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熊田曜子がプライベートをひた隠しにするワケ

2010.07.10 (Sat)
2010年07月08日放送の「小島慶子 キラ☆キラ」の吉田豪との対談コーナーにて、熊田曜子の生い立ちなどについて語られていた。話の発端は、熊田曜子が最近上梓した『Juicy Girl featuring 熊田曜子 Love Sex & Love Body』という本に関して語られていたことだった。

吉田豪は「熊田曜子さんが6月17日に講談社から出した本なんですけどね。帯のあおり文句が過激で、これは、と思って買ったんですけど、正直な所、『アレ…』って感じです。最初、『熊田曜子さん、セッ○スとは何ですか?』っていきなり始まるんですよ。ただ、そういったインタビューが7ページなんですよ」

「しかもテーマは3つに分かれていて、最初の2ページは『小学生の頃から憧れていたグラビアアイドル』とかって生い立ちが書かれているんです。最初は周囲の反対もあったけど、最後には認めてもらって、色々なことに戸惑いながらもグラビアのプロとしての自覚が芽生えていくって話なんです」

「さらに、グラビアアイドルとしての戸惑いも、『眩しくて目が開けられなくて大変だった』とか、そんな戸惑い?って感じの話が書いてあるんです。次の2ページが、28歳という年齢だから色々な迷いがあるって話が書かれていて、恋愛観とか結婚観とかなんですよ。『彼氏の前ではオナラはしない、ハダカでウロウロしたりはしません』とかって書かれているんです。つまり、セッ○スの話は3ページです」

「『自分にとっては大事なスキンシップ。大好きな人と触れあうことって、暖かみがあって良いですよね。親から抱きしめられることがほとんどなくなる、高校生くらいから人は恋をして、愛する人と抱き合うようになるんじゃないかなって思うんです。色んな人とするよりも、1人の人と、何十回、何百回と回数を重ねる方が良いと思う。たとえば、一回だけで合う、合わないって判断をするより、何度もして、気持ちを通じ合わせることが大事じゃないかな?』とかって書かれてるんですよ」

「正しい、道徳的なことですけど、一般的な話で自分のことは全然語ってないんですよ。学校の性教育的な話はするんんですけど、なんかリアリティがないんですよね。『セッ○スってとても大事なことなんですけど、実はあまり人と話す機会はありませんよね』って言っている自分が、ろくに話していないんですよ」

「他にも、『熊田曜子の魅せ方レッスン』とかって書かれていて、女性に向けたエレガントでセクシーな仕草があるってレクチャーなんですよ。靴を脱ぐ、服を脱ぐとかの正しいアドバイスがあるんですけどね。ポイントはここです。『ベッドで待つポーズ』ってヤツなんですよ。誘うポーズとか、終わったとの余韻のポーズとかあるんです」

「でも、熊田さんのポイントっていうのは、正直ここくらいなんですよ。熊田曜子名義の本なのに、こんなに出てくるのが少ないのはどうしてなんだろうって思ったんですけど、表紙を見ると"featuring"って書かれているんです。つまり、著者じゃないんですよ」

「どうして彼女がこんなにも道徳的なことを言うのかというと、彼女のこれまでのインタビューとかを見ても、彼女の趣味的な部分とか人間的な面白さが出てこないんですよね。生真面目な発言が多いんです」

「僕は取材で話したことがあるんですけど、『反抗期は全然なかった』とか、『芸能界入りのために退学した看護学校の学費は、全額親に返した』『好きなタイプはお兄ちゃん』『結婚するなら親と同居が条件』『親からもらった大事な体を傷つけちゃダメだから、ピアスは一生開けない』『不倫は絶対に許せない』とか、すごい正しいことを言っているんですよ。ただ、あまりにも正しすぎて面白みがないんですよね」

「でも、謎が解けたんですよ。デビュー当時の週刊大衆2002年6月10日号で、『私が小5で両親が離婚して、私と3つ上のお兄ちゃんと3人暮らしになったんです。お母さんには、男の人について色々聞かされて育ちました。離婚する前、お父さんはほとんど家に帰ってこず、たまに居ても"今日は猫の毛がついていたから女のところにいってたんだよ"とか』って書かれているんです」

「インタビューの時、小5で転校してから性格が大人しくなった』って言ってますが、彼女の家族愛のアピールとか、不倫嫌いのアピールとかって、かならずここに繋がってくるんですよね。お母さんもかなりさばけた人で、『相性があるからたくさんの人とHしなさい』とかって言うそうなんですよ。そういうこともあって、色々みえてくるわけですよ」

「インタビューでも、こういう話をすれば深い話になるのになって思うのに、父親の話が完全に封印になっているんです。一切、言わないんです。だから深みがなくなっちゃったんです。父親の話とか、離婚の話があってこそ、こういう道徳的な話に説得力が増すんですけどね」

「中川翔子さんも、ポジティブな発言が多くて、『浮気するヤツはシね!』とかって言ってますけど、彼女の父親はミュージシャン・俳優の中川勝彦さんで、結構、浮気がちな方で若くして亡くなっているんですよね。だからこそ、生きている内に楽しく生きなきゃって感じになっているんですよね。ただ、背景を知らないと、単なる道徳的な話で聞いている側に響かないんですよね」

「僕がインタビューしても、かなりNG項目が多かったんですよね。事務所の検閲をなんとかくぐり抜けて記事にしたんですけどね。さらには、彼女の特技であるブラインドタッチが、差別用語にあたるということで、タッチ・タイピングに出版社側から変えられる始末でした。彼女は、質問すると話してくれる人なんですけどね」と語っていた。

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