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さまぁ~ず・三村「芸人になるなら選ぶべき事務所」
2010.10.24 (Sun)

設楽「リスナーからのメールなんですが、『お笑い芸人になりたいのですが、どの事務所に行くべきですか?』って質問がきています」
三村「考え方の違いだと思うよ。今現在、お笑い芸人をやっている人で考えると、ライバルの多い吉本で勝ち上がっていくのか、それとも一つ格は落ちるけど、他の事務所で早めに頭角を現すのかってことだよね」
設楽「ええ」
三村「吉本だと、同期が何百組といるんだよ。その中で出てくるのは、1割にも満たないよ。他の事務所だったら、1割から2割くらいはいくよ」
設楽「俺らが今の知識があって、お笑いを始める人だとして考えると、どこの事務所にするかって考えると、たぶん吉本の門を叩くと思うんですよ」
三村「俺も。今のこの知識で考えると、やっぱり吉本だろうね」
設楽「ただ、みんな言っていると思いますけど、『面白いヤツはどこに行っても最終的に出てくる』みたいな伝説もあるんですよね」
三村「あるよね。あと、手薄なオスカープロモーションとかは、実は狙い目かもしれないね。『ウチが一押しの芸人です』ってことになりやすいとは思うんだよね」
日村「今でこそ、芸人がたくさんいるようになりましたけど、サンミュージックとかもほとんど芸人はいなかったですからね」
設楽「女優さんとかアイドルとかはいたけどね。…俺らが芸人になろうって思ってた頃は、田舎の埼玉で、事務所どこにあるかとかも知らないし、どこの事務所に入ろうか…って発想がないんですよ」
三村「俺もなかったな」
設楽「今では、事務所の学校があるってことも有名になりましたからね」
三村「事務所の名前が、結構出るからね。ボキャブラ以降、事務所がどこ、とか番組で出るようになったから」
設楽「そうですよね。…一概には言えませんけど、吉本に行くべきなんでしょうかね」
三村「今はそうなんだろうね。ただ、己の腕がどれくらいなのか、俯瞰で見た方が良いね」
設楽「ただ、入るとそれぞれの事務所で色を付けられちゃう可能性はありますよね」
三村「そこはね、もう全部言うことを聞かなくて良いよ」
設楽「俺もそう思うんですよね。何も分からないで始めるから、『言うことを聞かないとライブやテレビに出られない』とか思うんですよね。そうなると、自分たちに色が消えていきますよね」
三村「なんで18とか20歳で、下請けみたいなことをしなくちゃならないんだってことだよ。そこまで培ってきた、お笑い番組を観てきたりした、お笑いの脳ミソが出来てきているわけじゃん」
設楽「いわば、セミプロなんですよね」
三村「そう、あとは喋りと動きがついていけてないだけなんだよ。自分の思っていることと、出来ることが、全然違う、って思いながらやっているわけ。だけど、いずれ追いついていくから、貫いた方が良いんだよね」
設楽「そうなんですよね。変に色を付けられても、メッキは剥がれますからね」
三村「芽が出ない人も、自分の頭の中にあるお笑いを貫けば、いつかは芽が出ると思うんだよね」
設楽「ネタ番組はまた減ってきつつあるけど、またしばらくすれば出てくるような気がしますよね。そこで、またフィーチャーされて出てくる人がいると思いますよね」
三村「そうだね」
設楽「今の若い人たちって、テレビを観ているから、リアクションとかコメントとかもすぐに出来るんですよね。あれってスゴイことだと思うんですよ」
三村「笑いが浸透しすぎたね」と語っていた。
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