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南キャン・山里が語る「水川あさみの魅力」

2011.05.05 (Thu)
2011年05月04日放送の「山里亮太の不毛な議論」にて、映画『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』で共演した水川あさみについて語られていた。

山里「俺、映画に出たから舞台挨拶に行ったんですよ。5月14日公開の『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』、主演・竹野内豊さん、水川あさみね。それに私も役者として出てるワケですよ。先週の放送をお聞きの方は、出演時間10秒程度ってご存じですけどね」

「その10秒ちょっとでたましいを刻んだからこそ、舞台挨拶の話が来まして。昨日、その舞台挨拶に行ってきたわけです。先週、俺はこう言うって宣言してたじゃない?『はじめまして』って。他の出演者と全然絡んでないから」

「緊張もしてますよ。ホントの初対面だから。竹野内豊さん、水川あさみさん、超個性派俳優・柄本明さん、そして私ですよ。正直、竹野内豊さん、水川あさみさんのところに俺が行くのって、心配だったんですよ。クラスでも、イケメンの男の人、超美女のその間に入っていくわけですよ。イケメンと美女の間に、フナムシが入っていくワケですから。どうしますか?普通、イケメンがフナムシを踏むでしょ?」

「お土産の一つでも持って行かなきゃって思いまして、美味しいリンゴプリンを買っていこうと。貢ぎ物を持って行かなきゃ。俺みたいなフナムシが、裸で行ってもしょうがないじゃないですか。だから、持って行ったわけですよ。そこでですよ、水川あさみさんにお会いするの」

「舞台挨拶の直前の待機する場所が、まぁスゴイの。高級ホテル。ワンフロアの5部屋くらい貸し切っちゃって、一人一人、部屋が用意されてるの。それで、『水川あさみさんがいらっしゃったら、挨拶しに行きますので、教えてください』みたいなことは言ってあったの。そしたら、トントンってノックする音が聞こえて」

「呼びに来たなって思ったから、『はいはい~』って開けたら、そこに水川あさみさん本人がいるの。『今日、お願いしますね~』って言われて、『はっはい!』みたいになっちゃって。『それで、あの~これどうぞ』ってリンゴプリンの入った袋を渡そうと思ったら、『いらない』って言われて。『いらない、どうせ山ちゃんが用意するんだもん、いらない~』って言って」

「初対面なのに、スゴイ距離感が近いの。『え…あの…ちょっと、待ってくださいよ!』って、俺もスィッチが入って。『ちょっと、待ってくださいよ。美味しいプリン見つけたんですよ』って言ったら、『え?プリン?』ってテンション上がって。超可愛いですよ。クールビューティーな顔して、全然興味ないよ、みたいなツンな感じを演じてるのに、こっちの出したプリンに一瞬で女の子の顔に戻ったら…惚れてしまうじゃないのー!」

「それで、俺の所まで寄ってきて、『いただき!』って言ってとってったの。超可愛いでしょ?ねぇ?一番好きなの。『いただき!』なんてセリフ。その後、『ドロンさせていただきます』なんて言われた日には、惚れてしまうじゃないのー!」

「『美味しそうじゃん』って言って、肩をポンって叩くの。そうしたら、どう思いますか。ブラはずれてるんじゃないかって思うでしょ?ヤバイ、外れて黒いレースの、真ん中がバタフライのブラが外れちゃったらDカップのたわわなオッパイが見えちゃうでしょ。思いの外、ピンクな乳頭が見えちゃったらどうしようって思うでしょ?…なんか、トークの脇道が長いな(笑)」

「それで舞台挨拶の本番になりますよ。ワタクシ、攻めましたよ。リスナーのために頑張ったって報告したかったから、ちゃんと考えてね。『まず、ご挨拶を』って言われたから、『どうも、今日は、南海キャンディーズの山ちゃんではなくて、役者・山里亮太として来ました。お願いします』って言ったの。そうしたら、引くほどスベったね。アレってくらい。司会専門の人が、『なるほど、ありがとうございます』って言われて。なんてヒドイ返しじゃないですか」

「芸人がボケたんじゃないですか。浅い深いでの違いはあるけど…たしかに、つまんないよ。だけど、司会ってそういうの助けてくれるもんじゃない?…って思ってたんだけど、俺、日本アカデミー賞の授賞式でのインタビューで、同じセリフを全員に言ってるんだよね。オダギリジョーさんには、マイクを外して『カンベンして下さいよ』って言ったからね…因果応報ってそういうことだなって思った」

「汚名返上しなきゃって思ったんですけどね。次の質問で『俳優として演じられていかがでしたか?』って言われて。『芝居って楽しいなって思って。名のある共演者さんと一緒にやらせてもらうってことで、最初は緊張してたんですけど、息が合うというか、すごい楽しくやれたんですよね』って言った後、今回の最大のオチである『まぁ、誰にも会ってないんですけどね』でオチて笑いが来てくれるって思ってたんですよ」

「そうしたら、さっきまであんなに『なるほど分かりました』で終わってた司会者が、要らない助け船を出したりするんですよ。『…と言いますが、山里さんは、今回、お一人…』まで言われちゃって。『まぁ、一人でやってたんですけどね』って言ったら、フワっとしちゃって。俺の最後の懐刀だったんだけどね。スゴイ要らない泥舟がいっぱいきちゃって。スベっちゃったんですよ。しかも、質問の数が決められてるから。もう終わり、何のために来たんだよって思ってたんですよ」

「凹んでたその時。俺には天使の囁きに聞こえたね。水川あさみさんが俺の方に向いて一言。『ホント、なんで来たんですか?今日、来なくて良いと思いますけど』って言って、会場ドカーンですよ。それに対して、『ちょっと、ちょっと、水川さん!』って…もう、ホント良かった。何も無い、スベったままで終わると思ってた」

「そんなところで、役者さんなのに俺を落とすイジリをして、ウケさせてくれる。そんなこと、しなくて良いのよ。それなのに、助けてくれた。しかも、人が喋ってるところに入ってくなんて難しいワザだと思うの。それなのに、危険を顧みず、俺をウケさせようとしてくれた。そんなことされたら、惚れてしまうじゃないのー!」と語っていた。

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