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えのきどいちろう、成宮寛貴が引退に追い込まれた週刊誌による個人攻撃の問題点を指摘「個人のスキャンダルにしか向かない」
2016.12.13 (Tue)
2016年12月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土 9:00-13:00)にて、コラムニストのえのきどいちろうが出演し、元俳優・成宮寛貴が引退にまで追い込まれた報道の問題点について語っていた。
成宮寛貴10周年記念メモリアル本「Hiroki Narimiya Anniversary Book10」

えのきどいちろう:やっぱり、僕らメディアで原稿を書いていたりする人間としては、凄く大事なことは、今年は週刊誌の年じゃん。
出水麻衣:そうですね。
えのきどいちろう:週刊誌とか、スポーツ新聞。スポーツ新聞も、たとえばこのスポニチは、さっきの「成宮ゲイ引退」というデッカイ見出し。物凄いデカイよ、この記事(笑)
出水麻衣:そうですね、見出しの文字が、それだけページの半分以上を占めているという。
えのきどいちろう:駅売りで言うと、「何これ?」って、手にとる人を、フックしようと。
出水麻衣:意識している。
土屋伸之:そういう見出しですね。
えのきどいちろう:売れれば良いわけじゃん、いわば。だから、そういうことをやっているわけですよね。
土屋伸之:はい、はい。
えのきどいちろう:週刊誌や見出しで、フックしていこうという感じになっていて。大体、そういう週刊誌のジャーナリズムとか、スポーツ新聞のジャーナリズムとかって、個人のスキャンダルにしか向かないんですよね。
土屋伸之:ああ。
えのきどいちろう:だから、わりともうちょっと大きな社会的な害悪とかみたいなところには向かなくて。個人の裏を、突っつくみたいなことにばかりなっていて。
土屋伸之:うん、なるほどね。
えのきどいちろう:みんなわりとこうなんか…かなりキツイですよね、今年の。
出水麻衣:ねぇ。人生変わっちゃった方が、たくさんいらっしゃいますね。
えのきどいちろう:人生変わっちゃった方がいるし。「それは、元々悪いからじゃないかよ」と言うけど、本当に犯罪はダメよ。犯罪はダメなんだけど、個人のセクシャリティのこととかさ。
塙宣之:だから、標的にされちゃうと、大変ですよね。
えのきどいちろう:大変ですよね。
塙宣之:そういうことが、できちゃいそうですもんね。ハメようと思ったら。
えのきどいちろう:ハメようということが、できちゃいそうだし。僕ら、例えばもうちょっと犯罪のレベルは置いておくとして、友達なんかで、「お前、本当にしょうがねぇな」と言って、セコさとかさ、小さいこととかがやっぱりさ、仲間内で言うと、好きなんですよ。
塙宣之:うん。
えのきどいちろう:そういうツルンとした、何にもスキャンダルのないツルーンとしたことよりか、「お前、本当にしょうがねぇな」とか。
土屋伸之:失敗談とか。
えのきどいちろう:そこが良いじゃん。
出水麻衣:そうですね。そういうところに、愛着が湧いたりしますよね(笑)
えのきどいちろう:そういう、ギザギザというか指紋がついているみたいなところを、みんなツルツルにされちゃうような感じっていうのが…プライバシーの暴露とかさ。
塙宣之:イメージが、成宮君なんかは真逆だから。そういうところもあるんでしょうね。
えのきどいちろう:そういう人が許容されて。人間らしい部分を出しても、僕はそのセクシャリティとかいうのは、人間らしい部分だと思うから。
出水麻衣:はい。
えのきどいちろう:だから、そういうのを出しても良い感じの世の中にならないと、救いがないですよ。
土屋伸之:成宮さんは、もう芸能界を引退されましたから。フライデーが、本当にこれが誤報とか、罠にハメて、でっち上げてとかっていうことなのかどうかって、その辺の真相は、ちょっと知りたいですけどね。
えのきどいちろう:知りたいですね。だから、そういう週刊誌とかのジャーナリズムの1つの健全なところっていうと、スクープ合戦とかって、「アイツらがやったことの裏を取材する」みたいなことっていうのは、元々は気質としてはあるはずなんで。
土屋伸之:なるほど、なるほど。
えのきどいちろう:なるほど、なるほど。だから、どういう感じの裏はあったのか、みたいなことについては、みんな興味がある。あると言えば、あるじゃないですか。
土屋伸之:そうですね。
えのきどいちろう:それは、ちゃんとやって欲しいな。検証し合う感じというのは、やって欲しいなと思いますけど。そうじゃないと、ちょっと、ゲンナリしちゃう感じになってますね。
出水麻衣:そうですよね、急展開でしたからね。
土屋伸之:現時点では、ちょっと分からないので、何とも言えないかな、ということでしょうか。
成宮寛貴10周年記念メモリアル本「Hiroki Narimiya Anniversary Book10」

えのきどいちろう:やっぱり、僕らメディアで原稿を書いていたりする人間としては、凄く大事なことは、今年は週刊誌の年じゃん。
出水麻衣:そうですね。
えのきどいちろう:週刊誌とか、スポーツ新聞。スポーツ新聞も、たとえばこのスポニチは、さっきの「成宮ゲイ引退」というデッカイ見出し。物凄いデカイよ、この記事(笑)
出水麻衣:そうですね、見出しの文字が、それだけページの半分以上を占めているという。
えのきどいちろう:駅売りで言うと、「何これ?」って、手にとる人を、フックしようと。
出水麻衣:意識している。
土屋伸之:そういう見出しですね。
えのきどいちろう:売れれば良いわけじゃん、いわば。だから、そういうことをやっているわけですよね。
土屋伸之:はい、はい。
個人をターゲットにする週刊誌・スポーツ新聞
えのきどいちろう:週刊誌や見出しで、フックしていこうという感じになっていて。大体、そういう週刊誌のジャーナリズムとか、スポーツ新聞のジャーナリズムとかって、個人のスキャンダルにしか向かないんですよね。
土屋伸之:ああ。
えのきどいちろう:だから、わりともうちょっと大きな社会的な害悪とかみたいなところには向かなくて。個人の裏を、突っつくみたいなことにばかりなっていて。
土屋伸之:うん、なるほどね。
えのきどいちろう:みんなわりとこうなんか…かなりキツイですよね、今年の。
出水麻衣:ねぇ。人生変わっちゃった方が、たくさんいらっしゃいますね。
えのきどいちろう:人生変わっちゃった方がいるし。「それは、元々悪いからじゃないかよ」と言うけど、本当に犯罪はダメよ。犯罪はダメなんだけど、個人のセクシャリティのこととかさ。
塙宣之:だから、標的にされちゃうと、大変ですよね。
えのきどいちろう:大変ですよね。
塙宣之:そういうことが、できちゃいそうですもんね。ハメようと思ったら。
現代は「人間らしさ」が許容されない社会に
えのきどいちろう:ハメようということが、できちゃいそうだし。僕ら、例えばもうちょっと犯罪のレベルは置いておくとして、友達なんかで、「お前、本当にしょうがねぇな」と言って、セコさとかさ、小さいこととかがやっぱりさ、仲間内で言うと、好きなんですよ。
塙宣之:うん。
えのきどいちろう:そういうツルンとした、何にもスキャンダルのないツルーンとしたことよりか、「お前、本当にしょうがねぇな」とか。
土屋伸之:失敗談とか。
えのきどいちろう:そこが良いじゃん。
出水麻衣:そうですね。そういうところに、愛着が湧いたりしますよね(笑)
えのきどいちろう:そういう、ギザギザというか指紋がついているみたいなところを、みんなツルツルにされちゃうような感じっていうのが…プライバシーの暴露とかさ。
塙宣之:イメージが、成宮君なんかは真逆だから。そういうところもあるんでしょうね。
えのきどいちろう:そういう人が許容されて。人間らしい部分を出しても、僕はそのセクシャリティとかいうのは、人間らしい部分だと思うから。
出水麻衣:はい。
えのきどいちろう:だから、そういうのを出しても良い感じの世の中にならないと、救いがないですよ。
成宮寛貴について、他誌の裏取りは?
土屋伸之:成宮さんは、もう芸能界を引退されましたから。フライデーが、本当にこれが誤報とか、罠にハメて、でっち上げてとかっていうことなのかどうかって、その辺の真相は、ちょっと知りたいですけどね。
えのきどいちろう:知りたいですね。だから、そういう週刊誌とかのジャーナリズムの1つの健全なところっていうと、スクープ合戦とかって、「アイツらがやったことの裏を取材する」みたいなことっていうのは、元々は気質としてはあるはずなんで。
土屋伸之:なるほど、なるほど。
えのきどいちろう:なるほど、なるほど。だから、どういう感じの裏はあったのか、みたいなことについては、みんな興味がある。あると言えば、あるじゃないですか。
土屋伸之:そうですね。
えのきどいちろう:それは、ちゃんとやって欲しいな。検証し合う感じというのは、やって欲しいなと思いますけど。そうじゃないと、ちょっと、ゲンナリしちゃう感じになってますね。
出水麻衣:そうですよね、急展開でしたからね。
土屋伸之:現時点では、ちょっと分からないので、何とも言えないかな、ということでしょうか。
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