世界は数字で出来ている

2016年7月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、任天堂のAR(仮想現実)モバイルゲーム『ポケモンGO』の日本公開を控え、子供たちの交通事故発生の可能性を懸念していた。

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伊集院光：『ポケモンGO』どうよ？もう、心配しかないよね。…楽しみもあるわ(笑)楽しみも凄いあるけど、相当心配だなって思うのって、アメリカとかで問題がいっぱい起きてるじゃん。

ポケモンGO(iOS版)


ポケモンをゲットしたくて、崖から落ちましたっていうさ。漫画なの？それは漫画なのかね。

ポケモンをゲットしたくて、崖から落ちました、あとは日本でも起きがちな、人の土地に入っちゃった、みたいなことあるじゃん。分かんないけど、映像を観てるとさ、意外に子供じゃないじゃん。アメリカでポケモン大騒ぎで、「物凄ぇヤツとったぜ！イエー！ご機嫌だぜ」みたいな人、いい大人じゃん。

ポケモンも20年やってるから、子供たちが大人になって、かなりやってるイメージなんだよね。これは、アメリカ事情が細かく分かるわけじゃないけど、日本で心配するような、ちびっ子たちがみんなで出歩いて、ちびっ子同士でクルマに轢かれちゃう、みたいな感じじゃないじゃん、アメリカ。

よく言うさ、『はじめてのおつかい』をアメリカでやったら、それ自体が法律に触れるくらい、子供だけで行動させることに対する、親の監視義務を含めて、凄い法的に厳しいって現状で、今、大人がキャーキャーやって、ああいう感じになってる。かたや、日本よりも私有地に入った、入らないみたいなことは、アメリカ、とんでもないことになると思うよ。
そうにも関わらず、ちょいちょい問題起きてるぐらいの感じ。アメリカのバランスって
今、あんな感じの問題じゃん。あと、川のそばでポケモン探してたら、水死体見つけたってヤツいるんだよね(笑)それはいいことだよね(笑)

もし俺がちびっ子で、水死体をゲットした時に、返したくないっていう(笑)「水ポケモンの凄いヤツをせっかくゲットしたのに」って(笑)どんどん、日が経つにつれて強そうになっていくから(笑)

とんでもない、恐ろしいモンスターになっていきますから。「返したくない」って言うかどうかは別として、アレはいいことで。お手柄ってことですよね(笑)

交通事故に遭った女の子が、怪我してんのに、「私から警告しとくわ。交通安全には気をつけてポケモンをゲットしたほうがいいわよ」ってインタビューに答えてるっていう(笑)「日本では、お前みたいなヤツは、インタビューを受けて人に注意したりしないけどね」って思ったんだけど。

日本になるとさ、絶対に子供同士で行くよね。子供同士で行くし、まぁ轢かれると思うよ。今のまんまの感じだと、まぁ轢かれると思うんだよね。それで、早々と学校で禁止になると思うんだよね。

俺は、「社会が」とか「子供たちの安全が」とかあんま思わないんだけど、そうすると全面的に禁止になっちゃうじゃん。そうすると、俺が遊べないから(笑)俺が遊べないのがイヤなんで。先に何かルールづくりをしておかないと、荒れると思うんだよなぁ。

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