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伊集院光、20年続いた漫画『Dreams』最新話のとんでもない急展開に驚愕「最初からこの選手はいなかったことに…」
2016.09.27 (Tue)
2016年9月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、20年続いたマガジンスペシャル掲載中の野球漫画『Dreams』最新話のとんでもない急展開に驚いたと語っていた。
Dreams 第1巻


伊集院光:俺、野球漫画好きなんだ。『Dreams』っていう、川三番地・七三太朗のコンビの漫画の単行本を、全巻持ってます。単行本、全巻持ってて。
でも、マガジンスペシャルっていう月刊誌で連載されてるのを、一号一号見るというよりは、amazonのオススメのところにずっと買ってっから、「買ってねぇんじゃねぇの?お前」って感じで来るから、「ああ、じゃあ買う」って買う感じで。
今、69巻かな。20年くらいやってっから。途中、月刊マガジンか、週刊マガジンか、マガジンスペシャルっていう月1になってから、まぁ長いから。
20年ぐらいずっとやってる漫画が突然、マガジンスペシャルがどうも休刊するっていうのが発表されて。来年の1月かなんかに休刊が発表されて。
「どうした?」と。川三番地先生、原作・七三太朗、どうしたっていう。甲子園モノの漫画なの。甲子園モノの漫画で、しかも元々、気が短かった主人公の久里ってヤツが、なんとか野球だけは凄いやってきたヤツなんで、色々な問題を抱えながらも、その問題児の久里ってヤツが、勝ち上がってく、みたいな話で。
今、甲子園の準決勝くらい。で、準々決勝とかで連載で1試合3~4年使ってるんだよね(笑)それくらいのペースでやっと進む漫画なんだよ。それが、急に今月号で途轍もなく「どうした?」っていう。
インフレになり過ぎて、かなりありえない展開にはなってるものの、野球っていう体裁は完全に整えてるし、かなり理論派の人だから。原作の七三太朗さん、川三番地さんも、野球の技術に関するトークショーとかもやってるような人なんで。
なんかね、準決勝は、スゲェ猛烈な強敵がインフレで出てきてんだけど。そのチームが初回に大量得点をとり、その大量得点をとった後に、わざとフォアボールをランナーに出しては、計算してダブルプレーとったり、もっとトリプルプレーをとったりして。
バッティングの方は、リードしてるからって、わざとアウトになって試合を進めるって方式をずっととってくの。主人公は、気が短くて荒くれ者だけど頑張ってる久里っていうピッチャーでありバッターは、ずっと無視され続けるのね。それまで、「これも野球の内だから」って、自分を静めるようにやってるの。
今月号で急に…今月号だけなんだけど。今まで、何年もかけて一試合やってたのに、今月号の一話だけで、急に7人連続でデッドボールで病院送りにして。そのまま高野連の会長が出てきて、「最初からこの選手はいなかったことにします」って言うの(笑)
今、初めて聞いた(構成作家)渡辺君とか、ガラスの向こうのスタッフとか、「何言ってんの?」って思ってるでしょ。これ、まんま。一ボケも入れずにここまで喋ってるの。
しかもずっと、彼から3本ホームランを打った、ライバルの生田君ってヤツがいるの。そいつが最後のコマで、突然「死にました」ってなるの(笑)交通事故で轢かれたコマで急に終わるのね(笑)
…俺もだよ。俺もそんな顔をしたよ。だって、単行本全部持ってんだから。本当に好きだった人は、「それはないだろ」って言ってんのね。20年間続いてそれだから。
俺はちょっと楽しみっていうか。とんでもないことになって終わるものってあるじゃん。常軌を逸した感じで終わるっていうのあるのね。
それは年齢にもよるのかな。古い話だけど、テレビ版の『エヴァンゲリオン』の最後って、俺はありなの。とんでもないことになっちゃったなっていう。どうかしてんなっていう。だって、どうかしてない漫画、いっぱいあるから。
1月休刊だから、多分、それまであると思うんだよね。来週、「…夢か」になるのか、さらなる殺戮が起こるのか。「はぁ?野球ってなんですか?」みたいな。サザエさんっぽい漫画に級になって、「え?野球?」ってなんのか。
みんなで、混乱してるよ、先生。先生!先生!(笑)
Dreams 第1巻
伊集院光:俺、野球漫画好きなんだ。『Dreams』っていう、川三番地・七三太朗のコンビの漫画の単行本を、全巻持ってます。単行本、全巻持ってて。
でも、マガジンスペシャルっていう月刊誌で連載されてるのを、一号一号見るというよりは、amazonのオススメのところにずっと買ってっから、「買ってねぇんじゃねぇの?お前」って感じで来るから、「ああ、じゃあ買う」って買う感じで。
今、69巻かな。20年くらいやってっから。途中、月刊マガジンか、週刊マガジンか、マガジンスペシャルっていう月1になってから、まぁ長いから。
20年ぐらいずっとやってる漫画が突然、マガジンスペシャルがどうも休刊するっていうのが発表されて。来年の1月かなんかに休刊が発表されて。
「どうした?」と。川三番地先生、原作・七三太朗、どうしたっていう。甲子園モノの漫画なの。甲子園モノの漫画で、しかも元々、気が短かった主人公の久里ってヤツが、なんとか野球だけは凄いやってきたヤツなんで、色々な問題を抱えながらも、その問題児の久里ってヤツが、勝ち上がってく、みたいな話で。
今、甲子園の準決勝くらい。で、準々決勝とかで連載で1試合3~4年使ってるんだよね(笑)それくらいのペースでやっと進む漫画なんだよ。それが、急に今月号で途轍もなく「どうした?」っていう。
インフレになり過ぎて、かなりありえない展開にはなってるものの、野球っていう体裁は完全に整えてるし、かなり理論派の人だから。原作の七三太朗さん、川三番地さんも、野球の技術に関するトークショーとかもやってるような人なんで。
なんかね、準決勝は、スゲェ猛烈な強敵がインフレで出てきてんだけど。そのチームが初回に大量得点をとり、その大量得点をとった後に、わざとフォアボールをランナーに出しては、計算してダブルプレーとったり、もっとトリプルプレーをとったりして。
バッティングの方は、リードしてるからって、わざとアウトになって試合を進めるって方式をずっととってくの。主人公は、気が短くて荒くれ者だけど頑張ってる久里っていうピッチャーでありバッターは、ずっと無視され続けるのね。それまで、「これも野球の内だから」って、自分を静めるようにやってるの。
今月号で急に…今月号だけなんだけど。今まで、何年もかけて一試合やってたのに、今月号の一話だけで、急に7人連続でデッドボールで病院送りにして。そのまま高野連の会長が出てきて、「最初からこの選手はいなかったことにします」って言うの(笑)
今、初めて聞いた(構成作家)渡辺君とか、ガラスの向こうのスタッフとか、「何言ってんの?」って思ってるでしょ。これ、まんま。一ボケも入れずにここまで喋ってるの。
しかもずっと、彼から3本ホームランを打った、ライバルの生田君ってヤツがいるの。そいつが最後のコマで、突然「死にました」ってなるの(笑)交通事故で轢かれたコマで急に終わるのね(笑)
…俺もだよ。俺もそんな顔をしたよ。だって、単行本全部持ってんだから。本当に好きだった人は、「それはないだろ」って言ってんのね。20年間続いてそれだから。
俺はちょっと楽しみっていうか。とんでもないことになって終わるものってあるじゃん。常軌を逸した感じで終わるっていうのあるのね。
それは年齢にもよるのかな。古い話だけど、テレビ版の『エヴァンゲリオン』の最後って、俺はありなの。とんでもないことになっちゃったなっていう。どうかしてんなっていう。だって、どうかしてない漫画、いっぱいあるから。
1月休刊だから、多分、それまであると思うんだよね。来週、「…夢か」になるのか、さらなる殺戮が起こるのか。「はぁ?野球ってなんですか?」みたいな。サザエさんっぽい漫画に級になって、「え?野球?」ってなんのか。
みんなで、混乱してるよ、先生。先生!先生!(笑)
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