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田中角栄、人心掌握の極意についての名言「大仕事を果たすには、大将の懐に飛び込んで、その金玉を握ること」

2016.04.14 (Thu)
2016年4月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ・米粒写経の居島一平が出演し、田中角栄の人心掌握の極意についての名言を紹介していた。

天才


赤江珠緒:田中角栄さんは、改めてどういう方だったか、居島さん、お願いします。

居島一平:はい。やっぱりですね、学歴的にはですね、高等小学校を出ただけで。

赤江珠緒:はい。

居島一平:厳密に言うと、中央工学校っていうところで、夜間で学ばれたんですけど。

赤江珠緒:うん。

居島一平:当時の自民党の実力政治家と言えば、東大出身、しかも法学部出身。しかも官僚出身とかね。

赤江珠緒:はい。

居島一平:8年近い長期政権を築いた佐藤栄作総理なんか、まさにその典型的なタイプですから。

赤江珠緒:うん。

居島一平:その中にあって、地肩をつけて、実力と人心掌握術、そして「今太閤」なんて言われ方をされた方ですから、豊臣秀吉に匹敵するくらいの人たらしぶりっていうんですかね。

赤江珠緒:ああ。

博多大吉:ざっくり言うと、超優秀な政治家さんだったんですか?

居島一平:そうです、そうです。コンピューター付きブルドーザーなんてアダ名も言われてましたけども。当時から大蔵省の官僚たちを、数字をバーって並べて、「お前らも優秀かもしれないけど、現場で叩き上げてきた俺は、数字やデータ、負けないだけ把握してるんだよ」っていう。

赤江珠緒:普通だったらね、学歴だけで官僚の人とかに対して、コンプレックスになっちゃいそうな感じじゃないですか。

居島一平:はい、はい。

赤江珠緒:でも、その人たちを使いこなす。

居島一平:勘所を全部心得ていた人なんですね。その角栄さんの名台詞って無数なんですけど。

赤江珠緒:うん。

居島一平:「どえらい大仕事を果たすには、大将の懐に飛び込んで、その金玉を握ることだ。そうすれば、取り巻きどもが一目も二目も置く。足軽ばかり相手にしていれば、それで一生が終わる」と。

博多大吉:うん。

居島一平:こんな台詞を無数に吐かれたら、それはたまらんでしょ。

赤江珠緒:うん。

居島一平:「この人には勝てない」っていう風に、第一種接近遭遇でも、相手の心を鷲掴みにしちゃうような、そういう方だったんだろうなって、今からつくづく思わされますね。

赤江珠緒:なるほどね。


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タグ : 田中角栄,石原慎太郎,

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