オードリー・若林が語る「岡本太郎とタモリの出会い」
2011.05.15 (Sun)
2011年05月14日放送の「オードリーのオールナイトニッポン(ANN)」にて、若林正恭が好きだという岡本太郎について語られていた。

若林「岡本太郎展っていうのが、5月8日に終わっちゃったんですけど、国立近代美術館でやってて、生誕100周年の回で」
春日「なるほど」
若林「ワタクシ、3回足を運んでるんですよ」
春日「え?」
若林「いや、4回足を運んでまして、内2回は節電で早く閉まっちゃって入れなかったんですけど」
春日「そういうことね」
若林「岡本太郎展で、オブジェとか画が飾ってあって」
春日「うん」
若林「それで、モニターがあって、タモリさんがMCの番組で、岡本太郎が出ている映像が流れてるんですよ」
春日「ゲストで、岡本太郎が来て」
若林「そうそう。それをYoutubeで知ってて、その映像がスゴイ好きなんですよ。昔から知ってたんですけど」
春日「うん」
若林「それで、『自己紹介をお願いします』みたいにタモリさんが促したら、岡本太郎が『名前なんか人間は言わなくて良いんだよ。要らないんだよ、そんなものは』みたいに言って」
春日「飛ばすねぇ」
若林「飛ばしてるんですよ」
春日「ノッケからね」
若林「タモリさんが『名前なんか要らないですよね』って言って。『じゃあ、自分のことを言うので、"私"とかで良いんですか?』って言ったら、『"私"なんか言わなくて良いんだよ。ここに居たら良いんだよ』って言って。タモリさんも『そうですよね、"私"なんて言わなくて良いんですよね』って言った7分後くらいに、岡本太郎が『私はね』ってしゃべり出して(笑)」
春日「残念だなぁ(笑)」
若林「そういうところが好きで。タモリさんと岡本太郎の会った時の感じを聞きたかったんだけどね。いいとものレギュラーになってから。でも、朝からメイク室で『岡本太郎が好きで…』なんて喋りかけたら、俺がそれこそ『ぶってる(岡本太郎 好きぶってる)』って思われると思って」
春日「話し方によると思うけどね」
若林「この度、美術館で観たんで、『観に行ったんですよ』って言ったら、『お前、岡本太郎好きなのか?』って、すごいビックリされて」
春日「おお」
若林「そのビックリされた感じで、スゲェ俺のことを普段、馬鹿だと思ってるんだろうなって感じたんだけど(笑)」
春日「そうとは限らないけど(笑)」
若林「『お前、好きなんだ、意外に』って感じで。それで、『タモリさんの映像が流れてたんですよ』って言ったら、『ああ…それ、口説くのが大変だったんだよ』って話をしてくれて」
春日「うん」
さらに、以下のように語っていた。
若林「当時、岡本太郎が全然テレビに出なくて、その番組をきっかけに、おかしな芸術家が居るって色んな番組に出るようになったんだって」
春日「いわゆる、『芸術は爆発だ』っていうCMとかのイメージだよね」
若林「CMだけでなく、普段も言ってますけどね。そのCMよりも全然前の話で。それで、口説きに行った時の話も聞けてね。タモリさんが、青山の今、記念館になってるところに、プロデューサーとタモリさんで行ったんだって」
春日「へぇ~」
若林「打ち合わせとかでね。それくらい出て欲しいし、大物だったんだよね」
春日「MCの人が自らっていうのは珍しいよね」
若林「そうそう。それで行ったんだよって話をタモリさんがしてくれて。鋼で出来たオブジェが、人間くらい大きくて、それが庭に置いてあって。それを岡本太郎が金槌で『タモリくんね、これね、鋼のオブジェをね、自分で作ったのを叩くんだよ』って言って、ガツーン!ガツーン!って自分のオブジェを叩くんだって(笑)」
春日「ほう…」
若林「『せっかく自分で作ったオブジェをね、金槌で叩くのがね…』って。メッチャ尖ってるだろ?(笑)」
春日「ほう…初対面でしょ?ビックリしただろうね」
若林「『鋼のオブジェを叩くのが、気持ちいいんだよ、タモリくん』って言って。ガーン!ガーン!って叩くんだって。そうすると、中学生くらいの男の子が、塀から顔を出して、『おい、またやってんのかバーカ!』って言って走って行ったんだって」
春日「はははは(笑)」
若林「『バカって言われてもねぇ、叩くのが気持ちいいんだよ、タモリくん』って言って、ガーン!ガーン!って叩くんだって」
春日「もう、何言われようと関係無いんだね」
若林「そうそうそう。それで、番組収録して、面白い人だって話になって。打ち上げに行ったんですって。生け簀から網で魚を揚げて、捌くようなお店で、料理人の人が生け簀から揚げているのを見ていた岡本太郎が、『僕もやらせてくれぇ~』って言って、網をとって、魚を揚げるんだって」
春日「うん、うん」
若林「それが楽しくなっちゃったみたいで、もう延々と空になるまで揚げるんだって」
春日「結構入ってるだろうね」
若林「それを全部刺身に捌いたから、皿に載らなくなっちゃったんだって」
春日「はっはっは(笑)」
若林「それで、岡本太郎は一切れも魚を食わなかったんだって(笑)」
春日「食いたまえよ(笑)」
若林「はっはっは(笑)そういうことがあったってタモリさんから聞いて。スゴイですね、やっぱりって話をしてたんですよ」と語っていた。
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若林「岡本太郎展っていうのが、5月8日に終わっちゃったんですけど、国立近代美術館でやってて、生誕100周年の回で」
春日「なるほど」
若林「ワタクシ、3回足を運んでるんですよ」
春日「え?」
若林「いや、4回足を運んでまして、内2回は節電で早く閉まっちゃって入れなかったんですけど」
春日「そういうことね」
若林「岡本太郎展で、オブジェとか画が飾ってあって」
春日「うん」
若林「それで、モニターがあって、タモリさんがMCの番組で、岡本太郎が出ている映像が流れてるんですよ」
春日「ゲストで、岡本太郎が来て」
若林「そうそう。それをYoutubeで知ってて、その映像がスゴイ好きなんですよ。昔から知ってたんですけど」
春日「うん」
若林「それで、『自己紹介をお願いします』みたいにタモリさんが促したら、岡本太郎が『名前なんか人間は言わなくて良いんだよ。要らないんだよ、そんなものは』みたいに言って」
春日「飛ばすねぇ」
若林「飛ばしてるんですよ」
春日「ノッケからね」
若林「タモリさんが『名前なんか要らないですよね』って言って。『じゃあ、自分のことを言うので、"私"とかで良いんですか?』って言ったら、『"私"なんか言わなくて良いんだよ。ここに居たら良いんだよ』って言って。タモリさんも『そうですよね、"私"なんて言わなくて良いんですよね』って言った7分後くらいに、岡本太郎が『私はね』ってしゃべり出して(笑)」
春日「残念だなぁ(笑)」
若林「そういうところが好きで。タモリさんと岡本太郎の会った時の感じを聞きたかったんだけどね。いいとものレギュラーになってから。でも、朝からメイク室で『岡本太郎が好きで…』なんて喋りかけたら、俺がそれこそ『ぶってる(岡本太郎 好きぶってる)』って思われると思って」
春日「話し方によると思うけどね」
若林「この度、美術館で観たんで、『観に行ったんですよ』って言ったら、『お前、岡本太郎好きなのか?』って、すごいビックリされて」
春日「おお」
若林「そのビックリされた感じで、スゲェ俺のことを普段、馬鹿だと思ってるんだろうなって感じたんだけど(笑)」
春日「そうとは限らないけど(笑)」
若林「『お前、好きなんだ、意外に』って感じで。それで、『タモリさんの映像が流れてたんですよ』って言ったら、『ああ…それ、口説くのが大変だったんだよ』って話をしてくれて」
春日「うん」
さらに、以下のように語っていた。
若林「当時、岡本太郎が全然テレビに出なくて、その番組をきっかけに、おかしな芸術家が居るって色んな番組に出るようになったんだって」
春日「いわゆる、『芸術は爆発だ』っていうCMとかのイメージだよね」
若林「CMだけでなく、普段も言ってますけどね。そのCMよりも全然前の話で。それで、口説きに行った時の話も聞けてね。タモリさんが、青山の今、記念館になってるところに、プロデューサーとタモリさんで行ったんだって」
春日「へぇ~」
若林「打ち合わせとかでね。それくらい出て欲しいし、大物だったんだよね」
春日「MCの人が自らっていうのは珍しいよね」
若林「そうそう。それで行ったんだよって話をタモリさんがしてくれて。鋼で出来たオブジェが、人間くらい大きくて、それが庭に置いてあって。それを岡本太郎が金槌で『タモリくんね、これね、鋼のオブジェをね、自分で作ったのを叩くんだよ』って言って、ガツーン!ガツーン!って自分のオブジェを叩くんだって(笑)」
春日「ほう…」
若林「『せっかく自分で作ったオブジェをね、金槌で叩くのがね…』って。メッチャ尖ってるだろ?(笑)」
春日「ほう…初対面でしょ?ビックリしただろうね」
若林「『鋼のオブジェを叩くのが、気持ちいいんだよ、タモリくん』って言って。ガーン!ガーン!って叩くんだって。そうすると、中学生くらいの男の子が、塀から顔を出して、『おい、またやってんのかバーカ!』って言って走って行ったんだって」
春日「はははは(笑)」
若林「『バカって言われてもねぇ、叩くのが気持ちいいんだよ、タモリくん』って言って、ガーン!ガーン!って叩くんだって」
春日「もう、何言われようと関係無いんだね」
若林「そうそうそう。それで、番組収録して、面白い人だって話になって。打ち上げに行ったんですって。生け簀から網で魚を揚げて、捌くようなお店で、料理人の人が生け簀から揚げているのを見ていた岡本太郎が、『僕もやらせてくれぇ~』って言って、網をとって、魚を揚げるんだって」
春日「うん、うん」
若林「それが楽しくなっちゃったみたいで、もう延々と空になるまで揚げるんだって」
春日「結構入ってるだろうね」
若林「それを全部刺身に捌いたから、皿に載らなくなっちゃったんだって」
春日「はっはっは(笑)」
若林「それで、岡本太郎は一切れも魚を食わなかったんだって(笑)」
春日「食いたまえよ(笑)」
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