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星野源、アラサー以上の女性が自らを「女子」と呼ぶ理由を解説「もっとカワイイって言って!」
2017.02.23 (Thu)
2017年2月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月 25:00-27:00)にて、シンガーソングライター・俳優の星野源が、アラサー以上の女性たちが「女子」と自分たちのことを呼んだり、女性で集まることを「女子会」と呼ぶ理由について解説していた。
働く男

星野源:「女子」っていう呼び方には、若干抵抗が?
バカリズム:そうですね。なんか、自分たちでそうやって言ってんのって、「アラサー、アラフォーの人たちほど、やたら多めに言いたがるな」っていうふうに思いますけどね。
星野源:なるほど(笑)
バカリズム:10代、20代って、あんまり多分、自分でそんなに言わないと思うんですよ。
星野源:ああ。
バカリズム:そんなこと、宣言しなくても女子だから。
星野源:なるほど、なるほど。
バカリズム:アラフォー、アラサーは、自分から宣言しないと女子会にならないから。わざわざ言って、「女子会」にしてますよね。
星野源:なるほど。
バカリズム:しがみついている感は、ありますよね。
星野源:僕も、実は20代の前半とかは同じように思ってたんですよ。「なんでみんな『女子』っていうんだろう?なんだか納得がいかないぞ」と、思っていたんですけど。
バカリズム:うん。
星野源:僕、今もう全然違くて。
バカリズム:うん。
星野源:「全然いいじゃない?」っていう感じなんですよ。なぜかっていうと、僕、女装する機会が何度かありまして。
バカリズム:ええ。
星野源:女装をして、お芝居に出たりとか。女装をしてイベントに出たりとか。ただ女装をしたりとか。
バカリズム:はい。…ん?3つ目、なんか…(笑)
星野源:ふふ(笑)ただ、女装してみたりとか。それも、なかなかないんですけど(笑)
バカリズム:まぁ、あんまないっすね。
星野源:イベントで結構、出る機会が多くて、女装して。
バカリズム:ええ。
星野源:で、その練習っていうか、どうやったら女子にちゃんと見えるかっていうのを、家の中で練習するわけです。カツラとかを、手に入れて。
バカリズム:うん。
星野源:で、脚の毛とかを剃ってみて。
バカリズム:うん。
星野源:で、そうした時に、女装して人前に出て、褒められたことが何度かあったんですよ。「凄いカワイイね」と。
バカリズム:はい、はい。似合いそうですね。
星野源:で、凄い前ですけど。最近は、全然していないんであれなんですけど。写真を撮った時があったんですよ。和服を着て、「料亭の女将」みたいな。結構、ショートカットと言いますか、ボブとかまでいかないぐらいの髪の毛にして。
バカリズム:ああ、和だな。星野さんは和だ。
星野源:そしたら、レストランで撮ったんですけど、レストランの従業員のオジさんに、凄く気に入られて。
バカリズム:ふふ(笑)
星野源:レストランの(営業)終了後に借りて撮るっていう。
バカリズム:はい、はい。
星野源:で、オジさんが、もう酒を飲んでて。「ちょっと、ここに座れ」と。
バカリズム:はっはっはっ(笑)
星野源:「お酌をしろ」って言われたんですよ(笑)
バカリズム:ああ、はいはい。
星野源:めちゃくちゃ嬉しかったんですよ。「お前、カワイイな」って言われて。なんかそれ、凄い嬉しくって。
バカリズム:はい。
星野源:で、これ、女の子って、小っちゃい時から…男だったら「カッコイイ」とか、「強い」とか、ヒーロー物に憧れたりするわけじゃないですか。
バカリズム:はい。
星野源:それと同じように、「カワイイ」って言われることがめちゃくちゃ多いわけです。
バカリズム:うん、そうですね。
星野源:男の子でも、「カワイイ」って言われるけど。それを女の子は、より「カワイイ」とかっていうことが、ずっと続いて。それをなんて言うか、水を飲むように、繰り返すわけじゃないですか。
バカリズム:ふふ(笑)そうですね。
星野源:で、可愛い服を着たりとか、スカートを穿いたりとか、可愛い文房具を揃えたりとかっていうのが、普通になってきて。「女の子」みたいなことが、ずーっと、もう、本当に日常のように積み重なって、「カワイイ」って言われることに抵抗がないのと、「カワイイ」って言われなくなってくるわけじゃないですか、まぁ人によっては。
バカリズム:うん、うん。
星野源:でも、「ずーっと補給されていたあの栄養がなくなったら、そりゃあ欲しくなるよな」っていうのを、凄く思うわけです。
バカリズム:乾いているわけですね、彼女たちは。「カワイイ」に。
星野源:うん。だから、「女子」とかも言いたくなる気持ちも、凄く分かるし。
バカリズム:はっはっはっ(笑)
星野源:「もっとカワイイって言って!」って、やっぱ凄く思う。化粧も頑張りたいし、服も気を使いたいし、髪の毛だって凄く綺麗にしたいし。やっぱり、「カワイイって言って欲しい」って、凄く思ったんですよ、僕。
バカリズム:うん。
星野源:女装してみて(笑)
バカリズム:それを思ったのが、「女装してみて」っていうのが凄いですね(笑)
星野源:ふふ(笑)女の子の気持ちに、なりたいわけじゃないですか。
バカリズム:いや、でも僕、それは凄く分かります。たとえば、浴衣って女性、凄く着るじゃないですか。
星野源:はい。
バカリズム:で、女性自身も着ることが好きじゃないですか。
星野源:うん。
バカリズム:でも、男ってそんなに「みんながみんな、浴衣好きか?」って言ったら、そうじゃないと思うんですよ。
星野源:まぁ、たしかにそうですね。
バカリズム:僕も、全然そんなことないんですよ。浴衣、なんにも思わないんですね、露出度も少ないし。
星野源:うん、うん。
バカリズム:でも、たとえば夏とかに花火大会っつって、彼女が着てきた時に、ビジュアルには、特にカワイイと思わなくても、この日のために浴衣を用意して、ウキウキして着てきた、その女の子の心意気がカワイイ。
星野源:スッゲェ分かる(笑)分かる!(笑)
バカリズム:っていうことと、同じことですよね?
星野源:そうですね。
バカリズム:だから、アラサー/アラフォーぐらいよりも、むしろ自分よりもっと年上の。本当にもうオバちゃんたちが、キャッキャ言いながら、「女子」って言ってみてる感じは、「カワイイ」と思いますね。
星野源:たしかに、とってもカワイイですね。
バカリズム:リアルにしがみつこうとする感じは…
星野源:はっはっはっ(笑)多分、女装している時の俺は、そっちなんです(笑)
バカリズム:はっはっはっ(笑)リアルに(笑)
星野源:「もう、カワイイって言って欲しい!」と。「とにかく、もうちょっとしてどうにか可愛くなる方法はないのか?」と。
バカリズム:へぇ、嬉しかったんですね。
星野源:アレ、凄い気持ちいいんですよ。
バカリズム:男の人に言われるのがですか?
星野源:はい。
バカリズム:へぇ。
働く男

星野源:「女子」っていう呼び方には、若干抵抗が?
バカリズム:そうですね。なんか、自分たちでそうやって言ってんのって、「アラサー、アラフォーの人たちほど、やたら多めに言いたがるな」っていうふうに思いますけどね。
星野源:なるほど(笑)
バカリズム:10代、20代って、あんまり多分、自分でそんなに言わないと思うんですよ。
星野源:ああ。
バカリズム:そんなこと、宣言しなくても女子だから。
星野源:なるほど、なるほど。
バカリズム:アラフォー、アラサーは、自分から宣言しないと女子会にならないから。わざわざ言って、「女子会」にしてますよね。
星野源:なるほど。
バカリズム:しがみついている感は、ありますよね。
星野源:僕も、実は20代の前半とかは同じように思ってたんですよ。「なんでみんな『女子』っていうんだろう?なんだか納得がいかないぞ」と、思っていたんですけど。
バカリズム:うん。
星野源:僕、今もう全然違くて。
バカリズム:うん。
星野源:「全然いいじゃない?」っていう感じなんですよ。なぜかっていうと、僕、女装する機会が何度かありまして。
バカリズム:ええ。
星野源:女装をして、お芝居に出たりとか。女装をしてイベントに出たりとか。ただ女装をしたりとか。
バカリズム:はい。…ん?3つ目、なんか…(笑)
星野源:ふふ(笑)ただ、女装してみたりとか。それも、なかなかないんですけど(笑)
バカリズム:まぁ、あんまないっすね。
星野源:イベントで結構、出る機会が多くて、女装して。
バカリズム:ええ。
星野源:で、その練習っていうか、どうやったら女子にちゃんと見えるかっていうのを、家の中で練習するわけです。カツラとかを、手に入れて。
バカリズム:うん。
星野源:で、脚の毛とかを剃ってみて。
バカリズム:うん。
星野源:で、そうした時に、女装して人前に出て、褒められたことが何度かあったんですよ。「凄いカワイイね」と。
バカリズム:はい、はい。似合いそうですね。
星野源:で、凄い前ですけど。最近は、全然していないんであれなんですけど。写真を撮った時があったんですよ。和服を着て、「料亭の女将」みたいな。結構、ショートカットと言いますか、ボブとかまでいかないぐらいの髪の毛にして。
バカリズム:ああ、和だな。星野さんは和だ。
星野源:そしたら、レストランで撮ったんですけど、レストランの従業員のオジさんに、凄く気に入られて。
バカリズム:ふふ(笑)
星野源:レストランの(営業)終了後に借りて撮るっていう。
バカリズム:はい、はい。
星野源:で、オジさんが、もう酒を飲んでて。「ちょっと、ここに座れ」と。
バカリズム:はっはっはっ(笑)
星野源:「お酌をしろ」って言われたんですよ(笑)
バカリズム:ああ、はいはい。
星野源:めちゃくちゃ嬉しかったんですよ。「お前、カワイイな」って言われて。なんかそれ、凄い嬉しくって。
バカリズム:はい。
星野源:で、これ、女の子って、小っちゃい時から…男だったら「カッコイイ」とか、「強い」とか、ヒーロー物に憧れたりするわけじゃないですか。
バカリズム:はい。
星野源:それと同じように、「カワイイ」って言われることがめちゃくちゃ多いわけです。
バカリズム:うん、そうですね。
星野源:男の子でも、「カワイイ」って言われるけど。それを女の子は、より「カワイイ」とかっていうことが、ずっと続いて。それをなんて言うか、水を飲むように、繰り返すわけじゃないですか。
バカリズム:ふふ(笑)そうですね。
星野源:で、可愛い服を着たりとか、スカートを穿いたりとか、可愛い文房具を揃えたりとかっていうのが、普通になってきて。「女の子」みたいなことが、ずーっと、もう、本当に日常のように積み重なって、「カワイイ」って言われることに抵抗がないのと、「カワイイ」って言われなくなってくるわけじゃないですか、まぁ人によっては。
バカリズム:うん、うん。
星野源:でも、「ずーっと補給されていたあの栄養がなくなったら、そりゃあ欲しくなるよな」っていうのを、凄く思うわけです。
バカリズム:乾いているわけですね、彼女たちは。「カワイイ」に。
星野源:うん。だから、「女子」とかも言いたくなる気持ちも、凄く分かるし。
バカリズム:はっはっはっ(笑)
星野源:「もっとカワイイって言って!」って、やっぱ凄く思う。化粧も頑張りたいし、服も気を使いたいし、髪の毛だって凄く綺麗にしたいし。やっぱり、「カワイイって言って欲しい」って、凄く思ったんですよ、僕。
バカリズム:うん。
星野源:女装してみて(笑)
バカリズム:それを思ったのが、「女装してみて」っていうのが凄いですね(笑)
星野源:ふふ(笑)女の子の気持ちに、なりたいわけじゃないですか。
バカリズム:いや、でも僕、それは凄く分かります。たとえば、浴衣って女性、凄く着るじゃないですか。
星野源:はい。
バカリズム:で、女性自身も着ることが好きじゃないですか。
星野源:うん。
バカリズム:でも、男ってそんなに「みんながみんな、浴衣好きか?」って言ったら、そうじゃないと思うんですよ。
星野源:まぁ、たしかにそうですね。
バカリズム:僕も、全然そんなことないんですよ。浴衣、なんにも思わないんですね、露出度も少ないし。
星野源:うん、うん。
バカリズム:でも、たとえば夏とかに花火大会っつって、彼女が着てきた時に、ビジュアルには、特にカワイイと思わなくても、この日のために浴衣を用意して、ウキウキして着てきた、その女の子の心意気がカワイイ。
星野源:スッゲェ分かる(笑)分かる!(笑)
バカリズム:っていうことと、同じことですよね?
星野源:そうですね。
バカリズム:だから、アラサー/アラフォーぐらいよりも、むしろ自分よりもっと年上の。本当にもうオバちゃんたちが、キャッキャ言いながら、「女子」って言ってみてる感じは、「カワイイ」と思いますね。
星野源:たしかに、とってもカワイイですね。
バカリズム:リアルにしがみつこうとする感じは…
星野源:はっはっはっ(笑)多分、女装している時の俺は、そっちなんです(笑)
バカリズム:はっはっはっ(笑)リアルに(笑)
星野源:「もう、カワイイって言って欲しい!」と。「とにかく、もうちょっとしてどうにか可愛くなる方法はないのか?」と。
バカリズム:へぇ、嬉しかったんですね。
星野源:アレ、凄い気持ちいいんですよ。
バカリズム:男の人に言われるのがですか?
星野源:はい。
バカリズム:へぇ。
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