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伊集院光「Twitter連動番組『革命×テレビ』がつまらないワケ」
2010.06.02 (Wed)

「あの"革命"では、マリー・アントワネットはピンピンしているね。おそらくだけど、口の周りをクリームだらけにして、『何かあったの?』って言っていると思いますよ」
「だって、意味が分からないですよ。UstreamとTwitterを使って、ってことだから俺も気にはなってたんですよ。自分も同じようなデジタルモノを使った番組をやっているから。『天下のTBSが、どんな番組を作っているんだろうか。しかも、Softbankが金を出している。これは、スゴイものをやってくれるんじゃないだろうか』って思ってたんですよ」
「でも、観ていたら、世界各地に散った芸人とかが、Ustreamっていうインターネットを使った簡単な機材で動画が送れるものを、雨上がり決死隊の二人が束ねて、お伝えします、みたいな番組なのよ。でも、そのスタートを観た時点で、『これは失敗するな』っていうのは分かっていたんです」
さらに、伊集院光は以下のように語っていた。
「一番カオスだったのは、ネゴシックスがカブトガニが大量発生した海岸、みたいなのを中継していたんです。それで、最初はUstreamでカクカクとした動画で伝えていたんですけど、『実は、3日前にすごいことが起きたんです。それでは、ご覧下さい』って言うと、普通のハイビジョン映像でカブトガニが産卵するVTRが流れるんです。『そのカメラ、そこにあるんだ…』ってことじゃないですか」
「それに、急に小林麻耶がipadを取りだして、画面に映ったyahoo!ニュースを読み上げるっていうコーナーがあるのね。なんなの、それ。『TBSと報道はなんなの?』ってことじゃないですか。『ニュースっていうのは、yahoo!ニュースのトップ記事を読んじゃうことなの?』って思いますよ」
「この革命、失敗するなって思いましたけどね。誰も勝たない形で終わるなって思いました。とにかく、孫さん、僕にお金を下さい。『結局、UstreamとかTwitterとテレビの相性は悪い』って結論づけられる前にね」と話していた。
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