伊集院光、熊本地震でのボランティアの需要・供給が上手くバランスをとれない問題に言及「GWが終わると足りない」
2016.05.10 (Tue)
2016年5月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-金 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、熊本地震でのボランティアの需要・供給が上手くバランスをとれない問題について語っていた。
伊集院光：熊本の災害ボランティア、なかなかこう上手くいかないなと思うのは、ゴールデンウィークの前半は、本当に善意で皆さん集まって。だけども、必要な人数より多かったんですよね。
中村尚登：ええ。
伊集院光：多くて、来たは良いけれども、お手伝いできることはなかったと、ガッカリしている人たちも、いっぱいいたんだけど。
安田美香：はい。
伊集院光：今度は、連休終わるってなると、足りない。
中村尚登：はい。だから実際、これも、熊本県の熊本市などではですね、色々とどこからのボランティアでも、受け付けているんですけど。それ以外の多くのところでは、例えば県内に住んでいる人達とか、あるいはもうちょっと広くても九州に住んでいる人達に「来て下さい」ということをやっているんですね。
伊集院光：うん。
中村尚登：それで、実際に震災が起きてから、本当しばらくの間というのは、何が何だから分からない状態になっているんで、ボランティアが行っても、やることってなかなか少なかったりするわけですよ。
伊集院光：うん。
中村尚登：それでまあ、今週、今日あたりから熊本県内の小学校中学校なんかも、どんどん授業を再開、本格的にしてきて。明日・明後日あたりには全部再開されるとなると、これが避難所なんかが、全部集約されてくるわけですよね。
伊集院光：うん。
中村尚登：それでまた、家に帰る方達がいると。そしたら、そういう人達の手伝いで、今まで以上にボランティアが必要になってくるわけですよ。
伊集院光：はい。
中村尚登：だから、これからが本来のボランティアに必要な時期に入ってくると。
伊集院光：それが、ちょっと連休とか頑張ってくれている学生達の、その長期休暇と合わなかったりとかしちゃうのは、皮肉な話ですね。
中村尚登：ええ。
伊集院光：確かに、今、自分の家の状態を確認して。「これはもう、泣く泣く撤去しかないんだな」ということがわかって初めて、人手が凄い必要だとか。
中村尚登：そういうことですね。
伊集院光：直後に関しては、交通網とか連絡網ができてないから、行ってもなかなか配置できなかったりしたのが、直ってきた頃に連休が終わっちゃう。
中村尚登：うん。これからは、仕事があったり、学校があったりっていうのはありますから。そうじゃないと、週末とかそういう時を利用してボランティア活動できる余裕のある方は続けていただきたいと思いますね。
伊集院光：最初、県内だけとか、九州だけっていう募り方があるっていう自治体もあるってことで、どうしてかなって思ったら、「継続的に来てもらえたり、無理なく来てもらえる距離がそれくらい」ってことなんでしょうね。
中村尚登：そういうことなんですかね。
伊集院光：こういうことが上手く整理できたり、上手に「週末に関しては、ボランティアに参加する人の交通費を補助しよう」とか、そういうことができるといいですね。
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伊集院光：熊本の災害ボランティア、なかなかこう上手くいかないなと思うのは、ゴールデンウィークの前半は、本当に善意で皆さん集まって。だけども、必要な人数より多かったんですよね。
中村尚登：ええ。
伊集院光：多くて、来たは良いけれども、お手伝いできることはなかったと、ガッカリしている人たちも、いっぱいいたんだけど。
安田美香：はい。
伊集院光：今度は、連休終わるってなると、足りない。
中村尚登：はい。だから実際、これも、熊本県の熊本市などではですね、色々とどこからのボランティアでも、受け付けているんですけど。それ以外の多くのところでは、例えば県内に住んでいる人達とか、あるいはもうちょっと広くても九州に住んでいる人達に「来て下さい」ということをやっているんですね。
伊集院光：うん。
中村尚登：それで、実際に震災が起きてから、本当しばらくの間というのは、何が何だから分からない状態になっているんで、ボランティアが行っても、やることってなかなか少なかったりするわけですよ。
伊集院光：うん。
中村尚登：それでまあ、今週、今日あたりから熊本県内の小学校中学校なんかも、どんどん授業を再開、本格的にしてきて。明日・明後日あたりには全部再開されるとなると、これが避難所なんかが、全部集約されてくるわけですよね。
伊集院光：うん。
中村尚登：それでまた、家に帰る方達がいると。そしたら、そういう人達の手伝いで、今まで以上にボランティアが必要になってくるわけですよ。
伊集院光：はい。
中村尚登：だから、これからが本来のボランティアに必要な時期に入ってくると。
伊集院光：それが、ちょっと連休とか頑張ってくれている学生達の、その長期休暇と合わなかったりとかしちゃうのは、皮肉な話ですね。
中村尚登：ええ。
伊集院光：確かに、今、自分の家の状態を確認して。「これはもう、泣く泣く撤去しかないんだな」ということがわかって初めて、人手が凄い必要だとか。
中村尚登：そういうことですね。
伊集院光：直後に関しては、交通網とか連絡網ができてないから、行ってもなかなか配置できなかったりしたのが、直ってきた頃に連休が終わっちゃう。
中村尚登：うん。これからは、仕事があったり、学校があったりっていうのはありますから。そうじゃないと、週末とかそういう時を利用してボランティア活動できる余裕のある方は続けていただきたいと思いますね。
伊集院光：最初、県内だけとか、九州だけっていう募り方があるっていう自治体もあるってことで、どうしてかなって思ったら、「継続的に来てもらえたり、無理なく来てもらえる距離がそれくらい」ってことなんでしょうね。
中村尚登：そういうことなんですかね。
伊集院光：こういうことが上手く整理できたり、上手に「週末に関しては、ボランティアに参加する人の交通費を補助しよう」とか、そういうことができるといいですね。
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