伊集院光、東京オリンピックで揉めた経緯や的外れな試算こそ施設だけでなく「レガシー(遺産)として残すべき」と指摘
2016.11.03 (Thu)
2016年11月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、東京オリンピックで揉めた経緯や、的外れな試算となったことこそ、次世代のために「レガシー(遺産)として残すべき」と指摘であると指摘していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1


伊集院光:小池知事、大忙しということで。
内山研二:大忙しですね(笑)
伊集院光:先に、オリンピックのほうから行きますかね。もちろんね、新しい施設を建設する、しないみたいので揉めてるんです。これ、難しいと思うのは、この番組もいっぱいアスリートのゲストの方、メダリストのゲストの方いらっしゃったりとか。
内山研二:はい。
伊集院光:来てもらうと、意見がアスリート寄りになるわけ、僕は来ていただいたから、余計に。
内山研二:そうね。
伊集院光:それが、たとえばBリーグ、バスケットのプロリーグの川淵さんがいらっしゃってて。
内山研二:うん。
伊集院光:川淵さんなんかは、「有明アリーナ、絶対に必要だ!」っていう。ゲストに来てもらって、そのBリーグの発展のために、大きなアリーナがやっぱり。それこそ、川淵さんからしたら、「各県にあるべきだ」みたいなことだったりするわけで。
内山研二:うん。
伊集院光:そうすると、川淵さんが来ていただいて、熱く語ってくれて。しかもその後、Bリーグを観に行ったりしているから。「やっぱり、でかいアリーナあると良いのかな」と思ったり。ただ、タダじゃないから。
内山研二:そうですよね。
伊集院光:それは、お金がかかるから大変で。でも、今回、細かいこともそうなんですけど、特徴的なのは密室で。
内山研二:そうなんですね。「公開しない」というやり方で、決めようとしているんですけどね。とにかく、お金を削っていこう、コストを削減しようという小池さんの意向と、IOCとしては、まぁ確かに東京都が3兆円もかかるというのは、問題があるだろうと。
伊集院光:うん。
内山研二:「やっぱり削ろう」と。でも、そこでレガシー。遺産として、その後もね、使えるようなものは残そうじゃないか、というバランスをとっていくんですけど。どういうふうになるかというのは、まだまだ密室になると、結果が見てみないと分からないところがありますからね。
伊集院光:僕は思うんですけどね、ワールドカップが開催されたりとか、あとたとえば冬季ですけど、長野でオリンピックがあったりしますよね。
内山研二:はい。
伊集院光:そういう時にも、必ずこういう問題が出て。予算と、あとその時に作っちゃったスタジアムとか、アリーナが後にどのくらい維持にお金がかかって、みたいな話って出るじゃないですか。
内山研二:うん。
伊集院光:その試算と結果って、合っていたのかどうかって答え合わせを、あんまりしない。
内山研二:そうですね。
伊集院光:しないじゃないですか。そうすると、前の東京オリンピックのことはさすがに分からないですけど。長野の時に、「絶対大丈夫」と言ってて。結果、そうでもなかった施設がいっぱいあるわけで。
内山研二:うん(笑)
伊集院光:その試算をした連中みたいな奴を、「1回、吊るし上げておいて欲しい」ってちょっと思うんです、言葉は悪いけど(笑)
内山研二:はっはっはっ(笑)
伊集院光:だけど、1回ちゃんと、「この人たちに試算やらしちゃダメ」みたいな人も、決めておくべきだと思うんだけど。まぁまぁ、何ですかね。こういうことで、実際もうどんどん近付いてきて、建設しないといけない施設もいっぱい出てきますから。また、バタバタしてできていくのだと思うんですけど。
内山研二:うん。
伊集院光:こういうことこそ、この揉めた経緯や、この時出た、凄くシビアな試算や、その逆の、本当にゆるゆるの試算のデータこそ、レガシーとして(笑)遺産として、残して欲しいな、なんていう気がちょっとするんですよね。
内山研二:うん、そうですね。
伊集院光:今後、この東京の後に、日本でオリンピックや、そういう国際的なスポーツのイベントがどれくらい開催されるか分からないですけど、それをちゃんと、毎回毎回、「いや大丈夫」「いやダメだ」「終わっちゃったら、もう何だったか分からない」みたいのが続くのは、ちょっと問題が多いかな、と思いますね。
内山研二:そうですね、うん。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光:小池知事、大忙しということで。
内山研二:大忙しですね(笑)
伊集院光:先に、オリンピックのほうから行きますかね。もちろんね、新しい施設を建設する、しないみたいので揉めてるんです。これ、難しいと思うのは、この番組もいっぱいアスリートのゲストの方、メダリストのゲストの方いらっしゃったりとか。
内山研二:はい。
伊集院光:来てもらうと、意見がアスリート寄りになるわけ、僕は来ていただいたから、余計に。
内山研二:そうね。
伊集院光:それが、たとえばBリーグ、バスケットのプロリーグの川淵さんがいらっしゃってて。
内山研二:うん。
伊集院光:川淵さんなんかは、「有明アリーナ、絶対に必要だ!」っていう。ゲストに来てもらって、そのBリーグの発展のために、大きなアリーナがやっぱり。それこそ、川淵さんからしたら、「各県にあるべきだ」みたいなことだったりするわけで。
内山研二:うん。
伊集院光:そうすると、川淵さんが来ていただいて、熱く語ってくれて。しかもその後、Bリーグを観に行ったりしているから。「やっぱり、でかいアリーナあると良いのかな」と思ったり。ただ、タダじゃないから。
内山研二:そうですよね。
伊集院光:それは、お金がかかるから大変で。でも、今回、細かいこともそうなんですけど、特徴的なのは密室で。
内山研二:そうなんですね。「公開しない」というやり方で、決めようとしているんですけどね。とにかく、お金を削っていこう、コストを削減しようという小池さんの意向と、IOCとしては、まぁ確かに東京都が3兆円もかかるというのは、問題があるだろうと。
伊集院光:うん。
内山研二:「やっぱり削ろう」と。でも、そこでレガシー。遺産として、その後もね、使えるようなものは残そうじゃないか、というバランスをとっていくんですけど。どういうふうになるかというのは、まだまだ密室になると、結果が見てみないと分からないところがありますからね。
伊集院光:僕は思うんですけどね、ワールドカップが開催されたりとか、あとたとえば冬季ですけど、長野でオリンピックがあったりしますよね。
内山研二:はい。
伊集院光:そういう時にも、必ずこういう問題が出て。予算と、あとその時に作っちゃったスタジアムとか、アリーナが後にどのくらい維持にお金がかかって、みたいな話って出るじゃないですか。
内山研二:うん。
伊集院光:その試算と結果って、合っていたのかどうかって答え合わせを、あんまりしない。
内山研二:そうですね。
伊集院光:しないじゃないですか。そうすると、前の東京オリンピックのことはさすがに分からないですけど。長野の時に、「絶対大丈夫」と言ってて。結果、そうでもなかった施設がいっぱいあるわけで。
内山研二:うん(笑)
伊集院光:その試算をした連中みたいな奴を、「1回、吊るし上げておいて欲しい」ってちょっと思うんです、言葉は悪いけど(笑)
内山研二:はっはっはっ(笑)
伊集院光:だけど、1回ちゃんと、「この人たちに試算やらしちゃダメ」みたいな人も、決めておくべきだと思うんだけど。まぁまぁ、何ですかね。こういうことで、実際もうどんどん近付いてきて、建設しないといけない施設もいっぱい出てきますから。また、バタバタしてできていくのだと思うんですけど。
内山研二:うん。
伊集院光:こういうことこそ、この揉めた経緯や、この時出た、凄くシビアな試算や、その逆の、本当にゆるゆるの試算のデータこそ、レガシーとして(笑)遺産として、残して欲しいな、なんていう気がちょっとするんですよね。
内山研二:うん、そうですね。
伊集院光:今後、この東京の後に、日本でオリンピックや、そういう国際的なスポーツのイベントがどれくらい開催されるか分からないですけど、それをちゃんと、毎回毎回、「いや大丈夫」「いやダメだ」「終わっちゃったら、もう何だったか分からない」みたいのが続くのは、ちょっと問題が多いかな、と思いますね。
内山研二:そうですね、うん。
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