博多大吉、千原ジュニアとオール巨人が漫才の審査で対立して空気が張り詰めたと明かす「僕はずっと下を向くばかり」
2015.12.26 (Sat)
2015年12月23日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、吉本興業が主催する全国高等学校お笑い選手権である「M-1甲子園」の審査員を務めた際、千原ジュニアとオール巨人の意見が対立し、空気が張り詰める一場面があったと明かしていた。
前の記事からの続き:
博多大吉、M-1甲子園に出場するリア充高校生たちの会話に辟易「こいつら、どっか早く行かねぇかな…」
博多大吉:(M-1甲子園の審査員として)コメントを求められても、高校生相手にスベりたくないし。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:8年前だから、僕、まだ「大吉先生」(博多大吉、「大吉先生」と呼ばれることになったきっかけを語る「『アメトーーク』のスタッフが呼び出したから」))でもないから。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:僕の漫才に対する気持ちなんかね、ヤツら分かるわけないから。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:当たり障りのないことばっかり言ってたんですよ。
赤江珠緒:はぁ(笑)
博多大吉:「良かったんじゃないですか」とか。
赤江珠緒:ああ、なるほど(笑)
博多大吉:「いやぁ、僕はもう抜かれてると思います」とか。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:心にもないことばっかり言いながら(笑)
赤江珠緒:さすが、先生の醍醐味(笑)
博多大吉:審査員してたんですね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:それで、M-1の審査とは違って、M-1甲子園の審査員は、最後、「別室に」って。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:審査員だけが別室に行って。
赤江珠緒:ちゃんと集まって。
博多大吉:そこで、誰が優勝かを決めるってヤツだったんですよ。
赤江珠緒:ああ、審査らしいヤツですね。「審査員の方、ちょっと別室へ」と。
博多大吉:うん。そうそう。それで全部終わって、本当にみんな面白くて。どれが優勝しても良いなぁって思いながら行ったんですけど。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:まぁどう見ても2組だったんですよ。
赤江珠緒:うん、うん。
博多大吉:候補は。
赤江珠緒:大体、抜けてるっていうのは分かりますよね。
博多大吉:抜けてた2組が、対照的な2組で。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:1組は、超元気な。凄い練習してきた女子高生コンビなんですよ。
赤江珠緒:ああ、女子高生コンビ。
博多大吉:もう1組は、凄いセンスのある、面白い、プロと比べても遜色のない男子コンビだったんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:この2組のどっちかだろうなって思って、別室に行ったら、案の定そうだったんですよ。
赤江珠緒:ああ、みなさんやっぱり考えていることは一緒だった?
博多大吉:そうそう。それで、巨人師匠が審査委員長みたいな感じだから、順番に聞いていくわけですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:キャリアで言うと、僕ら華丸大吉が一番下だから、「まずは華大、どう思う?」って言われた時に、「M-1甲子園って、高校生がひと夏の思い出を作る場なんで、僕はお笑いのセンスというよりも、元気な。ハキハキと一生懸命、稽古をしてきた女子高生コンビなんか良いんじゃないですかね」みたいな。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:それで華丸も「はい、はい。僕もそう思います」みたいな。
赤江珠緒:華丸さん、乗ってくるなぁ(笑)
博多大吉:すぐ乗ってきて。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:それで巨人師匠が「そうやなぁ。俺もそう思うねん」って言ってくれたんですよ。
赤江珠緒:高校生の大会だし、と。
博多大吉:そうそう。「こんなフレッシュなのが良いんじゃないですか?」みたいなことに、「やっぱりそうやな」と。「ああ良かった、巨人師匠と同じ意見だ」と。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:それで、巨人師匠が次に、「千原兄弟、どない思う?」って言ったら、「いや、俺はセンスある、男の方が良いと思います」ってジュニアさんが言い出して。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:ピーンって、空気変わるじゃないですか。
赤江珠緒:変わる、変わる(笑)さて、どうする?それ。
博多大吉:それでジュニアさんが、「いや、師匠が仰る意味もね、このM-1甲子園の爽やかさとかも分かりますけど、やっぱりM-1を名乗ってるからには、お笑いのセンス。とった笑いの量、そこで評価してあげな、僕は可哀想やと思います」と。
赤江珠緒:うん、たしかに、たしかに。
博多大吉:「練習量を褒める大会では、僕はないと思います」って言い出して。
赤江珠緒:ああ…それ、どうするんですか?
博多大吉:そこから、巨人師匠とジュニアさんで、話し合いですよ。
赤江珠緒:大吉先生とかは?(笑)
博多大吉:だから、ずっと下を向くばかりですよ(笑)
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:本当に巨人師匠には悪いけど。
赤江珠緒:援護射撃とかしないの?
博多大吉:いや、なんとなくほら、ジュニアさんが言うことが正解っぽいじゃない?(笑)「ヤッベー…」と思って。
赤江珠緒:たしかに(笑)
博多大吉:「ヤッベー…絶対にジュニアさんにバカにされてる」って思いながら。
赤江珠緒:そうですね、この話の流れで聞くと、本当に全部会議とかでひっくり返るパターンですよね(笑)ドラマで言うと、「それが正解!」みたいな。最後にね。ジュニアさんの発言が(笑)
博多大吉:「ジュニアさん、大正解だ…」って思って。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:でも、一回、巨人師匠に「女子高生が良い」って言っちゃったから…って思って。結局、巨人師匠とジュニアさんが話し合って、「最後、多数決にしよう」ってなった時に…
赤江珠緒:多数決だったら、最初の感じに…
博多大吉:僕は意見、変えられないんですよ。
赤江珠緒:はい、はい。
博多大吉:巨人師匠に言ってるから。ジュニアさんの意見を聞いて、自分の意見を変えたら、それこそ今度は巨人師匠に怒られそうじゃないですか(笑)
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:だから、これは初志を貫くしかないと思って、目をつぶって女子高生の方に手を挙げて。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:多数決で女子高生コンビが優勝になったんですけど。
赤江珠緒:ええ。
博多大吉:その時にジュニアさんが、それだけの熱量を持って巨人師匠に話したんで、「分かった。特別賞を作る」って、本当に急遽、特別賞を作って、会社の人を呼んで、賞金とか商品を準備して。「俺がポケットマネーで出す」みたいな。
赤江珠緒:あ、凄い。
博多大吉:女子高生コンビが優勝、男子高生コンビが準優勝になりまして。
赤江珠緒:ああ、そうだったんですか。
博多大吉:その時に、審査員なんか軽々しく引き受けるもんじゃないなぁ、とか思ってたんですけどね。
赤江珠緒:本当ですよ。大吉先生の格好悪さったら(笑)何なんですか、変えたら良いじゃないですか、意見を。
博多大吉:でも、後に優勝したコンビはNSCっていう、吉本の養成所の学費が無料になるっていうのがあるんです。だから、「プロになるなら、なっていいよ」みたいな感じなんですけど、女子高生コンビは、たしか入ってこなかったんですよ(注釈:TEAM BANANAというコンビ名で出場。山田愛実、藤本友美は高校卒業後、東京NSCに13期生として入っており、お笑い芸人として活動)。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:ただ、その時に優勝した男子高校生コンビっていうのが…
赤江珠緒:え?!
博多大吉:今の…
赤江珠緒:今の?
博多大吉:テゴネハンバーグなんですよ。
赤江珠緒:え…?(笑)
博多大吉:全然ピンとこないでしょ?
赤江珠緒:ごめんなさい(笑)テゴネハンバーグさん(笑)
博多大吉:最近、仲良くなった若手芸人なんですけど(笑)飲み屋で喋ってて、M-1甲子園になって、「お前、あん時のアレ?」ってなって。
赤江珠緒:へぇ。
博多大吉:実はね、8年くらいテゴネハンバーグって頑張ってるんですって。だから、その時、言ったんですよ。これだけの話、もうちょっと僕も整理して今後、話しますけど、「オチが弱い」と。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:「一刻も早く、ハンバーグ焼けろ」って話をしてます。
赤江珠緒:でも、こっからですからね。ハンバーグさんが焼けた時には、この話はもっと良い話になりますよね(笑)
博多大吉:生焼けのまますみません、火が通ってないままで(笑)
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博多大吉、M-1甲子園に出場するリア充高校生たちの会話に辟易「こいつら、どっか早く行かねぇかな…」
博多大吉:(M-1甲子園の審査員として)コメントを求められても、高校生相手にスベりたくないし。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:8年前だから、僕、まだ「大吉先生」(博多大吉、「大吉先生」と呼ばれることになったきっかけを語る「『アメトーーク』のスタッフが呼び出したから」))でもないから。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:僕の漫才に対する気持ちなんかね、ヤツら分かるわけないから。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:当たり障りのないことばっかり言ってたんですよ。
赤江珠緒:はぁ(笑)
博多大吉:「良かったんじゃないですか」とか。
赤江珠緒:ああ、なるほど(笑)
博多大吉:「いやぁ、僕はもう抜かれてると思います」とか。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:心にもないことばっかり言いながら(笑)
赤江珠緒:さすが、先生の醍醐味(笑)
博多大吉:審査員してたんですね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:それで、M-1の審査とは違って、M-1甲子園の審査員は、最後、「別室に」って。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:審査員だけが別室に行って。
赤江珠緒:ちゃんと集まって。
博多大吉:そこで、誰が優勝かを決めるってヤツだったんですよ。
赤江珠緒:ああ、審査らしいヤツですね。「審査員の方、ちょっと別室へ」と。
博多大吉:うん。そうそう。それで全部終わって、本当にみんな面白くて。どれが優勝しても良いなぁって思いながら行ったんですけど。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:まぁどう見ても2組だったんですよ。
赤江珠緒:うん、うん。
博多大吉:候補は。
赤江珠緒:大体、抜けてるっていうのは分かりますよね。
博多大吉:抜けてた2組が、対照的な2組で。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:1組は、超元気な。凄い練習してきた女子高生コンビなんですよ。
赤江珠緒:ああ、女子高生コンビ。
博多大吉:もう1組は、凄いセンスのある、面白い、プロと比べても遜色のない男子コンビだったんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:この2組のどっちかだろうなって思って、別室に行ったら、案の定そうだったんですよ。
赤江珠緒:ああ、みなさんやっぱり考えていることは一緒だった?
博多大吉:そうそう。それで、巨人師匠が審査委員長みたいな感じだから、順番に聞いていくわけですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:キャリアで言うと、僕ら華丸大吉が一番下だから、「まずは華大、どう思う?」って言われた時に、「M-1甲子園って、高校生がひと夏の思い出を作る場なんで、僕はお笑いのセンスというよりも、元気な。ハキハキと一生懸命、稽古をしてきた女子高生コンビなんか良いんじゃないですかね」みたいな。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:それで華丸も「はい、はい。僕もそう思います」みたいな。
赤江珠緒:華丸さん、乗ってくるなぁ(笑)
博多大吉:すぐ乗ってきて。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:それで巨人師匠が「そうやなぁ。俺もそう思うねん」って言ってくれたんですよ。
赤江珠緒:高校生の大会だし、と。
博多大吉:そうそう。「こんなフレッシュなのが良いんじゃないですか?」みたいなことに、「やっぱりそうやな」と。「ああ良かった、巨人師匠と同じ意見だ」と。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:それで、巨人師匠が次に、「千原兄弟、どない思う?」って言ったら、「いや、俺はセンスある、男の方が良いと思います」ってジュニアさんが言い出して。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:ピーンって、空気変わるじゃないですか。
赤江珠緒:変わる、変わる(笑)さて、どうする?それ。
博多大吉:それでジュニアさんが、「いや、師匠が仰る意味もね、このM-1甲子園の爽やかさとかも分かりますけど、やっぱりM-1を名乗ってるからには、お笑いのセンス。とった笑いの量、そこで評価してあげな、僕は可哀想やと思います」と。
赤江珠緒:うん、たしかに、たしかに。
博多大吉:「練習量を褒める大会では、僕はないと思います」って言い出して。
赤江珠緒:ああ…それ、どうするんですか?
博多大吉:そこから、巨人師匠とジュニアさんで、話し合いですよ。
赤江珠緒:大吉先生とかは?(笑)
博多大吉:だから、ずっと下を向くばかりですよ(笑)
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:本当に巨人師匠には悪いけど。
赤江珠緒:援護射撃とかしないの?
博多大吉:いや、なんとなくほら、ジュニアさんが言うことが正解っぽいじゃない?(笑)「ヤッベー…」と思って。
赤江珠緒:たしかに(笑)
博多大吉:「ヤッベー…絶対にジュニアさんにバカにされてる」って思いながら。
赤江珠緒:そうですね、この話の流れで聞くと、本当に全部会議とかでひっくり返るパターンですよね(笑)ドラマで言うと、「それが正解!」みたいな。最後にね。ジュニアさんの発言が(笑)
博多大吉:「ジュニアさん、大正解だ…」って思って。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:でも、一回、巨人師匠に「女子高生が良い」って言っちゃったから…って思って。結局、巨人師匠とジュニアさんが話し合って、「最後、多数決にしよう」ってなった時に…
赤江珠緒:多数決だったら、最初の感じに…
博多大吉:僕は意見、変えられないんですよ。
赤江珠緒:はい、はい。
博多大吉:巨人師匠に言ってるから。ジュニアさんの意見を聞いて、自分の意見を変えたら、それこそ今度は巨人師匠に怒られそうじゃないですか(笑)
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:だから、これは初志を貫くしかないと思って、目をつぶって女子高生の方に手を挙げて。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:多数決で女子高生コンビが優勝になったんですけど。
赤江珠緒:ええ。
博多大吉:その時にジュニアさんが、それだけの熱量を持って巨人師匠に話したんで、「分かった。特別賞を作る」って、本当に急遽、特別賞を作って、会社の人を呼んで、賞金とか商品を準備して。「俺がポケットマネーで出す」みたいな。
赤江珠緒:あ、凄い。
博多大吉:女子高生コンビが優勝、男子高生コンビが準優勝になりまして。
赤江珠緒:ああ、そうだったんですか。
博多大吉:その時に、審査員なんか軽々しく引き受けるもんじゃないなぁ、とか思ってたんですけどね。
赤江珠緒:本当ですよ。大吉先生の格好悪さったら(笑)何なんですか、変えたら良いじゃないですか、意見を。
博多大吉:でも、後に優勝したコンビはNSCっていう、吉本の養成所の学費が無料になるっていうのがあるんです。だから、「プロになるなら、なっていいよ」みたいな感じなんですけど、女子高生コンビは、たしか入ってこなかったんですよ(注釈:TEAM BANANAというコンビ名で出場。山田愛実、藤本友美は高校卒業後、東京NSCに13期生として入っており、お笑い芸人として活動)。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:ただ、その時に優勝した男子高校生コンビっていうのが…
赤江珠緒:え?!
博多大吉:今の…
赤江珠緒:今の?
博多大吉:テゴネハンバーグなんですよ。
赤江珠緒:え…?(笑)
博多大吉:全然ピンとこないでしょ?
赤江珠緒:ごめんなさい(笑)テゴネハンバーグさん(笑)
博多大吉:最近、仲良くなった若手芸人なんですけど(笑)飲み屋で喋ってて、M-1甲子園になって、「お前、あん時のアレ?」ってなって。
赤江珠緒:へぇ。
博多大吉:実はね、8年くらいテゴネハンバーグって頑張ってるんですって。だから、その時、言ったんですよ。これだけの話、もうちょっと僕も整理して今後、話しますけど、「オチが弱い」と。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:「一刻も早く、ハンバーグ焼けろ」って話をしてます。
赤江珠緒:でも、こっからですからね。ハンバーグさんが焼けた時には、この話はもっと良い話になりますよね(笑)
博多大吉:生焼けのまますみません、火が通ってないままで(笑)
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