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爆笑問題・太田、ビートたけしが『タイタンライブ』で披露した落語に感動「これを談志師匠に観せたかった」
2016.02.15 (Mon)
2016年2月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、『タイタンライブ』でビートたけしが披露した漫才に、「これを談志師匠に観せたかった」と思うほど感動したと語っていた。
田中裕二:タイタンライブ20周年がこの間、ありまして。
江藤愛:ああ、お疲れ様でした。
太田光:いえいえ。
田中裕二:本当にたくさんの方ね、来てくださって。
太田光:本当にありがとうございました、皆さん。
田中裕二:シネマの方にも、全国、映画館の方にも来ていただきまして、本当にありがとうございました。無事に終わりました。
太田光:立川梅春。
田中裕二:立川梅春って、誰かってね。
太田光:ビッグサプライズ。
田中裕二:ビートたけしさん。
江藤愛:凄いですねぇ。
田中裕二:ちょうど愛ちゃんもね。
江藤愛:金曜日、もう感動しました。
太田光:感動した?
江藤愛:はい。
太田光:27分、熱演でしたね。
田中裕二:熱演でしたね。
太田光:うん、人情話。
田中裕二:落語ってね、ああいう人情話とか、ホロッとするようなのも。
江藤愛:グッとくるようなね。
田中裕二:あるんですけども。たけしさんがね、まさかああいう話を。
太田光:たけしさん、あんなにきっちりやったのは初めてだと思うんですけど。
田中裕二:うん。
太田光:もうね、随分前に頼んだんですよ。「たけしさん、出てくれませんか?」って。そしたら、「あっ、いいよ」って、割りと簡単に引き受けてくれたんですけど。
田中裕二:うん。
太田光:それでね、しばらく経って、前日、ちょい前くらいからね、「あのさ…トリはちょっと勘弁してくんねぇかな」って言い出して(笑)
田中裕二:それは、たけしさんだからトリを用意するわけですよ。
江藤愛:それはそうでしょ。
太田光:「トリはよぉ、勘弁してくれ。5番目くらいになんねぇか?」って言うわけ(笑)
江藤愛:5番目?(笑)
太田光:「5番目って、たけしさん…」って。俺らの前だったら、俺らがトリで、なんとか頑張りますけども、5番目に出られて、他の若手出られないですって。
田中裕二:うん。
太田光:それで、前日もそんな話をマネージャー越しにしたら、相当多分だから、練習してくれたんだと思う。前の日に。
田中裕二:ああ、そうだね。
太田光:それで、誰よりも早く会場入りして。それで「楽屋でちょっと相談しましょう」って言って。「なんとかトリで…」って言ったら、「まぁ、分かりました。やらせて頂きます」って(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:もうさぁ、「この人、凄いなぁ」って俺はもうね、本当に感動した。
田中裕二:うん。
太田光:それで聞いたら、もうずーっと楽屋のトイレに籠もって、本番までずーっと練習してるんだって。
田中裕二:うん。
太田光:いやもう、素晴らしかったね。
田中裕二:ねぇ。アレはライブとシネマで観て頂いた方は、僕らも含めて、本当に貴重な体験だと思う。
江藤愛:たしかに。
太田光:その打ち合わせの時に、「15分くらいだと思うんだ」って言ってたんだけど、結局、蓋を開けてみたら、27分。
田中裕二:うん。
太田光:大熱演なんです。ところが、シネマライブっていうのは、映画館でも上演してるんで、映画館の終わりの時間って決まってるんですね。
江藤愛:そうですよね。
太田光:前の組から計算して、「もし押してたら、僕らのネタちょっと削って」とかやってたんだけど。バタバタしてたんだけど。
江藤愛:はい。
太田光:俺らもコント27分やっちゃったもんだから。
江藤愛:長いもんね(笑)
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:「これ、入るか入らないか」ってギリギリで。でも、本当にピッタリね。映画館では、エンディングトークは入らなかったんだけど。
田中裕二:ちょっとね。
太田光:(ビートたけしが)オチまで言って、お辞儀して拍手まで入って。そこでスっと終わってるから。
江藤愛:凄い!
太田光:「凄いなぁ、この人は」って思ったね。
田中裕二:うん。良かったよね、アレね。
太田光:俺は、袖でかぶりつきで観てましたけどね。やっぱりね、あの人の江戸弁っていうかね。アレはね、落語の技術云々ではなくてね…俺、もっと雑な落語なのかと思ってて。でも、立川流芸能部から落語はやってるけども、「こんなに細かいところまでできるのか」ってね。
田中裕二:うん。
太田光:「あ、やるんだ」ってね。しかも落語ってね、技術っていうより、人間が出るんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:「バカヤロー、この野郎」っていう、たけしさんのあの迫力は、小声で言ってるんだけど、怖い凄みががあるじゃないですか。
田中裕二:うん、うん。
太田光:アレがね、凄かったね。落語っていうものの凄みとバッチリ合ってて。たけしさん、これから「北野流」作るんじゃないかな。
田中裕二:「北野流」ね(笑)
太田光:俺、袖で観ててね。「これを談志師匠に観せたかったな」って思いながら。実はあの日、当日、会場には桑田佳祐夫妻が観に来てて。
田中裕二:はい。
太田光:だから、俺は袖の向こうにたけしさんがいて、客席には桑田さんがいる。なんて俺にとって幸せな状況なんだろうって思って、ずっと鳥肌立ちっぱなしでしたね。
江藤愛:凄い空間だったですね。
田中裕二:本当に皆さん、ありがとうございました。
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田中裕二:タイタンライブ20周年がこの間、ありまして。
江藤愛:ああ、お疲れ様でした。
太田光:いえいえ。
田中裕二:本当にたくさんの方ね、来てくださって。
太田光:本当にありがとうございました、皆さん。
田中裕二:シネマの方にも、全国、映画館の方にも来ていただきまして、本当にありがとうございました。無事に終わりました。
太田光:立川梅春。
田中裕二:立川梅春って、誰かってね。
太田光:ビッグサプライズ。
田中裕二:ビートたけしさん。
江藤愛:凄いですねぇ。
田中裕二:ちょうど愛ちゃんもね。
江藤愛:金曜日、もう感動しました。
太田光:感動した?
江藤愛:はい。
太田光:27分、熱演でしたね。
田中裕二:熱演でしたね。
太田光:うん、人情話。
田中裕二:落語ってね、ああいう人情話とか、ホロッとするようなのも。
江藤愛:グッとくるようなね。
田中裕二:あるんですけども。たけしさんがね、まさかああいう話を。
太田光:たけしさん、あんなにきっちりやったのは初めてだと思うんですけど。
田中裕二:うん。
太田光:もうね、随分前に頼んだんですよ。「たけしさん、出てくれませんか?」って。そしたら、「あっ、いいよ」って、割りと簡単に引き受けてくれたんですけど。
田中裕二:うん。
太田光:それでね、しばらく経って、前日、ちょい前くらいからね、「あのさ…トリはちょっと勘弁してくんねぇかな」って言い出して(笑)
田中裕二:それは、たけしさんだからトリを用意するわけですよ。
江藤愛:それはそうでしょ。
太田光:「トリはよぉ、勘弁してくれ。5番目くらいになんねぇか?」って言うわけ(笑)
江藤愛:5番目?(笑)
太田光:「5番目って、たけしさん…」って。俺らの前だったら、俺らがトリで、なんとか頑張りますけども、5番目に出られて、他の若手出られないですって。
田中裕二:うん。
太田光:それで、前日もそんな話をマネージャー越しにしたら、相当多分だから、練習してくれたんだと思う。前の日に。
田中裕二:ああ、そうだね。
太田光:それで、誰よりも早く会場入りして。それで「楽屋でちょっと相談しましょう」って言って。「なんとかトリで…」って言ったら、「まぁ、分かりました。やらせて頂きます」って(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:もうさぁ、「この人、凄いなぁ」って俺はもうね、本当に感動した。
田中裕二:うん。
太田光:それで聞いたら、もうずーっと楽屋のトイレに籠もって、本番までずーっと練習してるんだって。
田中裕二:うん。
太田光:いやもう、素晴らしかったね。
田中裕二:ねぇ。アレはライブとシネマで観て頂いた方は、僕らも含めて、本当に貴重な体験だと思う。
江藤愛:たしかに。
太田光:その打ち合わせの時に、「15分くらいだと思うんだ」って言ってたんだけど、結局、蓋を開けてみたら、27分。
田中裕二:うん。
太田光:大熱演なんです。ところが、シネマライブっていうのは、映画館でも上演してるんで、映画館の終わりの時間って決まってるんですね。
江藤愛:そうですよね。
太田光:前の組から計算して、「もし押してたら、僕らのネタちょっと削って」とかやってたんだけど。バタバタしてたんだけど。
江藤愛:はい。
太田光:俺らもコント27分やっちゃったもんだから。
江藤愛:長いもんね(笑)
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:「これ、入るか入らないか」ってギリギリで。でも、本当にピッタリね。映画館では、エンディングトークは入らなかったんだけど。
田中裕二:ちょっとね。
太田光:(ビートたけしが)オチまで言って、お辞儀して拍手まで入って。そこでスっと終わってるから。
江藤愛:凄い!
太田光:「凄いなぁ、この人は」って思ったね。
田中裕二:うん。良かったよね、アレね。
太田光:俺は、袖でかぶりつきで観てましたけどね。やっぱりね、あの人の江戸弁っていうかね。アレはね、落語の技術云々ではなくてね…俺、もっと雑な落語なのかと思ってて。でも、立川流芸能部から落語はやってるけども、「こんなに細かいところまでできるのか」ってね。
田中裕二:うん。
太田光:「あ、やるんだ」ってね。しかも落語ってね、技術っていうより、人間が出るんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:「バカヤロー、この野郎」っていう、たけしさんのあの迫力は、小声で言ってるんだけど、怖い凄みががあるじゃないですか。
田中裕二:うん、うん。
太田光:アレがね、凄かったね。落語っていうものの凄みとバッチリ合ってて。たけしさん、これから「北野流」作るんじゃないかな。
田中裕二:「北野流」ね(笑)
太田光:俺、袖で観ててね。「これを談志師匠に観せたかったな」って思いながら。実はあの日、当日、会場には桑田佳祐夫妻が観に来てて。
田中裕二:はい。
太田光:だから、俺は袖の向こうにたけしさんがいて、客席には桑田さんがいる。なんて俺にとって幸せな状況なんだろうって思って、ずっと鳥肌立ちっぱなしでしたね。
江藤愛:凄い空間だったですね。
田中裕二:本当に皆さん、ありがとうございました。
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