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マツコ・デラックス「今のテレビ業界を語る」

2010.06.28 (Mon)
2010年06月25日放送の「バナナマンのバナナムーンGOLD」にて、マツコ・デラックスがゲスト出演していた。そのPodcast放送にて、さらにマツコ・デラックスを迎えてトークが繰り広げられていた。

マツコ・デラックスは「私たちが子供の頃は、土曜の昼に『独占!女の60分』を観るために走って帰ったわよ。焼きそばを食べながら観ていたわよ」

「今の子供たちは、それくらい一生懸命にテレビに夢中になっていることはあんまり無いと思うのよね。それをインターネットであったり、色んなもののせいにするけど、それだけじゃないよ。そこまで汗垂らして走って帰って、観たい番組があるかってことよね」

「たとえば、夕方のニュース番組とは名ばかりの行列の出来る店ばっかりを紹介している番組あるじゃない。そんなものを観たいと思うかね。そんなもの、今日観ようが明日観ようがラーメン屋が3軒隣に移っているだけで、やっていることは変わらないんだから」

「でも、『夕焼けニャンニャン』を1日見逃しちゃったら、もしかしたら山本スーザン久美子の誕生を見逃す可能性もあるわけじゃない。そういうのが今はないじゃない。それは、テレビ番組を作っている側の責任でもあるわよね」

「もちろん、クレームがくるってこともあって、ビビっちゃってるのはあるかもしれないけど、そう言うときには言ってやればいいのよ。『観たくなかったら観るな!お前のためにテレビを作ってるんじゃない!』って」と話していた。

さらに、以下のように語っていた。

「実はワタシ、テレビに出る出ないって時に、出てしまって、共演者の人たちが実は良い人って知ってしまったら、客観的にテレビを観ているだけの感想を言えなくなっちゃうんじゃないかって思って。『あの人、良い人なんだよね』って作用が働くから」

「だから、テレビに出ることにすごい躊躇していて、7~8年前くらいにオファーが結構あったんだけど、その時は全部断ってたの。サンジャポに出た以外は、全部のバラエティを断ったの」

「でも、ワタシは分かりやすく『キワモノ』じゃない。出ているだけで面白くて、『なんだコイツ』って思うじゃない。だから、ワタシが出ることによって、場を汚すことの一つだなって思って。綺麗にまとまっているものの中に、こんな子供に見せるものじゃないものが紛れ込んでいるってのが良いなって思って」

「おこがましい話だけど、こんな気持ち悪い生き物がテレビに映っているだけで、今の健全になりすぎてしまったテレビ業界に迷惑をかけることができて、それは良いことだなって思ったのよ。それで、テレビに出させていただこうかと思ったのよ」

「『ピンポン!』って番組にも出させてもらって、あれは情報番組じゃない。そこで、太った女装にコメンテーターをしてくれって頼んできた猛者がいるわけじゃない。それって、本当に薄気味悪いことじゃない。ワタシが出始めた頃には、『なんであんな太った女装にこんなことを言われなきゃならないんだ』って批判も来たワケよ。でも、それを狙って出ていたワケなのよ。文句を言ってくれ、クレームを言ってくれってことだったの」

「そこで大問題を起こせるほど、肝が据わったオンナじゃないけどね。でも、居ること自体が目障りな感じ、そういう存在になれたら良いなって思ったんですよ。ただ、思いの外、皆さんが受け入れてくれてしまったのよね。だからちょっと、今は予想と外れてしまっているのよね。本当は、もっと非難を浴びたいと思ってたんだけどね。『不謹慎だ』って。そこで、『テレビって不謹慎なものよ』ってことを体で表現したかったの」

「でも、思ったより皆さん優しかったのよ。だから、ゴメンね。簡単にひな壇で芸人さんと一緒に並んじゃって。魂って、意外と簡単に金で売れちゃうものなのね。金に目がくらんだのよね」

「今のお笑いの人たちについてもさ、たとえば芸人さんが情報番組にちょこっと出ているのも『お笑い』って言えるのか?ってことなのよ。トーク番組で、2組ぐらいに分かれて掛け合うことが『お笑い』なのか?とも思うのよね。そうじゃないだろうって。たとえば、バナナマンさんがでていれば、コントを観たくなるでしょ」

「あとね、テレビって周りにいるような人間以外を観られるものだと思うのよ。たとえば、最近の紅白歌合戦って、そこらへんのルミネで打ってそうな服を着て出てくる人もいるじゃない。そういう人を観ると、『これはテレビなんだよ』『テレビに出るって、どういうことか分かる?』って言いたくなるの。それだけ、テレビに出るってことは特別なことだと思うんだよね」と語っていた。

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