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伊集院光、地球温暖化対策を目指すパリ協定で各国の動きをダイエットにたとえて解説「グルメをやり尽くした先進国」

2016.10.04 (Tue)
2016年10月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、地球温暖化対策を目指すため、温室効果ガス排出に関する世界的な枠組み「パリ協定」について、各国の動きをダイエットにたとえて解説していた。

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伊集院光:「温室効果ガスを減らそう」というね、パリ協定なんですけど。

中村尚登:はい。

伊集院光:いつも中国が嫌だと言ったり、それこそインドが嫌だと言ったりとかしている中で、僕はいつもこれはね、ダイエットにたとえるんですけど。

中村尚登:ええ。

伊集院光:「みんなでダイエットしようぜ、ちょっと。地球が暑苦しいからダイエットしようぜ」と言う話になるわけですよ。

安田美香:はい。

伊集院光:そうすると、もうかなり伊集院クラスにデカイ中国・インドが、「いや、待ってくれ。アメリカとか先進国は、もうグルメをやりつくしたわけでしょ?やりつくした後で、『せーの』でダイエットって、ズルくない?俺らは、今から色々食べたいんだって」っていうね。

安田美香:ああ、はいはい。

伊集院光:「もっと発展してから制限してくれ」って言う、と。かたや我が国日本は真面目だから、ずっとダイエットしてきてるのに、「これ以上?」っていうね(笑)「今から体脂肪率をもう5%?それは無理ですよ」みたいな。でも真面目だから、「…はい」ってなる感じの(笑)

安田美香:はっはっはっ(笑)

伊集院光:アメリカは、「みんなと一緒にやらなくても良くない?」みたいな感じになったりとかっていうイメージなんですが。

安田美香:ああ、はいはい。

中村尚登:それは、今までの京都議定書というのはそんな感じだったんですよね。

伊集院光:そのイメージですよね。

中村尚登:だから、逆に言うと「先に美味しいものばかり食べちゃった奴はズルいじゃない」と言うんで、途上国に関しては、京都議定書では削減義務を課さなかったんですよ。

伊集院光:「努力はして」っていう。

中村尚登:そう、そう。そういうことね。

伊集院光:「やや努力はして」っていう感じの。

中村尚登:だけど、今度、新しく2020年以降の決めたパリ協定っていうものは、これは中国とかインドとか、そういう新興国に対しても、「きちんと削減義務を課しますよ」という、そういうものだったんですよね。

伊集院光:うん。

中村尚登:それで京都議定書は、1回アメリカも「やりますよ」と言ってたんだけど、途中で「やめた」と言ってやめたし(笑)

伊集院光:「やっぱ、いろいろ考えたら食べる」っていう(笑)「約束はできない」みたいな。

中村尚登:だけど今度、パリ協定に関しては、中国とアメリカがいの一番に「俺達、やるよ」というふうに言ったわけですよね。それで、インドも「そこがやるんだったら、我々も我慢しなきゃね」というふうになって。それで、EUも近々これも批准する見通しなんですけど、そうすると真面目な日本だけ、乗り遅れているんですよね、今まだね(笑)

伊集院光:そうなんですよね。世界全部の排出量みたいのを100とすると、中国は20%くらい。それで、日本はもう3.79まで減らしているわけじゃないですか、頑張って。人口はわりと多いのに。

中村尚登:ええ。まぁでも、逆に言うと、インドよりちょっと少ないくらいなんですよね。

伊集院光:なるほど、なるほど。

中村尚登:そうやって考えれば。だから、日本っていかに1つの小さい国で、3.8%くらいを排出しているというのは、まだまだやっぱり大きいということが言えるわけですね。

伊集院光:まだダイエットですか(笑)

中村尚登:そういうことなんです(笑)

伊集院光:まだやっぱり、日本も。ずいぶん頑張っていると言ってても、まだか、減らすかぁ。でもやっぱり、僕からすると「みんなでやろう」と決めたんなら、「やるしかないじゃない?」と思ったりするんです。日本は、事情としては色んなものを抱えているじゃないですか。元々、目標に掲げて。それこそ京都議定書とかの頃は、「原子力発電所をいっぱい作ることでかなり削減できます」みたいなことだったわけで。そうなってくると、今、その辺のことがかなり変わっているから。

中村尚登:まぁ本当だから、それが足かせになってきている部分というのはあるわけですよね。

伊集院光:はい。

中村尚登:あの時は、京都議定書って、あの会議COP3だったんですけど、その時に「こういう枠組みを決めるよ。世界で初めてこういうのを決めるんだよ」とやった時に、日本は自ら「じゃあ、ウチでやりましょう」と。日本は、率先してやることで、そういう温暖化に対しての取り組みというのを、リードしようという意気込みだったんですけども。

安田美香:はい。

中村尚登:こうやってくると、意気込みはあるんですけれども、今の臨時国会で何とか批准をしようと政府はやっているんですけども、他のところがどんどん、どんどん先に行くにつれて、ちょっと日本は「やると言ってたわりに、ちょっと遅れているんじゃないの?」と見られがちになってきている、というようなことが言えるわけですよね。

伊集院光:相変わらず、ロシアはまだダンマリですけどね(笑)

中村尚登:そう。でも、ロシアも前向きに批准する方向にやっているので。だから、そういう意味ではパリ協定全体的な、中国とアメリカがちゃんとやれば、これは大きいんですよ。半分、それだけで行っちゃうわけですからね。

安田美香:うん、うん。

伊集院光:まぁ、そういう意味では、パリ協定以降、さらに温室効果ガスを減らそうという、地球全体の世界の流れにはなってきている、と。

中村尚登:そういうことですね。


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タグ : 伊集院光,パリ協定,

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