世界は数字で出来ている

2010年12月02日放送の「ナイナイのANN」にて、約5ヶ月ぶりとなる岡村隆史の復帰が実現した。そこで、入院生活から復帰した後の変化について語っていた。

岡村「もちろん、色んな番組を矢部さんが守ってくれたっていうのは分かってるんですけど」

矢部「とんでもないですよ」

岡村「だけど、ホントに今回だけは家族に感謝ですね。こんなこと、電波を使って言うことでもないんですけど、40歳のオッサンがね、ウソでも何でもなく、お母さんに手を握ってもらいながら寝たんです。落ち着くんです」

矢部「あぁ～」

岡村「40歳ですよ。恥ずかしいんです。だけど、なんでしょう、母強し、なんですね」

矢部「ウルトラの母ですよ」

岡村「ホンマに、そんなことなるとは思わなかったけど、『お母さん！』って思って。グッスリ眠れました」

矢部「岡村さん40歳で、お母さんは何歳ですか？」

岡村「もう70歳前ですよ。お婆ちゃんですよね」

矢部「お婆ちゃんですね(笑)」

岡村「お婆ちゃんと初老の男性が手を繋いで寝てるんですよ。傍から見たら笑いますけどね。そら、滑稽でしょうけどね。40歳は初老ですから」

矢部「昔のいわれで、40歳で初老ですからね。…でも、少なからず、男は分かるんじゃないですか？落ち着くっていうのは」

岡村「妹も、お父さんも一生懸命頑張ってくれましたよ。ホンマに、色んな人に支えられて帰って来れたなって思ってますよ」

矢部「今日も、どの番組でもそうですけど、復活の時にはスタッフの方が来て下さって」

岡村「そうですね」

さらに、以下のように語っていた。
矢部「…僕、一個だけ気づいたんですけど。前からそうだったんですけど、いくつか収録が終わったじゃないですか。それで、さらに細かくなってますよね。全てのことに関して」

岡村「でも、スゴイ人に優しくなったりとか、そういう面を持ち合わせるようになったように思うけど」

矢部「そうやね。メッチャ喋ってくるもんね。俺に」

岡村「そりゃ喋るよ。お前のこと好っきやん」

矢部「ひゃっはっは(笑)復活してから喋ってくるようになって」

岡村「もちろん、断ってたっていうのもあるけど、見舞いに来てくれたのはお前だけやったからな。親父も、『相方だけは大切にせなアカンで』って」

矢部「それで、イヤがる気持ちも分かるから。近いだけにね。だけど、今回は特別やっていう判断で、普通の接し方ではダメだなって思って」

岡村「それは何？あんまり喋ってこんといてってこと？」

矢部「違うよ。ただ、今までないやん。カメラ回ってないところで、コソコソって二人で喋ってるっていうのは。それを見ているスタッフもいるんですよ」

岡村「エェんちゃうの？もう、そういうので」

矢部「まぁ、自然が一番っていうのもありますから」

岡村「今までの矢部浩之って、好きじゃなかったもん」

矢部「なんや！20周年も終わろうとしているのに」

岡村「そうやけど、あんまり好きじゃなかったもん」

矢部「もの凄いカミングアウトですよ」

岡村「でも、今のお前は好き。だから、寿司も奢ってあげたのよ(ナイナイ・岡村が語る「矢部が初めて自宅に来た」)。寿司をドンドン食えって思うのよ」

矢部「違う違う。近くにいると、良いところを見ようとしないのよ。悪いところだけ入ってくるから。夫婦と一緒ですよ。だから、キライとか言うなよ。復帰して早々」

岡村「そうやな。すまんすまん」

矢部「今度は俺が『ポォ～ン』ってなるで」

岡村「じゃあ、5ヶ月休んで良い」

矢部「え？やったぁ(笑)貸し借りできた」

岡村「それは全然構へん。その時は、俺が頑張る。矢部っちFCとかやりますよ…それより、アレやなぁ……青木祐子と付き合ってたんやなぁ」

矢部「はっはっは(笑)」

岡村「フルネームで言うてまうけど。本来なら、芸人さんならオブラートに包んで言うけど、ほら、ブランクあるから。ドーンって言うてまうけど」

矢部「ずるいな。お前、ずるいな！ブランクとか」

岡村「西川ヘレンさんの、『私、外国人やから日本語分かりまへんねん』っていうのと同じやけどな。でも、ブランクあるから」

矢部「それ、ずるいな。何でもアリになるポジション築き上げてるやん」

岡村「アレは、ホンマにビックリしたわ。うっすらそういう情報は入ってきてたけどな。そういえば、DOORSの時も、よく二人で喋ってるなぁって思っててん。メッチャ近いなって。収録止まりますってなったら、二人で歩いて行く背中を見てたんですよ。『コレなんやろ？』って思ってたけど」

矢部「でも、すごいイジりかたしますね」

岡村「好きなんか？」

矢部「はっはっは(笑)そりゃあ、好きだから付き合ってるんでしょ」

岡村「そんなんも病んでくるんですよ。『相方幸せ、俺病院…なんやコレ？』って。俺、MAXの時、自分のサイン書かれへんかったからな」

矢部「そうでしたね」

岡村「相方をイジらなって思ったときも、『あれ？相方の好きなブランドなんやったかな？』って思って、ヒステリックグラマーって単語が出てこなかったからな。あと、スピードワゴンの井戸田って名前が出てこなくて。アカン！って思って」

矢部「まぁ、人の名前が出てこないってことはあっても、サインが書かれへんってことはないもんね」

岡村「こんなハズないって思うけどな。スピードワゴン、小沢の名前は出て来ても、井戸田の名前が全然出てけぇへんねん。快復してからやもん」

矢部「そんなんもあって…でも、今のイジられ方はビックリしましたよ」

岡村「何のテクもないよ」

矢部「『お前…青木祐子と付き合ってんな？』って。今、流れてますよね」

岡村「流れたよ。そんなんも分からんよ。ブランクあるから。素人さんと同じレベルですよ」

矢部「そこ結構、うちらって繊細にやっていくコンビじゃないですか」

岡村「そうやな、名前を言うたらアカンって感じでね。上手いことやるじゃないですか。今のは、粗相やな」と語っていた。

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