
内山研二:一方で、総理自らはね、これは参議院の予算委員会で言ってるんですが、この森友学園の教育方針に理解を示す答弁をしていたということに関して、こういうふうに言ってます。「情熱的な教育をされると、妻から聞いた。しつけ等をしっかりしておられるというところに共鳴した」ということで、評価はしてるようなんですね。
伊集院光:なるほど。
内山研二:ですから、そこでその「法的措置を取るという考えは…」っていう部分は、先程の言い方になっていくのかな、っていう印象はありますかね。
伊集院光:あとは、奥様個人としてですよね。奥様は、きちんと昭恵さんですかね、昭恵さんはきちんとしないと、僕は…
内山研二:昭恵夫人はね。
伊集院光:よくあるんですけど、「これに関しては、俺が飲み込めばいいんだろ」みたいなことじゃないと思います。
内山研二:うん。
伊集院光:「俺が飲み込めばいい」ってことは、全ての罰則を受けるっていうことを、僕は含んでると思いますので。それは、きちんとしないとダメなんじゃないかな、と思いますね。
内山研二:あと、もう一つ分かったことなんですけどね。今度は、土地の話なんですけども。最初に、2015年に10年間の定期借地権、ようするに「借りますよ」って契約だったのが、途中で「買います」ってなりましたね。
伊集院光:はい。
内山研二:あの時に、財務省の理財局の担当者が、鴨池さんと会ってるんですね。
伊集院光:ほう。
内山研二:会って、その直後に「借りますよ」という契約から、「買いますよ」に変わってるんですね。
伊集院光:うん。
内山研二:で、関係者によると、籠池(泰典)さんは、「国有地から新しいゴミが見つかった」というふうに報告したのに対して、財務省側は、「ルールに基づいて、適切に対応しますよ」っていうふうに答えた、という話し合いだったんだそうですが。
伊集院光:まぁ、まぁそこもね、ちゃんと記録を残してくれないと。
内山研二:本当にありますけどね。色々要素があるんですが、整理してお伝えしていかなくちゃいけないな、と思ってます。
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