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能町みね子、白鵬が稀勢の里戦で魅せた見事な横綱相撲に感服「白鵬に批判的な人々を、全員納得させるような相撲」
2016.05.22 (Sun)
2016年5月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜日9:00-13:00)にて、エッセイスト・漫画家の能町みね子が、大相撲夏場所で白鵬が稀勢の里戦で魅せた見事な横綱相撲について、「白鵬に批判的な人々を、全員納得させるような相撲」であると語っていた。
土屋伸之:能町さん、気になるニュースは?
能町みね子:やっぱり白鵬-稀勢の里戦の話は、どうしてもしたいんで。昨日、もう新鮮ですし。
土屋伸之:みんな、注目してました。
能町みね子:全勝対決だったんですね、12勝同士か。
土屋伸之:はい。
能町みね子:それまでの白鵬の相撲、私、けっこう辛辣に書いていたんですよ。「良くない」と思ってて。
塙宣之:かち上げしたり。
能町みね子:そう。かち上げって言ってますけど、解説の舞の海さんは、「肘うち」と明言しちゃってて。
土屋伸之:はい、はい。
能町みね子:それはそれで、言い過ぎか、微妙なところなんですけど。ただ、かち上げっていうのは普通、相手の体を起こすために、ぶち当たる。
塙宣之:うん、うん。
能町みね子:肩とか、腕とかでぶち当たるのを、かち上げっていうんですけど。白鵬の場合はですね、もうふりかぶって、肩を支点に回して、肘をもうほっぺたが顎にぶちあてに行っているので。
塙宣之:はい。
能町みね子:結構もう半分「脳震盪狙い」みたいなところがあって。ちょっとそれは、相撲としては、あまり技としては微妙だし。「横綱としても、どうなんだ?」っていうのを、私は凄い批判的に見ていたんで。
土屋伸之:はい。
能町みね子:もう、稀勢の里戦も楽しみ半分、何かそういう乱暴なこととか、変化とかやっちゃうんやないかって心配半分だったんですけど。
塙宣之:うん。
能町みね子:全部、吹き飛ばすような良い相撲で。
塙宣之:そうでしたね。
能町みね子:素晴らしい相撲でした。
土屋伸之:やっぱり、強いという。
出水麻衣:そうでしたね。何度も粘って。
能町みね子:そうですね。しかも、「わざわざ相手の得意な形にしてあげた」とか言っているんですよ。そこまで言われちゃったら、もう降参ですよね。
塙宣之:がっぷり組みましたもんね。
能町みね子:がっぷり組んで、白鵬って右四つって言って、右で下手を取る形が得意なんですけど、自分からわざわざ稀勢の里が得意な、左下手を取る形に持って行ったんですよ。
土屋伸之:スゲェな、そういうことがあるんだ。
能町みね子:それで、「勝ってみろ」と。
塙宣之:「勝ってみろ」とね。
能町みね子:「勝ってみろ」みたいなコメントまで残して。もう、屈辱的ですよね、稀勢の里にしては。
出水麻衣:ねぇ、本当ですね。
能町みね子:だから、稀勢の里ファンも私みたいに、「白鵬、ちょっとどうなんだ?」って言ってた人達も、もう全員納得させるような、とんでもない相撲をとっちゃったので。
土屋伸之:結局、相撲で黙らせた、と。
能町みね子:いやぁ、もうめちゃくちゃ強いんだな、と。
塙宣之:大きいのに、また速いですからね。
能町みね子:速いですよ。
塙宣之:スピードもあるし、バネもあるしね。
能町みね子:相手得意な形なのに、白鵬ばっかりが動いているんですよね。
土屋伸之:ああ、なるほどね。
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土屋伸之:能町さん、気になるニュースは?
能町みね子:やっぱり白鵬-稀勢の里戦の話は、どうしてもしたいんで。昨日、もう新鮮ですし。
土屋伸之:みんな、注目してました。
能町みね子:全勝対決だったんですね、12勝同士か。
土屋伸之:はい。
能町みね子:それまでの白鵬の相撲、私、けっこう辛辣に書いていたんですよ。「良くない」と思ってて。
塙宣之:かち上げしたり。
能町みね子:そう。かち上げって言ってますけど、解説の舞の海さんは、「肘うち」と明言しちゃってて。
土屋伸之:はい、はい。
能町みね子:それはそれで、言い過ぎか、微妙なところなんですけど。ただ、かち上げっていうのは普通、相手の体を起こすために、ぶち当たる。
塙宣之:うん、うん。
能町みね子:肩とか、腕とかでぶち当たるのを、かち上げっていうんですけど。白鵬の場合はですね、もうふりかぶって、肩を支点に回して、肘をもうほっぺたが顎にぶちあてに行っているので。
塙宣之:はい。
能町みね子:結構もう半分「脳震盪狙い」みたいなところがあって。ちょっとそれは、相撲としては、あまり技としては微妙だし。「横綱としても、どうなんだ?」っていうのを、私は凄い批判的に見ていたんで。
土屋伸之:はい。
能町みね子:もう、稀勢の里戦も楽しみ半分、何かそういう乱暴なこととか、変化とかやっちゃうんやないかって心配半分だったんですけど。
塙宣之:うん。
能町みね子:全部、吹き飛ばすような良い相撲で。
塙宣之:そうでしたね。
能町みね子:素晴らしい相撲でした。
土屋伸之:やっぱり、強いという。
出水麻衣:そうでしたね。何度も粘って。
能町みね子:そうですね。しかも、「わざわざ相手の得意な形にしてあげた」とか言っているんですよ。そこまで言われちゃったら、もう降参ですよね。
塙宣之:がっぷり組みましたもんね。
能町みね子:がっぷり組んで、白鵬って右四つって言って、右で下手を取る形が得意なんですけど、自分からわざわざ稀勢の里が得意な、左下手を取る形に持って行ったんですよ。
土屋伸之:スゲェな、そういうことがあるんだ。
能町みね子:それで、「勝ってみろ」と。
塙宣之:「勝ってみろ」とね。
能町みね子:「勝ってみろ」みたいなコメントまで残して。もう、屈辱的ですよね、稀勢の里にしては。
出水麻衣:ねぇ、本当ですね。
能町みね子:だから、稀勢の里ファンも私みたいに、「白鵬、ちょっとどうなんだ?」って言ってた人達も、もう全員納得させるような、とんでもない相撲をとっちゃったので。
土屋伸之:結局、相撲で黙らせた、と。
能町みね子:いやぁ、もうめちゃくちゃ強いんだな、と。
塙宣之:大きいのに、また速いですからね。
能町みね子:速いですよ。
塙宣之:スピードもあるし、バネもあるしね。
能町みね子:相手得意な形なのに、白鵬ばっかりが動いているんですよね。
土屋伸之:ああ、なるほどね。
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