世界は数字で出来ている

2016年7月30日放送のMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土 22:00-23:30)にて、明石家さんまが、第一回目の東京国際映画祭で、タモリとともに悪ふざけをしてしまい、たった一回で司会降板させられてしまった過去について語っていた。

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明石家さんま：司会者としては、名前間違うって凄い失礼なことやと思うから。

飯窪春菜：責任重大なんですね。

明石家さんま：昔、東京国際映画祭の1回目で、俺とタモリさんが司会なんですよ。

飯窪春菜：ああ、はい。

明石家さんま：その時に、『乱』っていう映画が大賞を獲ったんですね。東京国際映画祭で。

飯窪春菜：はい。

明石家さんま：で、リハーサルで俺とタモリさんが「さぁ、今回の優勝は…」っていうので、俺は『社長漫遊記』って、エライもっと古い映画のタイトルを言って、ボーンとウケたんですよ。

飯窪春菜：はい。

明石家さんま：ほんなら、タモリさんが「良いね、さんまそれ」って言って。「本番も行こうよ」とか言うて(笑)

飯窪春菜：ふふ(笑)
村上ショージ：それ、リハーサルでやったんですか？

明石家さんま：それ、リハーサルで。ほんで、本番で音楽流れて。「さぁ、それでは最優秀作品は…『社長漫遊記』です！」って言うたら、クスリともせず。

村上ショージ：あら？

明石家さんま：考えたらそうやがな。凄い賞の一発目やから。東宝かどっかやったけども、『乱』って言うてもらえると思ったら、『社長漫遊記』で、「あの野郎」って話になって。まぁ、エライ怒られた(笑)

飯窪春菜：はっはっはっ(笑)

明石家さんま：ずっと東京国際映画祭の司会って、俺とタモリさんでいく予定やったの。

飯窪春菜：へぇ。

明石家さんま：「これからも続く限り、お2人でお願いします」って言われてて。

飯窪春菜：へぇ(笑)

明石家さんま：たった1回で。

飯窪春菜：第一回目で(笑)

明石家さんま：第一回目で。それで、主演女優賞が原田美枝子さんやってんけど、沢口靖子さんが、まだデビュー間もなくで、緊張し過ぎてて。18～9歳やから。で、俺とタモリさんと、沢口靖子ちゃんやねん、司会が。

飯窪春菜：ああ。

明石家さんま：32年前に、原田美枝子さんっていう女優さんが主演女優賞で。

村上ショージ：はい。

明石家さんま：緊張して、「主演女優賞は…原美枝子さんです」って。『社長漫遊記』の後に、「原美枝子さんです」って言ったら、原田さんが、グッと睨みはってな。そらそうやわ。主演女優賞の名前を…悪気は全くないの。緊張して間違っただけなの。それを言うてしまいよったんや。

飯窪春菜：ああ。

明石家さんま：俺らもそれ、美味しいと思って、「田や。田抜いてる」とか。

飯窪春菜：はっはっはっ(笑)

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