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伊集院光、「産後うつ」に関する理解が広まることで救われる母親が多いのではと指摘「『そういうものなんだ』と思うことで」

2016.10.11 (Tue)
2016年10月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、出産後の母親が育児への不安などによって精神的に不安定になる「産後うつ」に関して、それに対する理解や認識が広まることで、救われる母親が多くなるのでは、と指摘していた。

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伊集院光:産後うつの話なんですけど。これは一応、出産経験がある安田からしてみると、産後うつはあるものなの?

安田美香:私もなりました、産後うつ。一人目を産んだ時に。

伊集院光:うん。

安田美香:産後って、やっぱりホルモンバランスが出産に向けて、ガガガガッと上がるんですよね。それで、例えるとビルの20階建ての屋上にいるくらいまでワッと上って、子供、赤ちゃんを産んだ瞬間に、急激に下がるんですね。

伊集院光:だから、要は最大の喜びみたいなものの後に来るんだ?普通以上に、それこそ子供は夜泣きをするわ、それこそ、今後のことの不安とか、色んなものが一気にくるわけだから。

安田美香:はい。

伊集院光:心のバランスは、一番悪くなる。しかも、体の中でのホルモンバランスも悪い、ということだもんね。

安田美香:はい。なので、涙がポロポロ止めどもなく出たりとか、怒りっぽくなったりとかして。「あれ?私、どうしちゃったのかしら」って、みんなママ達は悩んで。でも、やっぱりそれを外に言えない人が多いんですけど。まぁ、それがとても増えてきている、ということで。民間の調べなんですけど、8割のママが「私は産後うつだったと思う」という統計が出ていたりして。

伊集院光:うん。

安田美香:なので、産後ウツが増えているということで、厚労省が来年度から費用を助成するっていうのは、凄く良いことだと思いますね。

伊集院光:大事なのは、俺なんかは全く、周りにそういう経験がないから分からないじゃん。

安田美香:はい。

伊集院光:それでいて、初めて子供を産む人は分からないじゃん。「産後はそういうものだ。なりやすいんだ」ということがあると、これって心に作用する。もちろん、ホルモンバランスを考えると、体のことでもあるんだけど。特に、心の作用の部分においては、「そういうものなんだ」ということが分かることで、変に追い詰められることが少なくなるというのは、僕は絶対に効果としてあると思うのね。

安田美香:はい。

伊集院光:要するに、「私、こんなことでメソメソしているなんて、ママ失格なんじゃないか」という方に、理論を作っちゃうじゃん。

安田美香:そうですね。

伊集院光:そうじゃなくて、「みんなそうなんだよ」と。変に涙が出る人もいるし、突然、夜に不安になる人もいるということが、ある程度、普通に起こることだと思うと、多分、むしろ重度化しなかったりとか。

安田美香:うん。

伊集院光:あとは、周りの理解もそうで。「子供産まれてから(妻が)怖くなった」って、たとえば無理解の旦那が言うとするならば、それに傷付くわけでしょ?

安田美香:そうですね。自分でも分からないんで、セーブできないんですよね。

伊集院光:それを、周りが「なるほど、これが世の中で言うところの産後うつだし、安田の言うところの産後うつだ」ということが分かってくれたら、多分、より上手くいくこともあるんじゃないかな、と。

安田美香:産後うつという言葉自体が、まだ全然知られてなくて。気合いとか気持ちの問題じゃなくて、産後にかかるうつ病で、病気なので、やっぱり医療機関を受診したりとか、それこそ周りの人の理解が深まって行くと良いな、と思いますね。

内山研二:昔はやっぱり、大家族の中で生活していて。誰かに相談したりとかいうことが、まだ可能だったから。最近は、やっぱり独立した家庭というのが多いので、どうしても相談する相手、誰にして良いか分からない、とかになっちゃって、自分の中にこもっちゃうっていう人達が多いみたいですね、どうもね。

伊集院光:これをちょっと軽い話にするとね、俺の分からない産後の話ばかりじゃなくて、軽い話にすると、ダイエットをして、これくらいの時期にこのダイエットに関して、「俺はこういう言い訳をし始める」というデータが、ある程度、僕の中に出てんですよ(笑)

安田美香:ふふ(笑)

伊集院光:「痩せることで、今までやってきたデブネタが使えなくなるからむしろそれはマイナスなんじゃないか」みたいなことを、大体3ヶ月目に言い出すんです(笑)

安田美香:ふふ(笑)

伊集院光:「これに関しては、単なる言い訳なのでやり過ごして大丈夫」みたいな(笑)データが出てくると、楽になるんです。少し楽になる、みたいなところがあって。

安田美香:はい

伊集院光:これはちゃんと、「言えなかったんだけど、実はあの時私、たぶん冷静にチェックシートを見ると、間違いなく産後うつだった。何とか、幸運にも越えられたけど」みたいな人は、もう少し声を大きくして言ってくれると、後から後輩になるお母さん達にとっては、良いことなのかな、とちょっと思いますね。


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タグ : 伊集院光,産後うつ,

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