爆笑問題・太田、芸人はいかに笑いをとるかで勝負がはっきり決すると語る「どんだけ良いネタでもその日に外したらダメ」
2016.03.23 (Wed)
2016年3月22日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、お笑い芸人は、いかに笑いをとるかで勝負がはっきりと決し、「どんだけ良いネタでもその日に外したらダメ」と毎回が真剣勝負であると語っていた。
前の記事からの続き:
爆笑問題・太田、漫才をこき下ろしたお笑い評論家・高橋維新を再び挑発「挑戦状、受けないのかな?」
田中裕二:会いたくないもん、高橋親子(高橋維新、高橋秀樹)とかにまず。
太田光:なんで?
田中裕二:全く関わりあいたくないって、俺は思っちゃうからね。だから、俺の方が冷たいよ、多分。俺の方がクールなのかもしれないけど。
太田光:お前、KIDの時もイヤがったもんな。
田中裕二:「漫才で勝負しようぜ」みたいなことを言ってくるKIDは嫌い。
太田光:お前、冷たいよな。
田中裕二:「なんだよ、知らないよ。そんなんで俺は漫才の練習とかしたくねぇよ」って思っちゃう。
太田光:冷たいんだよな、お前は。お前と(水道橋)博士は冷たい(笑)
田中裕二:違う、違う。博士が言ってきたこともあるだろうが。
太田光:博士は、昔は言ってきた。
田中裕二:昔は、博士の方がむしろ言ってきたよ。その時から俺は、そういう部分はイヤだなって思ってたの。「対決しようぜ」みたいな、プロレスみたいなことをしようぜ、みたいなことを言うのが…
太田光:それがなきゃ。だって、闘争心がなかったら、お笑いなんて…お笑いって、プロレスだぜ?
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)「笑いは戦場や」って、さんまさんも言ってるから。
田中裕二:そういう人はもちろん…
太田光:勝ち負けなんだよ、結局は。
田中裕二:それはそうかもしれないよ。だから俺は、芸人には向いてないって、そうかもしれない(笑)
太田光:だから、俺は小演劇を捨てたんだもん。
田中裕二:勝負してないってことでね?
太田光:勝負してないから、アイツら。何の勝負もしてない。
田中裕二:それは全員じゃないから。してる人もいるかもしれないからね(笑)
太田光:クソ劇団。
田中裕二:30年前の話。当時の小劇団の一部の話をしているだけであって。
太田光:ええ。
田中裕二:今は太田さん、観てもないから言えないでしょ?
太田光:いやいや、言える。だってそれは寄席とかで勝負してる人間からしてみたら、客に「これから笑わせますよ」って出てって、笑えるか笑えないか。スベる時もある。
田中裕二:それはもう潔いよね。分かりやすいしね。
太田光:アレは、我々芸人はみんな経験してるから。どんだけ良いネタだって、その日外したら、ダメなんだよ。言い訳できないんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:楽屋でいくら言い訳しても。「今日の客はダメだ」とか言うよ、みんな。言うけど、どう考えても裸になってウケをとったヤツの方が、全然表情が違う。「今日はコイツの勝ちだ」っていうのがハッキリしちゃうんだから。
田中裕二:うん。
太田光:俺らが、一番よく知ってんだから、俺らは。そういう世界なんだから。
田中裕二:うん。
太田光:俺たちの世界は、そういう世界なんだよ。分かるよね?それは。
田中裕二:分かるよ、それは(笑)
太田光:「あんなものは、誰でも作れるネタだ」とか、言うことは言えるよ。でも、いかに笑いをとったかで、勝負は決まってんだよ。
田中裕二:そうだね。
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爆笑問題・太田、漫才をこき下ろしたお笑い評論家・高橋維新を再び挑発「挑戦状、受けないのかな?」
田中裕二:会いたくないもん、高橋親子(高橋維新、高橋秀樹)とかにまず。
太田光:なんで?
田中裕二:全く関わりあいたくないって、俺は思っちゃうからね。だから、俺の方が冷たいよ、多分。俺の方がクールなのかもしれないけど。
太田光:お前、KIDの時もイヤがったもんな。
田中裕二:「漫才で勝負しようぜ」みたいなことを言ってくるKIDは嫌い。
太田光:お前、冷たいよな。
田中裕二:「なんだよ、知らないよ。そんなんで俺は漫才の練習とかしたくねぇよ」って思っちゃう。
太田光:冷たいんだよな、お前は。お前と(水道橋)博士は冷たい(笑)
田中裕二:違う、違う。博士が言ってきたこともあるだろうが。
太田光:博士は、昔は言ってきた。
田中裕二:昔は、博士の方がむしろ言ってきたよ。その時から俺は、そういう部分はイヤだなって思ってたの。「対決しようぜ」みたいな、プロレスみたいなことをしようぜ、みたいなことを言うのが…
太田光:それがなきゃ。だって、闘争心がなかったら、お笑いなんて…お笑いって、プロレスだぜ?
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)「笑いは戦場や」って、さんまさんも言ってるから。
田中裕二:そういう人はもちろん…
太田光:勝ち負けなんだよ、結局は。
田中裕二:それはそうかもしれないよ。だから俺は、芸人には向いてないって、そうかもしれない(笑)
太田光:だから、俺は小演劇を捨てたんだもん。
田中裕二:勝負してないってことでね?
太田光:勝負してないから、アイツら。何の勝負もしてない。
田中裕二:それは全員じゃないから。してる人もいるかもしれないからね(笑)
太田光:クソ劇団。
田中裕二:30年前の話。当時の小劇団の一部の話をしているだけであって。
太田光:ええ。
田中裕二:今は太田さん、観てもないから言えないでしょ?
太田光:いやいや、言える。だってそれは寄席とかで勝負してる人間からしてみたら、客に「これから笑わせますよ」って出てって、笑えるか笑えないか。スベる時もある。
田中裕二:それはもう潔いよね。分かりやすいしね。
太田光:アレは、我々芸人はみんな経験してるから。どんだけ良いネタだって、その日外したら、ダメなんだよ。言い訳できないんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:楽屋でいくら言い訳しても。「今日の客はダメだ」とか言うよ、みんな。言うけど、どう考えても裸になってウケをとったヤツの方が、全然表情が違う。「今日はコイツの勝ちだ」っていうのがハッキリしちゃうんだから。
田中裕二:うん。
太田光:俺らが、一番よく知ってんだから、俺らは。そういう世界なんだから。
田中裕二:うん。
太田光:俺たちの世界は、そういう世界なんだよ。分かるよね?それは。
田中裕二:分かるよ、それは(笑)
太田光:「あんなものは、誰でも作れるネタだ」とか、言うことは言えるよ。でも、いかに笑いをとったかで、勝負は決まってんだよ。
田中裕二:そうだね。
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