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ナイナイ岡村「大地震の中、グータンヌーボの収録してた」
2011.03.19 (Sat)
2011年03月17日放送の「ナイナイのANN」にて、今回の東日本大震災を受けて、岡村隆史がその瞬間の様子と影響について語っていた。

岡村「我々みたいな、チンピラコメディアンには、何も出来ることはないんですけど、いつもどおり一人でも、一日でも早く笑顔になれるように、というふうに思っております」
矢部「そうですね」
岡村「というのも、ちょこちょこ、『心温まるような番組が観たいです』みたいなメールをいただくようになりましたので、なんとかね…今日、完全に旅猿SPは飛んでしまったんですけど」
矢部「そういう番組は、たくさん変更されてますから」
岡村「ラジオは、このまま生でやっていこうと思っております」
矢部「そうですね」
岡村「本当に、色々…ビックリしましたけども」
矢部「今までにないことやし、今まで観たことのない映像やったし」
岡村「そうなんですよ。阪神淡路大震災の時も、我々は東京にいたので、どうなったのかというのも、後々知ったんですけど。…今回、かなり揺れましたよ」
矢部「東京の方でもね」
岡村「その時、ちょうどロケやってまして、『グータンヌーボ』の収録で、ちょうど『白石美帆さん、どう思われますか?』って言ったときに、グラグラってきまして」
矢部「うん」
岡村「そこから、6階で収録してたんですけど、オシャレなライトが吊る下がってたんですけど、そこがめちゃくちゃ揺れて」
矢部「それは揺れますよね、ライトは」
岡村「窓から、高速が見えたんですけど、麻布十番の新一の橋のところやったんですけど、高速の上の車も凄かったよ。それで、どうしようかと思って…部屋からみんな出て行くんですけど、降りるのか降りないのかって顔を見合わせていて、でも、まだ揺れているから」
矢部「うん」
岡村「そうしたら、大谷マネージャーが真っ白な顔で上がってきて」
矢部「そりゃみんな顔色変わるわ」
岡村「階段で一回、降りましょうってことになって」
矢部「外に出るってことね」
岡村「階段の方に行ったら、壁にヒビが入ってて。崩れてて」
矢部「すごいなぁ」
さらに、以下のように語っていた。
岡村「そっからロケバス待機になって」
矢部「うん。ロケバスは外にあるのね」
岡村「外にあって。とりあえず、そこに乗っててってことになって。それで、そろそろおさまって、収録再開しましょうかってなったけど、また揺れるから」
矢部「しばらくあったもんね」
岡村「その繰り返しで。番組はどうなるか分かりませんけど、収録は、せないけませんから」
矢部「あれも判断難しいところですけどね。あんなこと、滅多にないから」
岡村「ロケやっている最中も、揺れたんですけど、これに触れて良いのかどうかっていうのもね。放送される頃は、どんな状態か分からないから。どこが震源地とかも分かってないから」
矢部「うん」
岡村「それも触れてはダメなのかなって思いながら仕事しているから、ちょっと変なことになってるかも分からん」
矢部「それは、しょうがないけどね」
岡村「収録終わって、そんで喫茶店に行って。一人で帰るのもアレやなって思って」
矢部「交通機関もちょっと乱れ始めてるんやないの?」
岡村「人がすごいのよ、両サイドに。メッチャ同じ方向に歩いてて。俺は家、独りやし、飯もないしなって思って」
矢部「心細いよね」
岡村「だから、今門さんと大谷さんと、メイクのキノッピと」
矢部「レギュラーメンバーやないですか(笑)」
岡村「そうそう」
矢部「寂しいとき、いつも紛らわすレギュラーメンバー」
岡村「麻布十番の喫茶店みたいなところも、いっぱいになってた」
矢部「ふぅん」
岡村「純喫茶みたいなところ見つけて。そこにテレビがあって、ようやく事態が分かったのよ。夜の8時くらいか。『エライこっちゃ』って言って」
矢部「映像で確認できるもんね」
岡村「両サイドのサラリーマンの方々も、テレビに釘づけやって。でも、お腹すいてるから、生姜焼きみたいなの食べようと思ったけど、お店の人に『軽いもんしかない』って言われて、全員、カレーにしたんやな」
矢部「うん」
岡村「だけど、大谷とか今門さんとかは『グータンヌーボの時も、昼飯カレーやったから』って言って。でも、カレーしか出されへんって言うてるのに。しゃあないのに」
矢部「緊急事態やからな」
岡村「それで『カレーか…』って言うてるのに、全部食うしな」
矢部「腹減ってるから。でも、カレーってすごいね。一日2回でも食べれるんやから」
岡村「文句言うてたかって。俺のお金やったし」
矢部「そこはエェやん。奢ってあげても」
岡村「コーヒー飲んで、長居したらあかんなぁって思いながらも、テレビ気になるからやね、ずっと観てて。これはエライことやなって思ってて。そうしている内に、時間で喫茶店のオッチャンが変わって。そうしたら、その瞬間から『ジャンボメンチカツ』とか注文できるようになって」
矢部「料理人が変わったら、メニューもな」
岡村「そうしたらオバちゃんも『時間でメニュー変わるんで…』って言ってきて。『全然、良いんですよ~』ってこっちも言って。横のメンチカツ、めっちゃ美味そうやったな。俺今、過食症やから、なんぼでも食べられるから、頼みたかったけど」
矢部「えぇ~岡村さん、過食症やったんですか?(笑)よく食べるとは聞いてましたけど。過食症の症状が出たんですか?」
岡村「出かかってんちゃうかなぁ…そっから、あんまりひっぱってもアレやから、それにスタイリストのアイちゃんもおったから。荷物も仰山もってるから、あんまり引っ張ってもな…そこそこの時間で。俺はずっといたかったけどな。でも、みんな帰らな、みたいな感じで。帰る時間計算しだして」
矢部「うん」
岡村「『電車も通ってないし』みたいなこと言い出して。俺は車で来てたから、車、外に停まってたから、そのまま帰ったんですよ。その時から、ガセネタいっぱいや」
矢部「あぁ~」
岡村「iphoneとか、そんなんで。次々、ガセネタ。今門さんが『サントリーのジュースが、タダで自動販売機から出てくるみたいなんで、行ってきます』みたいなこと言って。でも、戻ってきたら『出ません』って。なんや、その情報(注:一部の自販機で、緊急時に無料で出てくるものはあります)」
矢部「そんなガセ情報あったんや(笑)」
岡村「俺、家に帰ってもドリンク無いから、それやったらドリンク貰わんと、俺かて喉渇くしやな。でも、『何遍押しても出て来ません』って。そりゃそうやろなって思って」
矢部「うん」
岡村「色んな情報が錯綜してもうてやな。麻布十番から家まで、20分もあれば着くのに、1時間くらいかかった。車も全然動かんし」
矢部「うん」
岡村「家のエレベーターは停まってたし。階段で行くしかないねん。それで、上がって、良かったことに、さほど被害はなくて。フィギュアがちょっと倒れてたくらいで。窓ガラスが割れてたりとか、照明が割れてたりとかいうことも無かったんで。でも、電話通じないし」
矢部「うん」
岡村「たまに、ロケしているときに家からお母さんとかから、留守電入ってたし」
矢部「その時間は、メールも送れない時間やったよね」
岡村「でも、電話も何回かしてたら通じて」
矢部「タイミングやね」
岡村「このラジオも、聴いてくれてはるんでしょうかね。今や、ニッポン放送も節電で薄暗いですけど。被災地の方々、聴けていますかね」
矢部「程度によるけど、聴かれている方もいるでしょう、と」
岡村「こんな放送してって思ってるかもしれませんけど、我々はいつもどおり、やらせていただく所存です」と語っていた。
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矢部「そうですね」
岡村「というのも、ちょこちょこ、『心温まるような番組が観たいです』みたいなメールをいただくようになりましたので、なんとかね…今日、完全に旅猿SPは飛んでしまったんですけど」
矢部「そういう番組は、たくさん変更されてますから」
岡村「ラジオは、このまま生でやっていこうと思っております」
矢部「そうですね」
岡村「本当に、色々…ビックリしましたけども」
矢部「今までにないことやし、今まで観たことのない映像やったし」
岡村「そうなんですよ。阪神淡路大震災の時も、我々は東京にいたので、どうなったのかというのも、後々知ったんですけど。…今回、かなり揺れましたよ」
矢部「東京の方でもね」
岡村「その時、ちょうどロケやってまして、『グータンヌーボ』の収録で、ちょうど『白石美帆さん、どう思われますか?』って言ったときに、グラグラってきまして」
矢部「うん」
岡村「そこから、6階で収録してたんですけど、オシャレなライトが吊る下がってたんですけど、そこがめちゃくちゃ揺れて」
矢部「それは揺れますよね、ライトは」
岡村「窓から、高速が見えたんですけど、麻布十番の新一の橋のところやったんですけど、高速の上の車も凄かったよ。それで、どうしようかと思って…部屋からみんな出て行くんですけど、降りるのか降りないのかって顔を見合わせていて、でも、まだ揺れているから」
矢部「うん」
岡村「そうしたら、大谷マネージャーが真っ白な顔で上がってきて」
矢部「そりゃみんな顔色変わるわ」
岡村「階段で一回、降りましょうってことになって」
矢部「外に出るってことね」
岡村「階段の方に行ったら、壁にヒビが入ってて。崩れてて」
矢部「すごいなぁ」
さらに、以下のように語っていた。
岡村「そっからロケバス待機になって」
矢部「うん。ロケバスは外にあるのね」
岡村「外にあって。とりあえず、そこに乗っててってことになって。それで、そろそろおさまって、収録再開しましょうかってなったけど、また揺れるから」
矢部「しばらくあったもんね」
岡村「その繰り返しで。番組はどうなるか分かりませんけど、収録は、せないけませんから」
矢部「あれも判断難しいところですけどね。あんなこと、滅多にないから」
岡村「ロケやっている最中も、揺れたんですけど、これに触れて良いのかどうかっていうのもね。放送される頃は、どんな状態か分からないから。どこが震源地とかも分かってないから」
矢部「うん」
岡村「それも触れてはダメなのかなって思いながら仕事しているから、ちょっと変なことになってるかも分からん」
矢部「それは、しょうがないけどね」
岡村「収録終わって、そんで喫茶店に行って。一人で帰るのもアレやなって思って」
矢部「交通機関もちょっと乱れ始めてるんやないの?」
岡村「人がすごいのよ、両サイドに。メッチャ同じ方向に歩いてて。俺は家、独りやし、飯もないしなって思って」
矢部「心細いよね」
岡村「だから、今門さんと大谷さんと、メイクのキノッピと」
矢部「レギュラーメンバーやないですか(笑)」
岡村「そうそう」
矢部「寂しいとき、いつも紛らわすレギュラーメンバー」
岡村「麻布十番の喫茶店みたいなところも、いっぱいになってた」
矢部「ふぅん」
岡村「純喫茶みたいなところ見つけて。そこにテレビがあって、ようやく事態が分かったのよ。夜の8時くらいか。『エライこっちゃ』って言って」
矢部「映像で確認できるもんね」
岡村「両サイドのサラリーマンの方々も、テレビに釘づけやって。でも、お腹すいてるから、生姜焼きみたいなの食べようと思ったけど、お店の人に『軽いもんしかない』って言われて、全員、カレーにしたんやな」
矢部「うん」
岡村「だけど、大谷とか今門さんとかは『グータンヌーボの時も、昼飯カレーやったから』って言って。でも、カレーしか出されへんって言うてるのに。しゃあないのに」
矢部「緊急事態やからな」
岡村「それで『カレーか…』って言うてるのに、全部食うしな」
矢部「腹減ってるから。でも、カレーってすごいね。一日2回でも食べれるんやから」
岡村「文句言うてたかって。俺のお金やったし」
矢部「そこはエェやん。奢ってあげても」
岡村「コーヒー飲んで、長居したらあかんなぁって思いながらも、テレビ気になるからやね、ずっと観てて。これはエライことやなって思ってて。そうしている内に、時間で喫茶店のオッチャンが変わって。そうしたら、その瞬間から『ジャンボメンチカツ』とか注文できるようになって」
矢部「料理人が変わったら、メニューもな」
岡村「そうしたらオバちゃんも『時間でメニュー変わるんで…』って言ってきて。『全然、良いんですよ~』ってこっちも言って。横のメンチカツ、めっちゃ美味そうやったな。俺今、過食症やから、なんぼでも食べられるから、頼みたかったけど」
矢部「えぇ~岡村さん、過食症やったんですか?(笑)よく食べるとは聞いてましたけど。過食症の症状が出たんですか?」
岡村「出かかってんちゃうかなぁ…そっから、あんまりひっぱってもアレやから、それにスタイリストのアイちゃんもおったから。荷物も仰山もってるから、あんまり引っ張ってもな…そこそこの時間で。俺はずっといたかったけどな。でも、みんな帰らな、みたいな感じで。帰る時間計算しだして」
矢部「うん」
岡村「『電車も通ってないし』みたいなこと言い出して。俺は車で来てたから、車、外に停まってたから、そのまま帰ったんですよ。その時から、ガセネタいっぱいや」
矢部「あぁ~」
岡村「iphoneとか、そんなんで。次々、ガセネタ。今門さんが『サントリーのジュースが、タダで自動販売機から出てくるみたいなんで、行ってきます』みたいなこと言って。でも、戻ってきたら『出ません』って。なんや、その情報(注:一部の自販機で、緊急時に無料で出てくるものはあります)」
矢部「そんなガセ情報あったんや(笑)」
岡村「俺、家に帰ってもドリンク無いから、それやったらドリンク貰わんと、俺かて喉渇くしやな。でも、『何遍押しても出て来ません』って。そりゃそうやろなって思って」
矢部「うん」
岡村「色んな情報が錯綜してもうてやな。麻布十番から家まで、20分もあれば着くのに、1時間くらいかかった。車も全然動かんし」
矢部「うん」
岡村「家のエレベーターは停まってたし。階段で行くしかないねん。それで、上がって、良かったことに、さほど被害はなくて。フィギュアがちょっと倒れてたくらいで。窓ガラスが割れてたりとか、照明が割れてたりとかいうことも無かったんで。でも、電話通じないし」
矢部「うん」
岡村「たまに、ロケしているときに家からお母さんとかから、留守電入ってたし」
矢部「その時間は、メールも送れない時間やったよね」
岡村「でも、電話も何回かしてたら通じて」
矢部「タイミングやね」
岡村「このラジオも、聴いてくれてはるんでしょうかね。今や、ニッポン放送も節電で薄暗いですけど。被災地の方々、聴けていますかね」
矢部「程度によるけど、聴かれている方もいるでしょう、と」
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