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ナイナイ・岡村「日本アカデミー賞の舞台裏」
2011.02.25 (Fri)
2011年02月24日放送の「ナイナイのANN」にて、『2011(第34回)日本アカデミー賞』の授賞式で、岡村隆史が全国の映画ファンによって選ばれる話題賞の「俳優部門」を受賞したことについて語られていた。

岡村「ワタクシ、日本アカデミー賞で2回目の話題賞をいただいたんですよ」
矢部「はい」
岡村「てぃだかんかんの演技が認められまして。呼ばれたワケなんですけど」
矢部「うん、うん」
岡村「オンエアありました?僕のチンプンカンプン挨拶」
矢部「チンプンカンプンなこと言うたんですか?」
岡村「チンプンカンプンなことを言うてしまったんですよ。というのも、なんであんなチンプンカンプンな挨拶をしてしまったのかというと…」
矢部「うん」
岡村「『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』って」
矢部「ん?」
岡村「ん?ってなりますよね」
矢部「引っかかるね」
岡村「という空気に包まれたんですけど、なぜ、そんなことになったのかと言いますと、何故、あんなワケの分からない挨拶をしたのかと言いますと、ワタクシ、十分時間前に入ったんですけど。それで、ラジオのニッポン放送の取材を受けまして、そこからスーツに着替えましてですね、まだかまだかとスーツに着替えて談笑してたんです」
矢部「うん」
岡村「そうしたら、突然スタッフが『出番です!』みたいな」
矢部「急に来はったんや」
岡村「それで、『え?』ってなって。ジャネットジャクソンがリズムネーションでやってたような、インカムのようなので『岡村さん発見しました』って。こんなところにいました、的なことで、本部と連絡とってるようだったんです」
矢部「うん、うん」
岡村「『見つけました!…岡村さん、こっちです!』みたいになって。そこから、100 m以上ダッシュしましたよ」
矢部「ふ~ん」
岡村「もう、名前呼ばれたのかなって思って。それでスタッフの人の後ろをブワーって走って。大谷マネージャーとか、衣装さんとかメイクさんも来てるのかどうか分からなかったけど、ブワーって走って。それでどこまで行くのかなって思ったら、入り口で止められて」
矢部「うん」
岡村「『ここで待機して下さい!』って言われて。それでパってみたら、隣に堤真一さんおって。『うわぁ』ってなって。『すみません…』ってなって。『堤真一さんと一緒に出ていただきますんで』って言われて。『なんで?てぃだかんかん、出てへんやん。堤真一さん、関係あらへんやん』って思ってたら、SP 野望篇で作品賞、僕が話題賞なんで、2人で出て下さいってことになったんです」
矢部「そうなんや」
岡村「『すみません!申し訳ないです』って言ったら、『いやいや、大丈夫です』って言って下さって。スタッフからは『ゆっくり歩いて下さいね、レッドカーペットは』って言われて。なんか怒り口調だったんですよ」
矢部「ふっふっふ(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
岡村「それで、ゆっくり歩いて行ったんですけど、100 m以上のダッシュと、堤真一さんのビックリで、意味分からずそのままレッドカーペット歩いて会場入りしてるもんですから…僕の頭の中では、関根さんがいるから」
矢部「はいはい」
岡村「関根さんとの掛け合いの中、やっていけば良いわって思って、なんも受賞の言葉とか、そんなのは考えてなかったの。ああいうときは、何とかなるわ狙いなんで、一か八か狙いなんで」
矢部「うん」
岡村「関根さんとの掛け合いやから、大丈夫やわって思って壇上に立ったんです。そうしたら、『一言ずつ受賞のコメントいただきます』みたいになって」
矢部「からめない?」
岡村「からめないんですよ。その瞬間、『何も考えてないわ』って思って、ワケの分からない挨拶になって」
矢部「なんて言うたんやったっけ?」
岡村「『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』って」
矢部「嬉しい言葉…なんでしょうか?(笑)惜しいのかな」
岡村「何にも、受賞の言葉考えてないわって思って。そうしたら、堤真一さんとかは『スタッフ、ニッポン放送のリスナーの方々、本当にありがとうございます』って言ってて。俺も、リスナー投票で選ばれたんやね?」
矢部「そうやで」
岡村「リスナーに何一つ、映画関係者に何一つお礼するわけでもなく」
矢部「これ、誰に向けていったんでしょうかね?」
岡村「分からん。『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』ふはは(笑)」
矢部「はっはっは(笑)」
岡村「チラっと、前にいる深っちゃん見たら、めっちゃ笑ってるから。アホちゃう?みたいな」
矢部「そりゃそうやろ。ボケとしては、シュールですよ」
岡村「会場はもう、ザワザワしてたからね。笑って良いのかと」
矢部「そうね、キワドイところいってるから」
岡村「『綾瀬はるかさんから、楯いただきます』って大谷マネージャーから言われてたんだけど、覚えてなくて。それで、全然、顔見なかったから、アシスタントの普通の子だと思ってたら、綾瀬はるかさんで…ビックリして『おはようございます…』って」
矢部「ふっはっはっは(笑)」
岡村「ワケの分からない挨拶をして、帰ろうと思ったら、どこに帰って良いのか分からないくて」
矢部「誘導は?」
岡村「係の人が、こっそり『こちらです』って言われて。丸いテーブルに座って見てたんですけど。まぁ、なんやろ…ワケの分からない挨拶、俺だけやったなぁ」
矢部「ふはははは(笑)」
岡村「芦田愛菜ちゃんも、子役の子とかも、立派な挨拶をしてる。唯一、俺だけ。『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』」
矢部「はっはっは(笑)」
岡村「幼稚園の子でも、『ありがとうございます。こんな素敵な賞をいただきまして』って言うてるんですよ。俺だけ」
矢部「40歳やもんな」
岡村「40歳でワケの分からない挨拶。テンパってな。それで、『やってしまったなぁ』って思いながら壇上を降りたら、渡辺謙さんと目が合って」
矢部「おう!」
岡村「『なんだ?お前の挨拶は?』って首を傾げ方で握手してもらって。それで、西田敏行さんとも目があって、『うん…岡村くん、おめでとう』って。よく分からない挨拶だったけどって感じだったですよ」
矢部「難しいな」
岡村「芦田愛菜ちゃんと同じテーブルで。アメちゃんでもあげたら友達になれるかなって思ったんですけど…けど、芦田愛菜ちゃん、大人過ぎてビックリしてもうて」
矢部「へぇ~」
岡村「ちょっと遅れてきはったんやけど、いきなり俺に『受賞、おめでとうございます』って」
矢部「すごいな」
岡村「うん、それで、足が着かないからイスの下に台が置いてあって、ちょっとズラした方が女優さんとかも見られるし、舞台も見やすいから、ズラしてあげようかと思ったんだけど、『大丈夫で~す』って」
矢部「大人やな」
岡村「堅いエナメルの靴履いてたから、ずっと靴触っててん。それで『大丈夫?足痛いんちゃうの?』って言ったら、『大丈夫で~す』って」
矢部「はっはっは(笑)機械のように」
岡村「全部『大丈夫で~す』って言うの。めっちゃ大人やったわ。俺、恥ずかしいわ。40歳…すみません、ホントに」と語っていた。
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岡村「ワタクシ、日本アカデミー賞で2回目の話題賞をいただいたんですよ」
矢部「はい」
岡村「てぃだかんかんの演技が認められまして。呼ばれたワケなんですけど」
矢部「うん、うん」
岡村「オンエアありました?僕のチンプンカンプン挨拶」
矢部「チンプンカンプンなこと言うたんですか?」
岡村「チンプンカンプンなことを言うてしまったんですよ。というのも、なんであんなチンプンカンプンな挨拶をしてしまったのかというと…」
矢部「うん」
岡村「『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』って」
矢部「ん?」
岡村「ん?ってなりますよね」
矢部「引っかかるね」
岡村「という空気に包まれたんですけど、なぜ、そんなことになったのかと言いますと、何故、あんなワケの分からない挨拶をしたのかと言いますと、ワタクシ、十分時間前に入ったんですけど。それで、ラジオのニッポン放送の取材を受けまして、そこからスーツに着替えましてですね、まだかまだかとスーツに着替えて談笑してたんです」
矢部「うん」
岡村「そうしたら、突然スタッフが『出番です!』みたいな」
矢部「急に来はったんや」
岡村「それで、『え?』ってなって。ジャネットジャクソンがリズムネーションでやってたような、インカムのようなので『岡村さん発見しました』って。こんなところにいました、的なことで、本部と連絡とってるようだったんです」
矢部「うん、うん」
岡村「『見つけました!…岡村さん、こっちです!』みたいになって。そこから、100 m以上ダッシュしましたよ」
矢部「ふ~ん」
岡村「もう、名前呼ばれたのかなって思って。それでスタッフの人の後ろをブワーって走って。大谷マネージャーとか、衣装さんとかメイクさんも来てるのかどうか分からなかったけど、ブワーって走って。それでどこまで行くのかなって思ったら、入り口で止められて」
矢部「うん」
岡村「『ここで待機して下さい!』って言われて。それでパってみたら、隣に堤真一さんおって。『うわぁ』ってなって。『すみません…』ってなって。『堤真一さんと一緒に出ていただきますんで』って言われて。『なんで?てぃだかんかん、出てへんやん。堤真一さん、関係あらへんやん』って思ってたら、SP 野望篇で作品賞、僕が話題賞なんで、2人で出て下さいってことになったんです」
矢部「そうなんや」
岡村「『すみません!申し訳ないです』って言ったら、『いやいや、大丈夫です』って言って下さって。スタッフからは『ゆっくり歩いて下さいね、レッドカーペットは』って言われて。なんか怒り口調だったんですよ」
矢部「ふっふっふ(笑)」
さらに、以下のように語っていた。
岡村「それで、ゆっくり歩いて行ったんですけど、100 m以上のダッシュと、堤真一さんのビックリで、意味分からずそのままレッドカーペット歩いて会場入りしてるもんですから…僕の頭の中では、関根さんがいるから」
矢部「はいはい」
岡村「関根さんとの掛け合いの中、やっていけば良いわって思って、なんも受賞の言葉とか、そんなのは考えてなかったの。ああいうときは、何とかなるわ狙いなんで、一か八か狙いなんで」
矢部「うん」
岡村「関根さんとの掛け合いやから、大丈夫やわって思って壇上に立ったんです。そうしたら、『一言ずつ受賞のコメントいただきます』みたいになって」
矢部「からめない?」
岡村「からめないんですよ。その瞬間、『何も考えてないわ』って思って、ワケの分からない挨拶になって」
矢部「なんて言うたんやったっけ?」
岡村「『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』って」
矢部「嬉しい言葉…なんでしょうか?(笑)惜しいのかな」
岡村「何にも、受賞の言葉考えてないわって思って。そうしたら、堤真一さんとかは『スタッフ、ニッポン放送のリスナーの方々、本当にありがとうございます』って言ってて。俺も、リスナー投票で選ばれたんやね?」
矢部「そうやで」
岡村「リスナーに何一つ、映画関係者に何一つお礼するわけでもなく」
矢部「これ、誰に向けていったんでしょうかね?」
岡村「分からん。『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』ふはは(笑)」
矢部「はっはっは(笑)」
岡村「チラっと、前にいる深っちゃん見たら、めっちゃ笑ってるから。アホちゃう?みたいな」
矢部「そりゃそうやろ。ボケとしては、シュールですよ」
岡村「会場はもう、ザワザワしてたからね。笑って良いのかと」
矢部「そうね、キワドイところいってるから」
岡村「『綾瀬はるかさんから、楯いただきます』って大谷マネージャーから言われてたんだけど、覚えてなくて。それで、全然、顔見なかったから、アシスタントの普通の子だと思ってたら、綾瀬はるかさんで…ビックリして『おはようございます…』って」
矢部「ふっはっはっは(笑)」
岡村「ワケの分からない挨拶をして、帰ろうと思ったら、どこに帰って良いのか分からないくて」
矢部「誘導は?」
岡村「係の人が、こっそり『こちらです』って言われて。丸いテーブルに座って見てたんですけど。まぁ、なんやろ…ワケの分からない挨拶、俺だけやったなぁ」
矢部「ふはははは(笑)」
岡村「芦田愛菜ちゃんも、子役の子とかも、立派な挨拶をしてる。唯一、俺だけ。『甚だ簡単ではございますが、嬉しい言葉とさせていただきます』」
矢部「はっはっは(笑)」
岡村「幼稚園の子でも、『ありがとうございます。こんな素敵な賞をいただきまして』って言うてるんですよ。俺だけ」
矢部「40歳やもんな」
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矢部「おう!」
岡村「『なんだ?お前の挨拶は?』って首を傾げ方で握手してもらって。それで、西田敏行さんとも目があって、『うん…岡村くん、おめでとう』って。よく分からない挨拶だったけどって感じだったですよ」
矢部「難しいな」
岡村「芦田愛菜ちゃんと同じテーブルで。アメちゃんでもあげたら友達になれるかなって思ったんですけど…けど、芦田愛菜ちゃん、大人過ぎてビックリしてもうて」
矢部「へぇ~」
岡村「ちょっと遅れてきはったんやけど、いきなり俺に『受賞、おめでとうございます』って」
矢部「すごいな」
岡村「うん、それで、足が着かないからイスの下に台が置いてあって、ちょっとズラした方が女優さんとかも見られるし、舞台も見やすいから、ズラしてあげようかと思ったんだけど、『大丈夫で~す』って」
矢部「大人やな」
岡村「堅いエナメルの靴履いてたから、ずっと靴触っててん。それで『大丈夫?足痛いんちゃうの?』って言ったら、『大丈夫で~す』って」
矢部「はっはっは(笑)機械のように」
岡村「全部『大丈夫で~す』って言うの。めっちゃ大人やったわ。俺、恥ずかしいわ。40歳…すみません、ホントに」と語っていた。
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