伊集院光、トランプ大統領の批判に揺れる日本に指摘「トランプに翻弄されていることが、日本の弱点」
2017.01.26 (Thu)
2017年1月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、アメリカのドナルド・トランプ大統領の批判によって揺れる日本について、「トランプに翻弄されていることが、日本の弱点」であり、国内で一丸となって、敵・味方に割れるべきではない、と指摘していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光：名指しで、「日本の自動車市場が不公平だ」と。
中村尚登：要するに、「アメリカ車が、日本で売れてないじゃないか。でも、それは日本が輸入を困難にしているからだ」と。「日本が売るのを困難にしている一方で、日本の方は、アメリカで車を売っているじゃないか」という。これを言ったわけですよね。
伊集院光：それも、別にアメリカ車に100%関税をかけています、とか。そういうことではないですよね。
中村尚登：日本は、アメリカ車に対する関税はゼロです。
伊集院光：ゼロですからね。
中村尚登：ゼロです。逆に、日本の車をアメリカに売る時に、アメリカは 2.5 % 関税をかけてますから。「だから、どう違うんだ？」ということですよね(笑)まぁ、確かにね、日本の国内で、色んな規制というか、排ガス規制とか、色々あったりするわけですが。
伊集院光：あと、免許のたとえば、軽自動車というところがあったりとか。それは多少、違うっていうことは分かりますけど。
中村尚登：そういうのがあるけれども、「だけど、それはそうでしょ？お互い、そういうことあるでしょ。どの国でも」っていう。だから、事実関係とかっていうのはね…こうなってくると、NAFTAに関しても、「北米自由貿易協定も見直すと」言ってて。「カナダと、メキシコがそれに乗ってこなかったら、もうNAFTAからも撤退するよ」って言ってるわけですよね。
伊集院光：うん。
中村尚登：そうすると、今、日本車のメーカーというのは、メキシコとカナダに工場を結構、置いてますので、どうなるのか。
伊集院光：うん。
中村尚登：あとは、元々、アメリカ国内にある工場の部分なんかにも、当然、影響してくる可能性あるわけですよね。全体的な戦略が変わってくる、と。その辺りも、全部踏まえて本気で言っているのかどうなのか、というのはね。そこはちょっと気になるところなんですよね。
伊集院光：僕、ちょっとここで大事なところだな、と思うのは…トランプ大統領になっちゃったのは、しょうがないとして。なっちゃったんで。これに対して、とんでもない、ある意味"敵"が現れた時に、「日本の国内が、きちんとしないと」って思うんだよね。
中村尚登：はい。
伊集院光：そうすると、「トランプに翻弄されてるじゃねぇか」っていうところが今、弱点だと思って。日本国内が割れることは、得策ではないような気はするんだよね。ここで、トランプっていう、とんでもない人に、日本が負けないように知恵を絞ってくためには、ある程度、上手にやる。
中村尚登：はい。
伊集院光：「トランプを安心させておいて、日本は…」みたいなことも含めて、上手にやんなきゃならないんだけど。ここのまた難しいところでね。そこは相当、利口にやらないと大変なことになっちゃうぞって思うんですけどね。
中村尚登：いや、だからね、本当にそれこそ、嘘をついちゃいけないですけども、だけど、ある程度の策を弄するというね。
伊集院光：そうなんです。
中村尚登：そういうことは考えていかないと、これからは。だから、真っ当なこと、今までの理論が通らないわけですから。
伊集院光：そうなんですよ。これが難しいのはね、自分達の日常で考えたら、もう「バカな振りして」っていうのが、一番良いんです。自分は、バカな振りして、それに乗ってる振りをして、上手に交渉していくのが良いんだけど。これが、国政っていうことになってくると、そこを突っ込まれちゃうから。「それじゃ、ダメなんじゃないか」みたいなことが、なかなか上手くいかないし。
上田まりえ：うん。
伊集院光：また、その「バカなふりをして、これをやっているんです」っていう建前で、策略を考えちゃうと、今度はまた、変な感じになってくる。国内向けの策略を考えちゃうと、変なことになっちゃうから、まぁ難しいんだけど。まぁ、毎回、まとめは「とんでもない奴が大統領になったな」って感じなんですけどね(笑)
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光：名指しで、「日本の自動車市場が不公平だ」と。
中村尚登：要するに、「アメリカ車が、日本で売れてないじゃないか。でも、それは日本が輸入を困難にしているからだ」と。「日本が売るのを困難にしている一方で、日本の方は、アメリカで車を売っているじゃないか」という。これを言ったわけですよね。
伊集院光：それも、別にアメリカ車に100%関税をかけています、とか。そういうことではないですよね。
中村尚登：日本は、アメリカ車に対する関税はゼロです。
伊集院光：ゼロですからね。
中村尚登：ゼロです。逆に、日本の車をアメリカに売る時に、アメリカは 2.5 % 関税をかけてますから。「だから、どう違うんだ？」ということですよね(笑)まぁ、確かにね、日本の国内で、色んな規制というか、排ガス規制とか、色々あったりするわけですが。
伊集院光：あと、免許のたとえば、軽自動車というところがあったりとか。それは多少、違うっていうことは分かりますけど。
中村尚登：そういうのがあるけれども、「だけど、それはそうでしょ？お互い、そういうことあるでしょ。どの国でも」っていう。だから、事実関係とかっていうのはね…こうなってくると、NAFTAに関しても、「北米自由貿易協定も見直すと」言ってて。「カナダと、メキシコがそれに乗ってこなかったら、もうNAFTAからも撤退するよ」って言ってるわけですよね。
伊集院光：うん。
中村尚登：そうすると、今、日本車のメーカーというのは、メキシコとカナダに工場を結構、置いてますので、どうなるのか。
伊集院光：うん。
中村尚登：あとは、元々、アメリカ国内にある工場の部分なんかにも、当然、影響してくる可能性あるわけですよね。全体的な戦略が変わってくる、と。その辺りも、全部踏まえて本気で言っているのかどうなのか、というのはね。そこはちょっと気になるところなんですよね。
伊集院光：僕、ちょっとここで大事なところだな、と思うのは…トランプ大統領になっちゃったのは、しょうがないとして。なっちゃったんで。これに対して、とんでもない、ある意味"敵"が現れた時に、「日本の国内が、きちんとしないと」って思うんだよね。
中村尚登：はい。
伊集院光：そうすると、「トランプに翻弄されてるじゃねぇか」っていうところが今、弱点だと思って。日本国内が割れることは、得策ではないような気はするんだよね。ここで、トランプっていう、とんでもない人に、日本が負けないように知恵を絞ってくためには、ある程度、上手にやる。
中村尚登：はい。
伊集院光：「トランプを安心させておいて、日本は…」みたいなことも含めて、上手にやんなきゃならないんだけど。ここのまた難しいところでね。そこは相当、利口にやらないと大変なことになっちゃうぞって思うんですけどね。
中村尚登：いや、だからね、本当にそれこそ、嘘をついちゃいけないですけども、だけど、ある程度の策を弄するというね。
伊集院光：そうなんです。
中村尚登：そういうことは考えていかないと、これからは。だから、真っ当なこと、今までの理論が通らないわけですから。
伊集院光：そうなんですよ。これが難しいのはね、自分達の日常で考えたら、もう「バカな振りして」っていうのが、一番良いんです。自分は、バカな振りして、それに乗ってる振りをして、上手に交渉していくのが良いんだけど。これが、国政っていうことになってくると、そこを突っ込まれちゃうから。「それじゃ、ダメなんじゃないか」みたいなことが、なかなか上手くいかないし。
上田まりえ：うん。
伊集院光：また、その「バカなふりをして、これをやっているんです」っていう建前で、策略を考えちゃうと、今度はまた、変な感じになってくる。国内向けの策略を考えちゃうと、変なことになっちゃうから、まぁ難しいんだけど。まぁ、毎回、まとめは「とんでもない奴が大統領になったな」って感じなんですけどね(笑)
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