伊集院光、ASKA容疑者のタクシー車内映像を使用したマスコミの説明責任を問う「この流れがどうして起きたのか」
2016.12.03 (Sat)
2016年12月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ASKA容疑者のタクシー車内映像を使用したマスコミについて、どのような経緯で手に入れたのか、誰が言い出したことなのかといったことの説明責任があるのではないか、と指摘していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1


伊集院光:我々も、違和感は持ったんです。確かに観た時、「この映像は何なの?」と思ったんですけど。
有馬隼人:うん。
伊集院光:ASKA容疑者の、タクシー内でのやりとりの映像を、テレビ各局で流してて。確かに観て、「何これ?」って思いましたね。
有馬隼人:思いましたよ。
柴田理恵:思いました。「あれ?私も、ああやって撮られてるんだな。それって、何かの拍子で出ちゃうの?」って。あれ、何のために撮ってるの?
伊集院光:防犯のために撮られているのは、それは良いことだと思うけど。「あれが、誰の権利において、どう出てくの?」みたいなことを、急にドンと突きつけられて。
有馬隼人:うん。
伊集院光:しかもあの中に、たとえば決定的に、何か犯罪を認めるような言葉出てきたりとかね。明らかにおかしい、何か言動や行動がある。
有馬隼人:器具が写ったとかね。
伊集院光:だったら、まだ「社会的に出す意味があんのかな」みたいなことを思うんですが。
中村尚登:今回は、チェッカーグループに加盟している1社が出したということなんですが。
伊集院光:はい。
中村尚登:チェッカーグループは、やっぱりコメントを出しているんですね。「これは、非常に問題である」ということで、チェッカーキャブのグループでは、「刑事訴訟法の規定に基づく捜査機関からの文書による紹介に応じて提供する場合、あるいは事故とかトラブルの状況及び原因を明らかにするために、当事者と保険会社と捜査機関に提供する場合。それ以外は一切提供は認めない」と。それを、今回はマスコミに提供しちゃったわけですよね。
伊集院光:うん。
中村尚登:これは、完全に違反ということで、グループとしても厳罰で対応するということなんですよね。
伊集院光:僕、この流れがどうして起きたのかを、きちんとその映像を扱ったマスコミ側にも、きちんと説明をする責任が僕はあると思うんですね。
柴田理恵:はい。
伊集院光:それで想像するに、あの現場、生々しいあの映像を僕も観ちゃいましたんで、そうすると、わりとすぐ近く、お家のすぐ近くで停めて、ドライバーの方もたくさんマスコミがいるのが見える位置にいるじゃないですか。
柴田理恵:はい。
伊集院光:ということは、向こうからも見えてるわけで。僕がマスコミ側の人間だったら、恐らく何人かは、ASKA容疑者をカメラで追ったりとか、「話を聞かせて下さい」って行くけれども、そのタクシーを追う人がいると思うんですよ。
柴田理恵:うん。
伊集院光:そのタクシーのところに行って、「どうでした?」っていう話。さらには、目ざとい人は「ドライブレコーダーに写ってるんじゃねぇか?」っていうところまで、僕は行くような気がするんですよ。
柴田理恵:うん。
伊集院光:それが、まだ推測だから。運転手さん側から、「実はこういうものがありますけど…」と言っているのか。マスコミがくれと言っているのか、みたいなところまで、ちゃんと僕はするべきだと思うんだけどな。
柴田理恵:そうですよね。どういう経緯で、ああいうふうになったのかということをね。
伊集院光:そうなんですよ。運転手さんはわりと能動的にやっているのか、受動的にやっているのかとかも、ちゃんと明らかにしないと。マスコミ側も、場合によっては…
中村尚登:これは、プライバシーの侵害と肖像権の侵害に当たりますんで。
伊集院光:はい。
中村尚登:訴えられた場合には、それは当然のごとく責任をとらないといけなくなってくるでしょうね。
伊集院光:うん。
有馬隼人:誰が映像をもらってきたのか分かりませんけど、どう言って、運転手側からもらったのかというのも大事ですよね、伊集院さんがおっしゃるように。
伊集院光:思うんですよ。
有馬隼人:これ、「マスコミだから渡すべきだ」みたいなことをもし言っちゃってたとしたら、大きな間違いですし。
中村尚登:それも、もちろんそうです。
伊集院光:そうなんだよね。だから、最初に出た時は、タクシーの運転手さんが「乗せたんだよね」みたいな話から始まったんじゃないかって想像をしちゃったんだけど。
柴田理恵:うん。
伊集院光:「いや待てよ」と。かなり近距離で、それこそ柴田さんとも言っていたんだけど、最後ドライバーの運転手さんが…
柴田理恵:「スゲェなぁ」って。
伊集院光:言ってましたもんね。
柴田理恵:言ってましたよね。私、観たもん。
伊集院光:取材している人は、確認しているわけだから。
柴田理恵:ビックリしているんだと思うんですよ、運転手さん、恐らくね。
伊集院光:はい、はい。だから、そのへんまで含めてちゃんとニュースにするべきだと僕は思いますけどね。「自分達は、こういう形で使いました」みたいなことも含めて。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
ASKA容疑者の車内映像への違和感
伊集院光:我々も、違和感は持ったんです。確かに観た時、「この映像は何なの?」と思ったんですけど。
有馬隼人:うん。
伊集院光:ASKA容疑者の、タクシー内でのやりとりの映像を、テレビ各局で流してて。確かに観て、「何これ?」って思いましたね。
有馬隼人:思いましたよ。
柴田理恵:思いました。「あれ?私も、ああやって撮られてるんだな。それって、何かの拍子で出ちゃうの?」って。あれ、何のために撮ってるの?
伊集院光:防犯のために撮られているのは、それは良いことだと思うけど。「あれが、誰の権利において、どう出てくの?」みたいなことを、急にドンと突きつけられて。
有馬隼人:うん。
伊集院光:しかもあの中に、たとえば決定的に、何か犯罪を認めるような言葉出てきたりとかね。明らかにおかしい、何か言動や行動がある。
有馬隼人:器具が写ったとかね。
伊集院光:だったら、まだ「社会的に出す意味があんのかな」みたいなことを思うんですが。
映像を使用したマスコミの説明責任
中村尚登:今回は、チェッカーグループに加盟している1社が出したということなんですが。
伊集院光:はい。
中村尚登:チェッカーグループは、やっぱりコメントを出しているんですね。「これは、非常に問題である」ということで、チェッカーキャブのグループでは、「刑事訴訟法の規定に基づく捜査機関からの文書による紹介に応じて提供する場合、あるいは事故とかトラブルの状況及び原因を明らかにするために、当事者と保険会社と捜査機関に提供する場合。それ以外は一切提供は認めない」と。それを、今回はマスコミに提供しちゃったわけですよね。
伊集院光:うん。
中村尚登:これは、完全に違反ということで、グループとしても厳罰で対応するということなんですよね。
伊集院光:僕、この流れがどうして起きたのかを、きちんとその映像を扱ったマスコミ側にも、きちんと説明をする責任が僕はあると思うんですね。
柴田理恵:はい。
伊集院光:それで想像するに、あの現場、生々しいあの映像を僕も観ちゃいましたんで、そうすると、わりとすぐ近く、お家のすぐ近くで停めて、ドライバーの方もたくさんマスコミがいるのが見える位置にいるじゃないですか。
柴田理恵:はい。
伊集院光:ということは、向こうからも見えてるわけで。僕がマスコミ側の人間だったら、恐らく何人かは、ASKA容疑者をカメラで追ったりとか、「話を聞かせて下さい」って行くけれども、そのタクシーを追う人がいると思うんですよ。
柴田理恵:うん。
伊集院光:そのタクシーのところに行って、「どうでした?」っていう話。さらには、目ざとい人は「ドライブレコーダーに写ってるんじゃねぇか?」っていうところまで、僕は行くような気がするんですよ。
柴田理恵:うん。
伊集院光:それが、まだ推測だから。運転手さん側から、「実はこういうものがありますけど…」と言っているのか。マスコミがくれと言っているのか、みたいなところまで、ちゃんと僕はするべきだと思うんだけどな。
柴田理恵:そうですよね。どういう経緯で、ああいうふうになったのかということをね。
伊集院光:そうなんですよ。運転手さんはわりと能動的にやっているのか、受動的にやっているのかとかも、ちゃんと明らかにしないと。マスコミ側も、場合によっては…
中村尚登:これは、プライバシーの侵害と肖像権の侵害に当たりますんで。
伊集院光:はい。
中村尚登:訴えられた場合には、それは当然のごとく責任をとらないといけなくなってくるでしょうね。
伊集院光:うん。
映像を手に入れた経緯を明らかにすべき
有馬隼人:誰が映像をもらってきたのか分かりませんけど、どう言って、運転手側からもらったのかというのも大事ですよね、伊集院さんがおっしゃるように。
伊集院光:思うんですよ。
有馬隼人:これ、「マスコミだから渡すべきだ」みたいなことをもし言っちゃってたとしたら、大きな間違いですし。
中村尚登:それも、もちろんそうです。
伊集院光:そうなんだよね。だから、最初に出た時は、タクシーの運転手さんが「乗せたんだよね」みたいな話から始まったんじゃないかって想像をしちゃったんだけど。
柴田理恵:うん。
伊集院光:「いや待てよ」と。かなり近距離で、それこそ柴田さんとも言っていたんだけど、最後ドライバーの運転手さんが…
柴田理恵:「スゲェなぁ」って。
伊集院光:言ってましたもんね。
柴田理恵:言ってましたよね。私、観たもん。
伊集院光:取材している人は、確認しているわけだから。
柴田理恵:ビックリしているんだと思うんですよ、運転手さん、恐らくね。
伊集院光:はい、はい。だから、そのへんまで含めてちゃんとニュースにするべきだと僕は思いますけどね。「自分達は、こういう形で使いました」みたいなことも含めて。
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