博多大吉、M-1決勝ファイナルで銀シャリを推した要因について語る「教科書なしで、よく銀シャリってここまでやった」
2016.12.17 (Sat)
2016年12月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、M-1グランプリ2016の審査員を務めるにあたって、決勝ファイナルで銀シャリを推した要因について語っていた。
博多華丸・大吉式ハカタ語会話

博多大吉:僕が、最後に銀シャリを推しましたけど、なんで銀シャリを推したかって言うと、僕、優勝コンビは3項目で見ようと思ったんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:一番客席からウケた、爆笑をとったコンビ。一番客席にハマったというか、応援されたコンビ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:一番技術が凄かったコンビ。この3項目の内、2項目をとったコンビを優勝に推そうと思って事前にスタンバイしてて。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そしたら、一番爆笑をとったのが和牛。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:一番、客席から「頑張れ」みたいな、客席とスイングしたのがスーパーマラドーナ。一番、上手やったのが銀シャリやったんですよ(笑)
赤江珠緒:うわぁ、そういうことですか。
博多大吉:「うわぁ、どうしよう」って思って。こうなると、基本ルールは二本目で見るんだけど、一本目から考えなきゃいけないんじゃないかな、とか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:あるんですよ。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:アレってね、「結果はCMのあとで」とか言うから、みんなCMの間に考えてるくらいに思ってるでしょ?
赤江珠緒:うん。
博多大吉:アレ、違うんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:「どうぞ」って言われて、1分半くらいに決めなきゃいけないんですよ。
赤江珠緒:ああ、そうなんですか。
博多大吉:全員が押してからCMなんで。
赤江珠緒:ああ、そうなんだ。その時点でもう押してるんだ?
博多大吉:押してるんですよ。だからもう、結構ギリギリの戦いっちゃ戦いですね。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:色々あって、そんなね、真面目な話するのもどうか分かりませんけど、僕が最後、銀シャリを推したのは、もう悪いけどみんな面白かった、と。銀シャリはちょっと笑いの量落ちました。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:でも、これは現役の漫才師として、3組爆笑って続かないんですよ。
赤江珠緒:へぇ。
博多大吉:たとえば、どんなコンビが劇場に出ても。たとえば、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、この3組が出た時に、どんな順番組んでも、3組目ってちょっと落ちるの。
赤江珠緒:ああ、そういうことか。
博多大吉:お客さんって、爆笑3組はないっていうのは、肌で分かってたから、銀シャリが笑いの量少ないなんて、僕は全く問題にしてなくて。
赤江珠緒:ああ、なるほどね。
博多大吉:「むしろ、あの笑いの量をよくとれたな」っていうのがあったのと。
赤江珠緒:観る人の笑いの体力ももたないんだ。
博多大吉:3組続けてって、まぁないんですよ。
赤江珠緒:なるほど。
博多大吉:あと、漫才コントっていうのが主流なんですよ。「コンビニの店員やるから、客やって」とか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そういう、漫才コントっていうのが今の漫才師は9割ぐらい漫才コントやってるんですね。
赤江珠緒:ああ、そうですね。
博多大吉:でも、銀シャリみたいなああいうスタイルっていうのは、東京でいうとナイツとかやってますけど、関西とかでやってる人があんまりいなくて。そう思った時に、教科書なしでよく銀シャリってここまでやったんだなぁって思ったのと、一応、僕は審査員だったんで、福岡吉本っていう、教科書が一つもないところから育ってきた芸人だと思ってるんですね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そんな僕が選ぶんだったら、やっぱり銀シャリしかねぇなって思って、僕は銀シャリ推したんです。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:で、CM行きました。それで、ようやく見ようと思って。アレ、両隣の審査員の点数、見ようと思えば見れるんですよ。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:でも、それはプライドがあるから。そんなことはやっちゃいけない、お客さんも見てるしって思ってずっと正面見てやるんですけど、自分が押した後は見れるじゃないですか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:銀シャリ押して、さぁって思って見たら、松本さんは和牛、中川家・礼二君はマラドーナ。「終わった」って思いましたよ(笑)
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:「ああ~やらかした。ああ~この2人とかぶってない。俺だけ銀シャリ押したんだ」って思って。その隣までは見れなかったから。そしたら、両端の巨人師匠と上沼さんが銀シャリだったんで、優勝したんですよ。
赤江珠緒:はい。
博多華丸・大吉式ハカタ語会話

博多大吉:僕が、最後に銀シャリを推しましたけど、なんで銀シャリを推したかって言うと、僕、優勝コンビは3項目で見ようと思ったんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:一番客席からウケた、爆笑をとったコンビ。一番客席にハマったというか、応援されたコンビ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:一番技術が凄かったコンビ。この3項目の内、2項目をとったコンビを優勝に推そうと思って事前にスタンバイしてて。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そしたら、一番爆笑をとったのが和牛。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:一番、客席から「頑張れ」みたいな、客席とスイングしたのがスーパーマラドーナ。一番、上手やったのが銀シャリやったんですよ(笑)
赤江珠緒:うわぁ、そういうことですか。
博多大吉:「うわぁ、どうしよう」って思って。こうなると、基本ルールは二本目で見るんだけど、一本目から考えなきゃいけないんじゃないかな、とか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:あるんですよ。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:アレってね、「結果はCMのあとで」とか言うから、みんなCMの間に考えてるくらいに思ってるでしょ?
赤江珠緒:うん。
博多大吉:アレ、違うんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:「どうぞ」って言われて、1分半くらいに決めなきゃいけないんですよ。
赤江珠緒:ああ、そうなんですか。
博多大吉:全員が押してからCMなんで。
赤江珠緒:ああ、そうなんだ。その時点でもう押してるんだ?
博多大吉:押してるんですよ。だからもう、結構ギリギリの戦いっちゃ戦いですね。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:色々あって、そんなね、真面目な話するのもどうか分かりませんけど、僕が最後、銀シャリを推したのは、もう悪いけどみんな面白かった、と。銀シャリはちょっと笑いの量落ちました。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:でも、これは現役の漫才師として、3組爆笑って続かないんですよ。
赤江珠緒:へぇ。
博多大吉:たとえば、どんなコンビが劇場に出ても。たとえば、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、この3組が出た時に、どんな順番組んでも、3組目ってちょっと落ちるの。
赤江珠緒:ああ、そういうことか。
博多大吉:お客さんって、爆笑3組はないっていうのは、肌で分かってたから、銀シャリが笑いの量少ないなんて、僕は全く問題にしてなくて。
赤江珠緒:ああ、なるほどね。
博多大吉:「むしろ、あの笑いの量をよくとれたな」っていうのがあったのと。
赤江珠緒:観る人の笑いの体力ももたないんだ。
博多大吉:3組続けてって、まぁないんですよ。
赤江珠緒:なるほど。
博多大吉:あと、漫才コントっていうのが主流なんですよ。「コンビニの店員やるから、客やって」とか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そういう、漫才コントっていうのが今の漫才師は9割ぐらい漫才コントやってるんですね。
赤江珠緒:ああ、そうですね。
博多大吉:でも、銀シャリみたいなああいうスタイルっていうのは、東京でいうとナイツとかやってますけど、関西とかでやってる人があんまりいなくて。そう思った時に、教科書なしでよく銀シャリってここまでやったんだなぁって思ったのと、一応、僕は審査員だったんで、福岡吉本っていう、教科書が一つもないところから育ってきた芸人だと思ってるんですね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そんな僕が選ぶんだったら、やっぱり銀シャリしかねぇなって思って、僕は銀シャリ推したんです。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:で、CM行きました。それで、ようやく見ようと思って。アレ、両隣の審査員の点数、見ようと思えば見れるんですよ。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:でも、それはプライドがあるから。そんなことはやっちゃいけない、お客さんも見てるしって思ってずっと正面見てやるんですけど、自分が押した後は見れるじゃないですか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:銀シャリ押して、さぁって思って見たら、松本さんは和牛、中川家・礼二君はマラドーナ。「終わった」って思いましたよ(笑)
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:「ああ~やらかした。ああ~この2人とかぶってない。俺だけ銀シャリ押したんだ」って思って。その隣までは見れなかったから。そしたら、両端の巨人師匠と上沼さんが銀シャリだったんで、優勝したんですよ。
赤江珠緒:はい。
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