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上田まりえ、フェニックス・オープン4度目優勝果たした松山英樹の17歳時の片鱗を語る「並大抵の精神力ではない」

2017.02.09 (Thu)
2017年2月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、フリーアナウンサーの上田まりえが、アメリカ男子ツアー「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で日本人最多となる4度目の優勝を果たした松山英樹の、17歳時に見せていた片鱗について語っていた。



伊集院光:ゴルフなんですけども、まぁスポーツ新聞は大騒ぎじゃないですか。

上田まりえ:そうですよ、一面。

伊集院光:松山英樹選手。大一面、トップの扱いですけど。上田まりえは、取材したこともあると言っていたので。

上田まりえ:そうですね。

伊集院光:「どれだけ、これは凄いことなの」というのを。

上田まりえ:まず、色々と凄いことがあり過ぎて、どこから説明して良いのか分からないんですけども。まず、日本人で海外メジャーを制した人、というのはまずいないんです。

伊集院光:まずいない。

上田まりえ:大前提として。それでまぁ、近々、4月にマスターズがあるわけなんですけど。それをもう狙える位置に来ている、と言われているんですね。日本人が、本当に誰もやったことがないことを松山君・・・松山選手は、どんどんやっていて。

伊集院光:凄い若い頃、取材しているのね。どうしても「松山君」になるということは。

上田まりえ:そう、そうなんですよ。まだ、アマチュアの頃に。

伊集院光:何歳くらい?

上田まりえ:17歳ですかね。

伊集院光:もう、松山少年の時に。

上田まりえ:そうです。まだ、高校生の時から。もう、ガタイが凄く良くて。集中力が凄いんですよ。私が、たまたま見た、その試合というのが宮崎で行われていたダンロップフェニックスという大会だったんですけど。

伊集院光:うん。

上田まりえ:1番から17番まで、ずっとパーで。パーで来て、ずっと耐えて、耐えて、最後の18番でイーグルをとったというプレーを見たことがあるんですよ。まず、パーを17ホールもとり続けることの本当に大変さ。

伊集院光:まぁ、ましてや若ければ若いほど、波が出てしまうものだけどという。

上田まりえ:ベテランでも崩れますし、ゴルフって。それを、最後にイーグルでシメる。なんて恐ろしい選手なんだ、とその時にも思ったんですけど。それで、しかも何が凄いかって、プロに転向以来このプレーオフ、松山選手、プレーオフ5戦5勝しているんですよ。というのは、凄い集中力なんですよね。

伊集院光:それは、まぁ僕は、ゴルフは本当にど素人なんですあれですけど、プレーオフで勝つというのは、また相当なことなの?

上田まりえ:凄いです。だってもう、優勝がかかっているし。一騎打ちなわけじゃないですか。相手と、3人とかでやる場合もあるんですけど。

伊集院光:はい。

上田まりえ:しかも、松山選手の場合、今回4打差の3位から出てきて、しかも去年の覇者ですよね、松山選手は。その争った選手というのは、12年に全米オープン優勝している選手なんですよ。そんな凄い選手と最後の最後、戦ってこの集中力を切らさないで逆転をして優勝をするというのは、並大抵の精神力ではないですね。

伊集院光:俺らは、やっぱり賞金が一番分かりやすいんだけど。今、全米ツアーの賞金ランキングのトップなんだよね。

上田まりえ:そうなんです。これも、日本人初ですね、今のところ。まだシーズン中ですけど、日本男子。そして、松山選手自身も、もう既に最高の賞金を獲得、更新したということになっていますね。

伊集院光:うん。

上田まりえ:それから、1シーズンでの複数勝利というのも、初めてなんですよ、今回。それなので今、シーズン2勝目を飾っているわけなんですけれでも、それも初めてという。

伊集院光:そうか。アメリカ通算4勝目というのは、丸山選手の記録は抜いていて、さらにその1シーズンで、2勝していることも。

上田まりえ:2勝というのも、これも日本人初ですね。なので、誰も日本人がやったことのない領域を、どんどん、どんどんいっている選手なので。だから本当に、ますますマスターズ、いけるんじゃないかという期待はしてしまいますよね。ゴルフファンなら多分、みんな夢を持っていると思います。

伊集院光:あの記事のデカさで、凄いことなんだと思うんだけど。今も聞いているだけで、何ランクも凄いことが重なっている上に、期待があるから。どこまでなんだろう、と思いながら。

上田まりえ:もう、末恐ろしいですね。

伊集院光:はい。活躍を楽しみにしたいと思います。


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タグ : 伊集院光,上田まりえ,松山英樹,

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