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伊集院光が語る「ラジオのDJになる原体験」
2011.05.10 (Tue)
2011年05月09日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、「ニコニコ生放送などで、生放送中に親が怒鳴り込んでくる」というジャンルが好きだ、と語られていた(伊集院光が語る「ニコニコ動画で好きなジャンル」)。
さらに、そこから自分自身でラジオのディスクジョッキーの真似事をしていた子供の頃の思い出について語られていた。
「ラジオのディスクジョッキーになりたいと思ったワケじゃないけど、カセットテープレコーダーで真似事をしてたんですよ。でも、そこにお袋がくるわけですよ。『ご飯できたわよ!』とかって。『何度言えば分かるの?』って言うんだけど、その時、俺はスゴイDJになってるワケですよ。『伊集院光のオールナイトニッポン』をやってるんです」
「…ズルイと思うんだけど、伝統の力っていうとそれまでなんだけど、何年経ってもラジオのコントであったり、パロディにされるときって、必ずオールナイトニッポンっていうよね。何年も(TBS)JUNKの方が数字は良くても、マネをするときってオールナイトニッポンだよね。悔しいから、こっちもオールナイトニッポンにしちゃおうか。ビタースイートサンバ流しちゃう?(笑)」
「その頃は伊集院光とかって芸名は無いから。自分で付けてね。そこは今、記憶に頑丈な鍵がかかってるんだけど、全然開けられないんだけど、なんか芸名があった気がする(笑)それなりの、俺しかしらない芸名があったと思う。なんか、ミックススパイシー田中みたいなヤツ。その感じ。コンバットナースステーション田中です、みたいな」
「まず風呂で『コンバットナースステーション田中のオールナイトニッポン』みたいなドナリを録って。その日、ミキサーの岡部さんが来てくれなかったから(笑)やり方知らないから、エコーの部分だけ風呂で録ってきて、部屋に戻ってきて、自分でハガキ書いて、自分で読むんだけど。悩み相談とかに乗るんだけど、スゴイ上から」
「どっちかというと、悩み相談の方が実寸じゃん。『学校で夏場になると、干し柿みたいなニオイするよな、田中来るとって言われます。どうしたら良いですか?』ってあらかじめ書いて。一つのテープレコーダーでビタースイートサンバ流して、もう一つのテープレコーダーで録りながら喋る、みたいなことをやってて(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
「マイクみたいなものも、後には出てくるけど、無いからそれで喋ってて。はがき読みながら、『そうか、そんな嫌なことを言うヤツがいるのかい。体臭がきついなんてのは、自分で選べることじゃないんだからね!』って…自分で自分を慰めて(笑)自分を大丈夫にしてくれるトークをDJがするわけよ」
「『そんなことを気にしててもしょうがないから、曲でも聴こうか』って言って、自分の持ってるレコードの中から曲をかけるじゃん。かけて、格好いい曲紹介とかするんですよ。もう、して良い立場になってから、1回もしたことの無い(笑)本物が揃ってから、1度もやらないでお馴染みの、イントロピッタリの曲紹介とかするの」
「それで、ここでキメだなっておもってるところで、お袋が『どうすんの?もうご飯食べちゃうわよ』とかって言ってきて。もう、『止めろよ』みたいな感じなんだけど、口に出したらテープに乗っちゃうから、言わずにトークを続けるんです。生放送魂ですよね」
「生放送よりもキツイのは、最初から録り直しになると、編集とかないから、お風呂から録り直しになるんですよ。1回読んだ相談から全部録り直しだから。お袋を流してると、段々、お袋の声もでかくなって。それで完全にテープに乗ったなって思ったら、『なんか…周りがウルサイけども』みたいな(笑)スゲェ恥ずかしいヤツ(笑)『ちょっと、モスクワ放送が混信してるのかな?』みたいなちょっと、面白いのも入れたりするんだけど」
「その後、ガラガラってドアが開いて、『早く食べちゃいなさい!』って入ってくるんですよ。もう、台無しですよ。『勝手に入ってきて、台無しだよ。スタジオに勝手に…』って言うと、『何がスタジオよ!』って言われて(笑)」と語っていた。
次の記事(伊集院光が語る「ニコニコ動画で一番ゾっとする動画」)に続く。
【関連記事】
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伊集院光が語る「ワッハッハ星人の話」
サンドウィッチマン「芸人になって叶えたかった夢」

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「…ズルイと思うんだけど、伝統の力っていうとそれまでなんだけど、何年経ってもラジオのコントであったり、パロディにされるときって、必ずオールナイトニッポンっていうよね。何年も(TBS)JUNKの方が数字は良くても、マネをするときってオールナイトニッポンだよね。悔しいから、こっちもオールナイトニッポンにしちゃおうか。ビタースイートサンバ流しちゃう?(笑)」
「その頃は伊集院光とかって芸名は無いから。自分で付けてね。そこは今、記憶に頑丈な鍵がかかってるんだけど、全然開けられないんだけど、なんか芸名があった気がする(笑)それなりの、俺しかしらない芸名があったと思う。なんか、ミックススパイシー田中みたいなヤツ。その感じ。コンバットナースステーション田中です、みたいな」
「まず風呂で『コンバットナースステーション田中のオールナイトニッポン』みたいなドナリを録って。その日、ミキサーの岡部さんが来てくれなかったから(笑)やり方知らないから、エコーの部分だけ風呂で録ってきて、部屋に戻ってきて、自分でハガキ書いて、自分で読むんだけど。悩み相談とかに乗るんだけど、スゴイ上から」
「どっちかというと、悩み相談の方が実寸じゃん。『学校で夏場になると、干し柿みたいなニオイするよな、田中来るとって言われます。どうしたら良いですか?』ってあらかじめ書いて。一つのテープレコーダーでビタースイートサンバ流して、もう一つのテープレコーダーで録りながら喋る、みたいなことをやってて(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
「マイクみたいなものも、後には出てくるけど、無いからそれで喋ってて。はがき読みながら、『そうか、そんな嫌なことを言うヤツがいるのかい。体臭がきついなんてのは、自分で選べることじゃないんだからね!』って…自分で自分を慰めて(笑)自分を大丈夫にしてくれるトークをDJがするわけよ」
「『そんなことを気にしててもしょうがないから、曲でも聴こうか』って言って、自分の持ってるレコードの中から曲をかけるじゃん。かけて、格好いい曲紹介とかするんですよ。もう、して良い立場になってから、1回もしたことの無い(笑)本物が揃ってから、1度もやらないでお馴染みの、イントロピッタリの曲紹介とかするの」
「それで、ここでキメだなっておもってるところで、お袋が『どうすんの?もうご飯食べちゃうわよ』とかって言ってきて。もう、『止めろよ』みたいな感じなんだけど、口に出したらテープに乗っちゃうから、言わずにトークを続けるんです。生放送魂ですよね」
「生放送よりもキツイのは、最初から録り直しになると、編集とかないから、お風呂から録り直しになるんですよ。1回読んだ相談から全部録り直しだから。お袋を流してると、段々、お袋の声もでかくなって。それで完全にテープに乗ったなって思ったら、『なんか…周りがウルサイけども』みたいな(笑)スゲェ恥ずかしいヤツ(笑)『ちょっと、モスクワ放送が混信してるのかな?』みたいなちょっと、面白いのも入れたりするんだけど」
「その後、ガラガラってドアが開いて、『早く食べちゃいなさい!』って入ってくるんですよ。もう、台無しですよ。『勝手に入ってきて、台無しだよ。スタジオに勝手に…』って言うと、『何がスタジオよ!』って言われて(笑)」と語っていた。
次の記事(伊集院光が語る「ニコニコ動画で一番ゾっとする動画」)に続く。
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