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南キャン・山里「AKB48じゃんけん選抜で大ブーイング」

2010.09.26 (Sun)
2010年09月22日放送の「山里亮太の不毛な議論」にて、「AKB48じゃんけん選抜」のレフリーとして出演した際に、AKB48ファンから大ブーイングを浴びた、と語られていた。

「『AKB48じゃんけん選抜』が、武道館で行われたわけです。AKB48の全員…卒業して1人減ったので47人、研究生4人の合計51人が、全員平等に同じパーセンテージ、選抜曲を歌えるようになっているわけです。そのトーナメント表は、前回のコンサートの時に決めてるんです。そのトーナメント表でも、いろんな運命が生まれているわけ」

「いわばその夢の戦いに、私、参加させていただきました。見に行ったわけでなく、じゃんけんのレフリーとして試合を取り仕切りました。…よく僕に投げかけられる言葉ね、『職権乱用、公私混同、AKB利権でのさばりやがって』とか言いますけどね。だけど、秋本先生じきじきに『山ちゃんどう?レフリーやってくれない?』っておっしゃっていただきましてね」

「ありがたく、やらさせていただいたわけですよ。これが職権乱用かな…ごめんなさい。それで、会場にいったわけよ。でもシークレットだったの。でも、色んなハプニングがあって、前のロケがめちゃくちゃ押しちゃったの。本来できるはずの、リハーサルができないで武道館に到着しちゃったの。何も確認できないような状況だったんです」

「MCすごいよ。ジョン・カビラ。あの人で、楽屋が一緒だったんだけどね。あと、グラディエーターみたいな格好した、でっかい巨人もいたんだけどね。それで台本確認してたら、サプライズでアントニオ猪木さんも出てくるみたいだったんです」

「でも、台本を後ろの方まで読んでいったら、『レフリー、猪木さんに闘魂注入される』って書かれていて。俺、殴られるんだって思ってね。…もう言っちゃうけど、俺、AKBファンに好まれていないわけよ。サプライズでレフリーとして出たら、もうすごいブーイングだろうなって分かってるの。恐いわけですよ」

「もう、怒りの炎に注ぐガソリンが、いっぱいあるわけです。ジョン・カビラさんが俺を紹介するところで、『芸能界AKB48トップヲタ、芸能界一、AKB48を愛する男、南海キャンディーズ・山里亮太!』って書いてあるとき、震えましたよ。AKB48トップヲタって、もう神聖な存在じゃない。そんなことをファンの前で言っちゃったら…ふざけんなってなっちゃうじゃない」

「すぐに、スタッフさんに『この文言だけは、僕みたいなものに当てはまる言葉じゃないんで、消していただけますか』って裏工作していたわけです。あと、猪木さんの闘魂注入に関しても裏工作もしてました。色々ウワサは聞いてますからね。アイドルや俳優さんでは、音は鳴るけど衝撃があまりないって感じで力加減するだけど、芸人では音も衝撃もあるやつをやるって猪木さんの中ではあるって聞いていたんです」

「猪木さんに挨拶に行った時に、『イテテ…この前、ロケで首をやっちゃいましてね…』って首をさするって工作をしたんです。芸人っていうと力が強くなるから、『マルチにタレント業をやらせていただいてまして』って言ってね。もちろん、芸人だからそこは…って思われるかもしれませんが、痛いのと高いのがイヤなんじゃあ…カンベンして下さい」

「いよいよ、本番ですよ。メンバー登場、すごい格好良かった。1万人のファンのみなさんの前で、K-1とかの呼び込みをやっているレニー・ハートが、一人一人の名前が呼ばれて、登場するわけ。嫌が応にもテンションが上がりますよ」

「大島優子の時は凄かったね。まるで津波のように歓声が沸いてね。出てくるだけで大盛り上がりですよ。ゾクゾクしますよ。前田敦子が出てくるのもすごいの。風格すら感じさせる、ゆっくりとした動きで、黒のシックな格好をしていてね。優子が攻めの王者なら、敦ちゃんは守りの王者、みたいな感じなのよ」

「登場だけで1時間よ。みんな、それぞれの衣装を選んでくるのよ。その中で良い味だしてたのが小林香菜。この子は水着で登場したの。インパクト大だったね。格好良かった。…1時間ですよ。その間、ずっと盛り上がりっぱなしよ」

「その1時間盛り上がっている、その最後に誰が登場するか…そう、僕なんです。ジョン・カビラさんが『じゃんけん選抜、この大会を取り仕切るのは、この男しかいない。そう、芸能界一、AKBを愛する男…』とかって言っちゃってね。修正されてないんですよ。『南海キャンディーズ』って言葉が聞こえると同時に、大ブーイングですよ。1万人のブーイングは、風圧がすごいの」

「1万人の憎悪ですよ。その中を歩いて行くわけです。『ブーー!』だけじゃないんです。その中に思い思いの言葉が入るんです。はっきり聞こえましたよ『シネ!』『コロス!』『炎上させるぞ』すごかったですね。聖飢魔II の野外ライブでもやっているのかって思うくらい」

「その中でも、かばってくれるような人もいるんですよね。『ヤマちゃーん!』とか言ってくれる人もいて。でも、『誰だ!今ヤマちゃんって言ったヤツ!』って言われちゃってたけどね。『炎上させるぞ』には、『応援コメント書くから!』とか言ってくれる人もいたんですよね。もうブーイングが収まらないよね。」

「…レフリーの役割としては、メンバーを呼び込み、二人の手を真ん中にとって、持ってくる。そして、『Ready!』のかけ声でじゃんけんぽんってやるの。今、説明したところで、大問題がありますよね。『手を持ってくる』ですね。真ん中にその手を持ってくるっていうのが大問題で、触ろうものなら『テメェ!触るんじゃねぇよ!』って声が飛ぶんです。俺、ビーバップハイスクールに来てるのかなって思いましたよ」

「そこでも、影の努力をしているんです。手袋をしていたんですね。それ、私の発案なんです。本当は素手でやることになってたんですけど、もし素手でやれば暴動が起こるなって思って。それで、手袋を用意していただいてたんです」

「勝ち名乗りのときも、手を持つんですけど、その時もみんなテンションがさらに上がってますから、『いい加減にしろよ!ふざけんなコラ!』って声が起きましてね。途中から心が折れて、手を持つのをやってません。インカムで『手を持ち上げて下さい』って指示がありましたけど、途中から勝った方を指さすだけにしてました」と語っていた。

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