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爆笑問題・太田、年金問題は自民党vs民進党で対立している場合ではないと指摘「知恵を出し合うことが必要」
2016.11.28 (Mon)
2016年11月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、年金問題は、自民党と民進党で対立している場合ではなく、「知恵を出し合うことが必要」と語っていた。
中村尚登:野党側は「年金カット法案」って言うんですけど、与党側はそうじゃなくて、「将来も年金制度を維持していくための改革・改正なんだ」と。ということは、「将来も」ってことになれば、長期間に渡るものじゃないですか。
太田光:うん。
中村尚登:我々の年代だったら、「まだ結構もらえるな」って安心はしてるんですけど、愛ちゃんなんかになってきたら、どうなるか分からないってなるでしょ。
江藤愛:はい。
中村尚登:だから、与党側は、そういうふうになっても、今の年金制度を維持していくためには、今の内に制度改正をしておかなきゃいけないんだって発想なわけですよね。
太田光:うん。
中村尚登:で、給料が上がらないのに物価が上がった時には、年金が上がるとか下がるとかって、そういうややこしい仕組みっていうか。どちらかというと、受け取る方にマイナスな仕組みではあるんですけど。
太田光:物価が高くなっても…
中村尚登:今までは、物価スライドって言って、物価が上がれば年金も上がったんですよ。
太田光:うん。
中村尚登:だけど、給料が上がらなかったら年金保険料の払う金額が上がらないわけじゃないですか。
太田光:うん。
中村尚登:なのに、年金を支払う金額は全体の総額って増えてるでしょ?しかも将来になったら、お年寄りの人口はもっともっと増えてくるわけですよね。だから、年金の保険料の収益がもっと少なくなるけど、さらに払う方が増えてくる。
太田光:うん。
中村尚登:だから、そのバランスをとるために、将来になっても年金の収入はきちんとある程度やって、支給する方もきちんと確保できてってやるための制度設計をやりましょう、と。
太田光:うん。
中村尚登:そのためには、今は「物価が上がったら支給額も上げるよ」っていうのをやめて、たとえば物価が上がっても、給料が下がったら下げますよ、と。
田中裕二:うん。
中村尚登:そういうふうなことに。
田中裕二:賃金に合わせてってことですね。
中村尚登:そう、そう。
太田光:これ、国会のやりとりを見てると、安倍さんがね、民進党とやりあってて。
中村尚登:はい。
太田光:「民進党がやってた2年何ヶ月のとき、何も手がつけられなかったじゃないか」って言ったら、民進党の人が「その前に自民党がどれだけやってたんだ?」みたいな話してて。
田中裕二:うん。
太田光:たしかに、どっちもそれはそうなんだけど。
田中裕二:まぁまぁ、そうだね(笑)
太田光:もう、そんなこと言ってる場合じゃなくて、これって「年金100年安心」って言ってたものが、自民党も結局、我々が『太田総理』やってた時は、「大丈夫です。安心です」って言ってたのが、「やっぱりヤバイです」ってなってきてるわけだから。
田中裕二:うん。
太田光:それはもう、民進党・自民党でやり合っててもしょうがない。政党同士のやり合いじゃなくて、みんなでもう一回、これは「年金って、どうすればいいのか」っていうのを、政治家が知恵を出し合ってさ、考えないといけないよね。
田中裕二:うん、そうね。
太田光:その運用についても、どうしていくのかって。日銀も含めて、国債なんかも含めて、もう一回、話し合うってことが…話し合うってより、知恵を出し合うってことが必要な気がする。
田中裕二:その通りでしょうね。我々にとっては別に、与党も野党も関係ないわけだからね。
中村尚登:本当にそうですね。
太田光:我々世代は、若者に責任を負わせたくないって思ってるし、若者は「おじいちゃんたち、可哀想だ」って思ってるし。
田中裕二:うん。
太田光:そういう感じだから。そこはみんなで世代間でも分かり合える部分を探さないと。
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中村尚登:野党側は「年金カット法案」って言うんですけど、与党側はそうじゃなくて、「将来も年金制度を維持していくための改革・改正なんだ」と。ということは、「将来も」ってことになれば、長期間に渡るものじゃないですか。
太田光:うん。
中村尚登:我々の年代だったら、「まだ結構もらえるな」って安心はしてるんですけど、愛ちゃんなんかになってきたら、どうなるか分からないってなるでしょ。
江藤愛:はい。
中村尚登:だから、与党側は、そういうふうになっても、今の年金制度を維持していくためには、今の内に制度改正をしておかなきゃいけないんだって発想なわけですよね。
太田光:うん。
中村尚登:で、給料が上がらないのに物価が上がった時には、年金が上がるとか下がるとかって、そういうややこしい仕組みっていうか。どちらかというと、受け取る方にマイナスな仕組みではあるんですけど。
太田光:物価が高くなっても…
中村尚登:今までは、物価スライドって言って、物価が上がれば年金も上がったんですよ。
太田光:うん。
中村尚登:だけど、給料が上がらなかったら年金保険料の払う金額が上がらないわけじゃないですか。
太田光:うん。
中村尚登:なのに、年金を支払う金額は全体の総額って増えてるでしょ?しかも将来になったら、お年寄りの人口はもっともっと増えてくるわけですよね。だから、年金の保険料の収益がもっと少なくなるけど、さらに払う方が増えてくる。
太田光:うん。
中村尚登:だから、そのバランスをとるために、将来になっても年金の収入はきちんとある程度やって、支給する方もきちんと確保できてってやるための制度設計をやりましょう、と。
太田光:うん。
中村尚登:そのためには、今は「物価が上がったら支給額も上げるよ」っていうのをやめて、たとえば物価が上がっても、給料が下がったら下げますよ、と。
田中裕二:うん。
中村尚登:そういうふうなことに。
田中裕二:賃金に合わせてってことですね。
中村尚登:そう、そう。
太田光:これ、国会のやりとりを見てると、安倍さんがね、民進党とやりあってて。
中村尚登:はい。
太田光:「民進党がやってた2年何ヶ月のとき、何も手がつけられなかったじゃないか」って言ったら、民進党の人が「その前に自民党がどれだけやってたんだ?」みたいな話してて。
田中裕二:うん。
太田光:たしかに、どっちもそれはそうなんだけど。
田中裕二:まぁまぁ、そうだね(笑)
太田光:もう、そんなこと言ってる場合じゃなくて、これって「年金100年安心」って言ってたものが、自民党も結局、我々が『太田総理』やってた時は、「大丈夫です。安心です」って言ってたのが、「やっぱりヤバイです」ってなってきてるわけだから。
田中裕二:うん。
太田光:それはもう、民進党・自民党でやり合っててもしょうがない。政党同士のやり合いじゃなくて、みんなでもう一回、これは「年金って、どうすればいいのか」っていうのを、政治家が知恵を出し合ってさ、考えないといけないよね。
田中裕二:うん、そうね。
太田光:その運用についても、どうしていくのかって。日銀も含めて、国債なんかも含めて、もう一回、話し合うってことが…話し合うってより、知恵を出し合うってことが必要な気がする。
田中裕二:その通りでしょうね。我々にとっては別に、与党も野党も関係ないわけだからね。
中村尚登:本当にそうですね。
太田光:我々世代は、若者に責任を負わせたくないって思ってるし、若者は「おじいちゃんたち、可哀想だ」って思ってるし。
田中裕二:うん。
太田光:そういう感じだから。そこはみんなで世代間でも分かり合える部分を探さないと。
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