伊集院光、甲子園で大分の女子マネージャーが退場させられた問題に関するルールに言及「本当に時代遅れ」
2016.08.04 (Thu)
2016年8月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、高校野球の甲子園練習で、大分の女子マネージャーがノックの手伝いをしていたところ、約15分後に大会関係者から制止され、退場させられた問題に関するルールに言及し、「本当に時代遅れ」「『女性は危ない』じゃあ、みんな誰一人、納得いかない」などと語っていた。
伊集院光:ちょっと話題になってる、甲子園の練習なんですけどね。
内山研二:ああ、はい。
伊集院光:甲子園の練習で、ユニフォームを着て練習の補助をしていた大分高校の女子マネージャーが、大会本部から「それは決まりでダメですよ」と、止められるってことがあって。
内山研二:うん。
伊集院光:これ、いろいろ物議を醸し出しているんですけど。僕ね、この件については、ややこしい意見を持ってて。
内山研二:ええ。
伊集院光:「女子はダメだ」と。「女子は、球場に入って手伝っちゃダメだ」という決まりがあります、と。
内山研二:はい。
伊集院光:しかも、その決まりの根拠が「危ねぇから」だと。危ないから、怪我するからダメだ、という、これメチャクチャな決まりですよ。
内山研二:うん。
伊集院光:こんな決まりは、間違ってます。ただ、間違ってますが、その決まりがある以上、このやり方は違うと思う。出てしまうっていう。
内山研二:うん。
伊集院光:そういう決まりがある中で、もちろんこの理不尽な決まりは、僕の個人的な意見としては、なくしていったほうが良いと思います。だって、女子だから危ないんじゃないですよ、基本的には。
内山研二:うん。
伊集院光:硬球だから。硬球、誰に当たろうが危ないです。
内山研二:そうね。
伊集院光:そうすると、はっきり言いますけど、この名門校で、野球部にずっと一緒に同行して彼女と、俺。
内山研二:はい。
伊集院光:もう、草野球で今期16打数0安打(笑)
内山研二:はっはっはっ(笑)
伊集院光:この俺と、どっちが危ないかと言ったら、俺のほうが危ないです。僕は男子ですけど、危ないです。自信を持って言えます。
内山研二:はい(笑)
伊集院光:このヘタさに、自信を持てますから。って考えると、このルールのでき方は、おかしいと思うんです。
内山研二:うん。
伊集院光:もっともっと、議論をするべきだと思うんです。だけど、やっぱりね、「このルールを変えましょう」っていう動きを、ちゃんとやるべきで。まして、ここの監督が、もしくは教員達がその動きを彼女のためにやってあげる、「やろう、頑張ろう」というのは、僕は正しい行動だと思うけど、この実際の場所でやってしまって、それで監督のコメントが「うっかりしてました」というのは、これじゃあ、とてもじゃないけど納得がいかなくて。
内山研二:うん。
伊集院光:こうなった以上ね、罰しろと言ってるんじゃないんですよ。ちゃんとこのルールは変えるべきだけれども、このやり方は、僕はちょっと違うっていう意見は、表明しておきたいなと思うんですよね。
内山研二:うん。
伊集院光:やっぱり、スポーツはルールがあってスポーツだから。それが、色んな理不尽なルールがあって、それを変えようとする努力は、したほうが良い。したほうが良いけれども、このルールで始まってて、「じゃあ、他の学校にそういう子がいなかったかどうか」なんていうことは、わからなくて。
内山研二:ああ、はい。
伊集院光:そうすると「ルールだから」と従った人達が、どう思うとか。そこにまた、公平・不公平が出てくると思うんですね。
内山研二:うん。
伊集院光:そうすると、「このやり方は、ちょっと褒められたやり方ではないな」というふうに思うんですね。ただまぁ、彼女自身が監督から「やって良いよ、やろうよ」と言ってやったわけだから、彼女自身を僕は責めようとは思わないし。まだしかも、少年少女、青少年なわけだから、と思うんだけど。
内山研二:うん。
伊集院光:僕は、指導者がこれに関しては、少し考えないといけない。
内山研二:そうですね。
伊集院光:いけないんじゃないかなと思うんですよね。ただ、元々のルールがまたちょっと…また難しいのが今、女子の野球部とかもできてますから。
内山研二:はい。
伊集院光:マネージャー問題は、またちょっと別なんですけどね。女子の野球部もあり、女子の大会もある上で、どうするかも含めてなんですけど。ちゃんと野球は、これに関して早く決めないと、本当に時代遅れな。
内山研二:ああ、そういうことか。
伊集院光:「女性は危ない」じゃあ、みんな誰一人、納得いかないなって思いますけどね。
内山研二:そうですね。
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伊集院光:ちょっと話題になってる、甲子園の練習なんですけどね。
内山研二:ああ、はい。
伊集院光:甲子園の練習で、ユニフォームを着て練習の補助をしていた大分高校の女子マネージャーが、大会本部から「それは決まりでダメですよ」と、止められるってことがあって。
内山研二:うん。
伊集院光:これ、いろいろ物議を醸し出しているんですけど。僕ね、この件については、ややこしい意見を持ってて。
内山研二:ええ。
伊集院光:「女子はダメだ」と。「女子は、球場に入って手伝っちゃダメだ」という決まりがあります、と。
内山研二:はい。
伊集院光:しかも、その決まりの根拠が「危ねぇから」だと。危ないから、怪我するからダメだ、という、これメチャクチャな決まりですよ。
内山研二:うん。
伊集院光:こんな決まりは、間違ってます。ただ、間違ってますが、その決まりがある以上、このやり方は違うと思う。出てしまうっていう。
内山研二:うん。
伊集院光:そういう決まりがある中で、もちろんこの理不尽な決まりは、僕の個人的な意見としては、なくしていったほうが良いと思います。だって、女子だから危ないんじゃないですよ、基本的には。
内山研二:うん。
伊集院光:硬球だから。硬球、誰に当たろうが危ないです。
内山研二:そうね。
伊集院光:そうすると、はっきり言いますけど、この名門校で、野球部にずっと一緒に同行して彼女と、俺。
内山研二:はい。
伊集院光:もう、草野球で今期16打数0安打(笑)
内山研二:はっはっはっ(笑)
伊集院光:この俺と、どっちが危ないかと言ったら、俺のほうが危ないです。僕は男子ですけど、危ないです。自信を持って言えます。
内山研二:はい(笑)
伊集院光:このヘタさに、自信を持てますから。って考えると、このルールのでき方は、おかしいと思うんです。
内山研二:うん。
伊集院光:もっともっと、議論をするべきだと思うんです。だけど、やっぱりね、「このルールを変えましょう」っていう動きを、ちゃんとやるべきで。まして、ここの監督が、もしくは教員達がその動きを彼女のためにやってあげる、「やろう、頑張ろう」というのは、僕は正しい行動だと思うけど、この実際の場所でやってしまって、それで監督のコメントが「うっかりしてました」というのは、これじゃあ、とてもじゃないけど納得がいかなくて。
内山研二:うん。
伊集院光:こうなった以上ね、罰しろと言ってるんじゃないんですよ。ちゃんとこのルールは変えるべきだけれども、このやり方は、僕はちょっと違うっていう意見は、表明しておきたいなと思うんですよね。
内山研二:うん。
伊集院光:やっぱり、スポーツはルールがあってスポーツだから。それが、色んな理不尽なルールがあって、それを変えようとする努力は、したほうが良い。したほうが良いけれども、このルールで始まってて、「じゃあ、他の学校にそういう子がいなかったかどうか」なんていうことは、わからなくて。
内山研二:ああ、はい。
伊集院光:そうすると「ルールだから」と従った人達が、どう思うとか。そこにまた、公平・不公平が出てくると思うんですね。
内山研二:うん。
伊集院光:そうすると、「このやり方は、ちょっと褒められたやり方ではないな」というふうに思うんですね。ただまぁ、彼女自身が監督から「やって良いよ、やろうよ」と言ってやったわけだから、彼女自身を僕は責めようとは思わないし。まだしかも、少年少女、青少年なわけだから、と思うんだけど。
内山研二:うん。
伊集院光:僕は、指導者がこれに関しては、少し考えないといけない。
内山研二:そうですね。
伊集院光:いけないんじゃないかなと思うんですよね。ただ、元々のルールがまたちょっと…また難しいのが今、女子の野球部とかもできてますから。
内山研二:はい。
伊集院光:マネージャー問題は、またちょっと別なんですけどね。女子の野球部もあり、女子の大会もある上で、どうするかも含めてなんですけど。ちゃんと野球は、これに関して早く決めないと、本当に時代遅れな。
内山研二:ああ、そういうことか。
伊集院光:「女性は危ない」じゃあ、みんな誰一人、納得いかないなって思いますけどね。
内山研二:そうですね。
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