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えのきどいちろう、ベッキー不倫報道の加熱に見る「オーバーキル」の恐ろしさを指摘「燃料投下するタイプの報道」

2016.02.07 (Sun)
2016年2月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土 9:00-13:00)にて、コラムニスト・えのきどいちろうが出演し、ベッキーの不倫報道の加熱などについて、「オーバーキル」というやり過ぎな報道に至ってしまう可能性がある、と指摘していた。

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えのきどいちろう:構造として絶対にあるのが、「ポピュリズム」っていうことなんだけど。要はね、騒動が起きたときに、燃料投下するタイプの報道があって。

ナイツ・土屋伸之:なるほど。

えのきどいちろう:週刊誌だろうとスポーツ新聞だろうと、騒動になってくれれば良いんですよ。

土屋伸之:はい、はい。

えのきどいちろう:その事柄について、正しいか正しくないか、とか。もしかしたら、それを叩くのは、「オーバーキル」って言うんだけど、やり過ぎになりかねない時でも、とりあえず燃料投下するタイプの報道をしてしまうので、一つ間違えると凄い怖いことになりかねないので。

出水麻衣:メディアの形が変わってしまうかもしれないですね。報道という意味ではね。

えのきどいちろう:「存在感を発揮できる」って思ってるのは良いんだけど、その存在感のあり方が、昔とは変わり始めているかもなっていうね。

えのきどいちろう:何を大きく扱って、何を小さく扱うかみたいな見識みたいなものって、活字の世界って大事だったんですけど、「今はこれ、チャンスだ」っていう。

土屋伸之:盛り上がれば良いっていう。

えのきどいちろう:そういう方向に振れ始めてるなって、色んな現場で、僕の知り合いなんかはみんな言ってますね。

土屋伸之:その人のやったことより、キャラを重視した方向に行ってますよね。

えのきどいちろう:キャラとかがあった方が騒動になるし。たとえば、川谷絵音さんって、キャラが割りと分かりにくいんで。

土屋伸之:はい、はい。

えのきどいちろう:アーティストだからね。それはそうなんだけど。

ナイツ・塙宣之:うん。

えのきどいちろう:だから、あんまり川谷さんの方には行かないじゃないですか。キャラのある人の方がキツイですよね。テレビ出ていて、キャラがあったりするような人。

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