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伊集院光、落語家時代に三遊亭円楽師匠からかけられた言葉「苦労は芸の肥やし。だけど、肥やしをあげ過ぎた花は枯れる」

2016.04.23 (Sat)
2016年4月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30 -11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、落語家時代に師匠・三遊亭円楽からかけられた言葉について語っていた。

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伊集院光:僕は、都合のいいことばっか覚えてるんですけど。当時、寄席若竹ってあって、円楽一門の弟子は全部、(先代の三遊亭円楽に)「ヒマがあったら、一分でもそこに行け」って言われてたの。

三遊亭円楽:はい、はい。

伊集院光:それで、みんなそこで凄い働いてたんだけど、ある日、師匠が「たしかに、苦労は芸の肥やしだけれども、肥やしをあげ過ぎた花は、それはそれで枯れるからね」って言って、「自分で塩梅を決めて、自分のしたいこともしなさい」ってことを言われて。

三遊亭円楽:いつも思うんだけど、根腐れしちゃうんですよ。

吉井歌奈子:ああ。

三遊亭円楽:それからね、プレッシャーかけると潰れるの。やっぱり、芽が出たところで肥やしをあげなきゃ、育たないのよ。芽が出てないのに、肥やしあげてもしょうがないの。

吉井歌奈子:ああ。

三遊亭円楽:教育の原理っていうのは、それでしょ?

吉井歌奈子:ええ。

三遊亭円楽:やっぱり、プレッシャーをかけるんじゃなくて、伸び盛りの時に、パっと田仕舞してやりゃ、キュッと伸びんのよ。

伊集院光:でもね、それがやっぱり、17歳の高校中退からしてみるとね、ありがたかった。

三遊亭円楽:だって今、30いくつできたヤツがさ、芽も出ねぇわさ、ゆとり以前の問題でね、どうしようもねぇもん。


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タグ : 伊集院光,三遊亭円楽,

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