TOPオードリーのANN ≫ オードリー・若林「テレビ番組の挿入歌を収録」

オードリー・若林「テレビ番組の挿入歌を収録」

2011.03.27 (Sun)
2011年03月26日放送の「オードリーのANN」にて、とある番組にて挿入歌を歌うことになった、と若林正恭が語っていた。

若林「先週、歌を唄ったじゃないですか。ウルフルズの『ええねん』を」

春日「はいはい」

若林「まぁ、知っている人もいるかも知れませんけど、僕はめちゃイケの『歌へた王』によく出てるんですけど」

春日「はい、見てますよ~」

若林「それで、この間初めて、歌のレコーディングの仕事をしてきたんですよ」

春日「えぇ?」

若林「歌のレコーディングの仕事を」

春日「それはめちゃイケの関係とかで?」

若林「違うんです。ウチの事務所に、ある番組の挿入歌をね」

春日「えぇ?」

若林「まぁ、正式発表まで言っちゃダメで、あんまり言えないけどね」

春日「レコーディングしたんでしょ。CDデビューではないんでしょ?」

若林「いや、CDデビューの可能性は残しておきます(笑)どこまで言って良いか分かんないけどね…ラジオは難しいんだから、色々訊いてくんなよ!今までも収録、放送前の番組のことを言ったら、2回ほど怒られたこともあったんですから(笑)」

春日「なんかあるらしいね、順番みたいなことが」

若林「そうですよ」

春日「とりあえず、歌を録ってきたと」

若林「ガッツリのレコーディングっていうのは初めてだったんですよ」

春日「それも本格的な感じ」

若林「ミュージシャンの人が…バンドとか歌手の人がレコーディングするスタジオですよ」

春日「防音のしっかりしているところ?壁が音を吸収する、みたいな」

若林「そうだよ、レコーディングスタジオなんだからさ!」

春日「そんな喧々言わんでも…」

若林「はっはっは(笑)レコーディングスタジオでレコーディングしてきたって言って、そんな防音が成り立ってないところでやらないだろ」

春日「本格的な所というか、仮のところでやってるのか…マイクとパソコンしかない、みたいなところじゃない、とりあえずのところじゃないんでしょ?そのレベルみたいなのがありそうじゃない?」

若林「うん、ちゃんとしたところでやってきたんですよ。ちょっと、黙って。本当にバンドとか歌手の人がやるところだったんです…話を遡ると、事務所にきたんですって。若林さんで歌を一発お願いしたいっていう依頼が、正式な文章で」

春日「なるへそ」

若林「最初は、私のマネージャーの湯沢さんが『おふざけ、いたずらの可能性もあるぞ』って言ってて。それはそうでしょ、僕は歌がヘタだし」

春日「イジられているか」

若林「そう、それで湯沢さんが向こうさんに電話をしたんですって。『ご存じですか?ウチの若林は、すごい歌がヘタなんですけど』って言ったら、向こうさんは『ちょっと待って下さい!下手じゃないんです、味があるんです』って言うんですって」

春日「ほう」

若林「湯沢さんが話を進めていく段階で、『下手なんですけど…』って言おうものなら、『味があるんです』って、川平慈英のような口調で言うんですって」

春日「『良いんです』って?」

若林「そういうトーンで『味があるんです』って」

春日「モノは言いようですな」

若林「言いようですよ。それで、やってみましょうかって話になって、私も行くわけになったんですよ。『どういうことなんですかね?僕が歌うなんて』って疑心暗鬼の気持ちでレコーディングスタジオに入りました」

春日「えぇ」

若林「のど飴なんか用意してまして、エンジニアさんとかディレクターさんにも迎え入れられまして。今まで、そうそうたるミュージシャンをレコーディングしてきた人たちですよ」

春日「何人くらい?」

若林「3人でしたね。デッカイ機械みたいなところもあって、深いソファーに座りましたよ」

春日「ミュージシャンがインタビュー受けるようなところでしょ?」

若林「ロッキンオンのインタビュー受けるようなところですよ」

春日「黒いヤツだ?」

若林「いや、ベージュ…それで座ったら、のど飴とか一通り用意されていて。喉が調子よかろうが悪かろうが変わらないけどね。どうなるか分からないから。基本的に、全部下手だけどさ」

春日「『何故、自分がここにいるのか』ってことだけどね」

さらに、以下のように語っていた。

若林「そう、それで『僕、あんまり上手くないんですけど…』って言ったら、『いえいえ、味があるんです』って話をされて」

春日「あぁ」

若林「それで曲を録る前に、まずは先に聴きましょうってことになって。歌は決まっていて、『リードありにします?無しにします?』って言われて。ヤバイ、と思ってね。『リードってなんですか?』って訊いちゃうと、終始イジられると予感したわけですよ」

春日「そんなことないでしょ(笑)」

若林「『若~さん』みたいね。そこでもう、"若林さん"の林が抜けますよ。俺、そういうところ気づいちゃうタイプだから」

春日「たいてい気づくと思いますけどね」

若林「それで、『リード無しでいきましょう』って言って。リード無しでって言った方が、強きかなって思って」

春日「ああ」

若林「『原曲と編曲どっち聴きます?』って言われたから、『両方聴きます』って言って。その方が安牌かなって思って。それで両方聴いて、不安になって。テクノっぽい、最近の曲っぽくて。それで、もうその時点でどこにどの歌詞を入れるのか、全然分かんないのよ」

春日「あぁ、なるへそ」

若林「どこを歌うのかが全く分かんないの」

春日「テクノっぽくなってるからってこと?」

若林「そう。それで、『リードありの方も聴いてみましょうか』と(笑)まだ分かってなかったけどね、リードって」

春日「何よ?リードって」

若林「俺が歌う場所を音で示してくれるところだったの。歌詞のところでね。俺の歌うメロディが入っているってところ」

春日「うん」

若林「それで、リードって俺が歌うところを示してくれてるんだ、絶対に聴いておかなければダメだったなって思って」

春日「そうだろうね。格好付けて無しだなんて言うから」

若林「それで、一通り聴き終わったら、ディレクターさんに『どこか、歌いにくいところあります?』って聴かれて。『基本、全部歌いにくいですよね。歌、下手なんだから』って言ったら、『そうですよね』って言われて(笑)」

春日「ふははは(笑)」

若林「何の確認だよ、と思ってね。それで『一通り聴いたから、じゃあ、やりましょうか』って言って。なんか、俺待ち、みたいな感じかと思ったから」

春日「うん」

若林「それでブースの中に入って立ったら、『あれ?もうやりますか?』って言われて。『え?』って言ったら、普通ミュージシャンって、喉を整えたり、発声っていうのかな、声を出したり気持ち待ち、みたいなのがあるんだって」

春日「気持ち待ち?」

若林「集中してね」

春日「パッと歌ってサッと帰る、みたいな感じじゃないんだね」

若林「そうそう。すぐにいくのも何だなって思って、『気持ち待ちします』って言って」

春日「1回立ったのに?」

若林「ソファーに姿勢正して座って、じっとしているっていう、謎の3分間があったんだよね(笑)」

春日「周りは、『気持ちを作ってる』って思ってたのかな?」

若林「完全に手持ちぶさたですよ(笑)」

春日「目をつぶったりとか、下を向いたりとか」

若林「ううん、背筋伸ばして座って、爪の甘皮を剥いてるだけ。それで『気持ち出来ました』って言って。いきましょうって言って」

春日「うん」

若林「つまみの上げ下げをする機械があって、『これが返しです』とかって説明されるんですけど、それが分かんないんですよ。向こうは何百人とレコーディングしているエンジニアさんだから、『これがメトロノームで、これがテンポで、これがエコーで…』って説明されて。それで、『これがリードで…』って言われたところで、それだけは上げなきゃなって思ったんですよ。メトロノームなんか上げようものなら、よけいに歌えなくなるわって思って」

春日「そうだね…ミュージシャンとかは、そういうのを聴きながらレコーディングするわけなんだ」

若林「練習しましょう、一回って言われて。ディレクターさんに『返しどうですか?』って言われて。『一番良いです』って言って(笑)」

春日「ふははは(笑)比較する標準のが無いでしょ。何をもって一番なの?」

若林「『返しって何ですか?』って訊いて、レコーディングのテンポを崩したくなかったの。『返しって何ですか?』って訊いた時点で、向こうは『アホと仕事しなきゃなんないんだ』って思うから」

春日「そうは思わないでしょ。向こうは『芸人が来た』って思ってるんだから」

若林「でも、芸人が来ても『返しどうですか?』って訊いてくるってことは、知ってなきゃオカシイこたじゃないかと、ビクビクしちゃって。アウェイだからさ」

春日「なるほどね」

若林「『返しどうですか?』って訊かれて『1番良いです』って言ったら、『はい?』って訊き返されちゃって(笑)」

春日「裏目に出ちゃってるじゃないか(笑)」

若林「七つのつまみのなかで一番良いって言いたかったんですけど、『はい?』って訊き返されちゃったから、『…あぁ、あいす!』って言って誤魔化して」

春日「ヒドイね(笑)」

若林「リードに沿って歌うんですけど、向こうのスタッフさんとか湯沢さんとかの声は全然聞こえないの。それで、柱一本あって、エンジニアさんが右手に見えて、一切、笑ってなかったね。色々パソコンをいじってて」

春日「操作しなきゃいけないからね」

若林「それで、良い悪いなんて分からないから。漫才だったら、笑ってる、笑ってないですぐに分かるけど」

春日「うん、判定の基準が分からないからね」

若林「下手な方が良いのか、下手の中でも上手い方が良いのか…『味があるんです』って言われてるから。味って分かんないでしょ」

春日「人それぞれ感じ方が違うからね」

若林「歌うけど、もう暗闇にパンチをいっぱい出すように歌いましたよ、私」

春日「パンチ出しただけたいしたもんだけど」

若林「歌い終わるわけですよ。そうしたら、向こうの人が話してくれる1分の間があるわけですよ。何をやりとりしてるんだろう、向こうでって思って。『ちょっと違うなぁ』だったら怖いし。ビクビクして待ってたら、『若林さん、一発OKです!』って言われて。初めてですって、一発OK」

春日「たいしたもんだね」

若林「それで、ブースを出たら、『さすがですね』って言われて。下手だから上手くなりようがないでしょ、こっちは。『完璧ですね』って言われたけど、『完璧ですねって言われても、この場合何が完璧なのか…素直に喜べないんですけれども』って言って」

春日「出た~けれどもツッコミ!」

若林「『声が良いですよね』って言われて。『ウソですよね、それ』って言ったら、返事が返ってこなかった(笑)」

春日「でも、一発OKだったんでしょ?」

若林「『こちらが欲しいモノ、全ていただきました』って言われて。『でも、下手ですから…』って言ったら、『いや、味があるんです!』って、また言われて。『じゃあ、何で笑ってたんですか?』って訊いたら、『いや、オモシロクって』って言われて。じゃあ、下手なんじゃないか!みたいな、会話がありましたね」

春日「ふふふっ(笑)」

若林「それで、時間が巻きに巻いちゃって。1発OKなもので。それで、『もう一回だけ、若林さんは感情が無い感じで歌ってるじゃないですか』って言われて、いや、こっちは感情を無くして歌ってるわけじゃないんですけどね(笑)そうなっちゃってるから。『次は、楽しくて楽しくてしょうがないって感じで、予備で録らせてください』って言われて」

春日「別のバージョンね」

若林「俺は、感情が乗らないで、芝居も歌も下手なわけじゃないですか。その俺に、感情を要求してくるわけですよ。その瞬間、俺の中で歯車が狂い倒してね。もう、楽しく歌ってるはずが、そっからレコーディングが難航して」

春日「そうか」

若林「『若林さん、声を大きくするってことではなく、楽しく、ということです』って言われてね。楽しくってどうやれば良いのかなって思って。それで俺の作戦が、腰から下が見えないんで、ボックスを踏みながら歌うってものだったんだけど…『足音入っちゃってます』と」

春日「ふははは(笑)」

若林「Aメロで止められちゃって」

春日「難しいですな」

若林「なんとか終わって、また出たら『声が良いですね~』って3人が声を揃えて言うんですよ。それで何も埋められてないからねって思ったんですけど」

春日「良いじゃん、褒められてるんだから」

若林「『今までのレコーディングで最短です』って言われて。ワンフレーズごとに止めたりとかして。何なら、このラジオでもジングルを録ってますけど、あれより早かったですからね」

春日「相当早いね」

若林「えぇ。もう帰るワケですよ。1時間弱くらいで。3時間くらいの予定がですよ。…番組の挿入歌って口を滑らしちゃったんですけど、僕と同じ立場で、同じように並んでる人たちがいて。東南アジアの外国の方で、全く何言っているか分からない人と俺なんです(笑)」

春日「ふはははは(笑)歌詞とかじゃないと」

若林「全く何言っているか分からない人と、俺の歌の下手さって、全くおなじところに並べられてるんです」

春日「なるほどね、だから『声が良い』ってずっと言われてたんだね」と語っていた。

【関連記事】
オードリー若林が語る「Twitterによる弊害」

オードリー・若林「春日を自宅に上げたくなかった理由」

オードリー・若林「他人をどうしても怒らせてしまう人」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : オードリー,若林正恭,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  オードリーのANN
次の記事:有吉弘行「次長課長・河本、MAX・NANAとの不思議な縁」

前の記事:オードリー・若林「MCをやって有吉弘行に睨まれる」