爆笑問題・太田、「SF映画は子供向け」という固定概念を変えた『スター・ウォーズ』登場の衝撃を語る「これは何なんだ!」
2015.12.23 (Wed)
2015年12月22日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、『スター・ウォーズ』以前は、「SF映画と言えば子供向け」という固定概念があったが、『スター・ウォーズ』登場により、その概念が覆されたと、当時の衝撃について語っていた。
太田光:僕、本当に覚えてるんですから。
田中裕二:うん。
太田光:『TVジョッキー』で、最初に今野雄二さんが紹介したんです。『スター・ウォーズ
』を。
田中裕二:うん。
太田光:「今度、ハリウッドから凄い映画がきます」と。
田中裕二:うん。
太田光:それで、映像が出るわけですよ。ルークが、ハン・ソロとパンパンって撃って。
田中裕二:うん。
太田光:戦闘シーンですよ。「おおっ!」って思うわけですよ、子供は。
田中裕二:うん。
太田光:でも、『スター・ウォーズ』以前っていう映画界っていうのは、SFXっていうものが、ほとんど子供の映画として捉えられていて。
田中裕二:うん。
太田光:まず、SFXっていう言葉があそこから出来ましたからね。
田中裕二:うん。
太田光:それで、SF映画っていうのは、『2001年宇宙の旅
』くらいですかね、名作って言ったら。
田中裕二:うん。
太田光:あとは、ああいう冒険活劇的なものっていうのは、ほとんど子供映画だったんです。
田中裕二:うん。
太田光:僕が好きだったのは、『シンドバッド』のシリーズ。『シンドバッド虎の目大冒険
』とか、『ドクサベージの大冒険
』っていうのあったんですけど。
田中裕二:うん。
太田光:それを観に行ってた世代ですから。「ああいうものの新しいヤツができるんだな」って思った瞬間、今野雄二が「違います」と。
田中裕二:はっはっはっ(笑)まさに心を読んだように(笑)『TVジョッキー』で、土居まさるさんと一緒に。
太田光:「これは、子供映画かと思うかもしれませんが、そうじゃないんです。大人が観て面白い。ハリウッドで大変なことになってます。映画の革命なんです」って、熱弁してるんですよ。
田中裕二:はい。
太田光:「これは何なんだ」って。それで、僕らの映画の歴史は変わったわけですね、実際に。その後も特撮なんていうのは当たり前になったけど。
田中裕二:うん。
太田光:あの時、ちょうどアニメ。日本では同時期に『宇宙戦艦ヤマト
』があって。
田中裕二:はい、はい。
太田光:『宇宙戦艦ヤマト
』以前は、アニメっていうのはそれまでは子供が観るものだった。
田中裕二:「テレビまんが」みたいなね。
太田光:「テレビまんが」って、子供しか観ないものだった。
田中裕二:「アニメ」なんて言葉がなかったからね。
太田光:「アニメ」なんて言うのは、『アニメージュ』が創刊されて、初めて我々は「アニメ」って言うようになりましたから。
田中裕二:うん。それまでは「まんが」だからね。
太田光:「まんが観ようぜ」って言ってたんですから。
田中裕二:うん、そうそう。
太田光:『アニメージュ』創刊の時の、『宇宙戦艦ヤマト』ですから。『宇宙戦艦ヤマト』が、大人が行列するっていうことで。言ってみれば、同時にかかってた。
田中裕二:そうだね。どっちもSFだしね。
太田光:そう。大人がああいうものを観て良いんだ、と。大手を振って観に行けるっていう。それまではそういうんじゃなかったから。
田中裕二:うん、そうね。
太田光:『ベン・ハー
』とかですから。
田中裕二:うん、そうだね(笑)
太田光:『ベン・ハー
』とか観なきゃいけなかった、大人は。
田中裕二:観ても観なくても良いけど(笑)
太田光:せいぜいヒッチコックですよ。
田中裕二:『2001年宇宙の旅』は、全然違うもんね。
太田光:難しいからね、キューブリックは。
田中裕二:娯楽映画とはちょっと違うからね。
太田光:うん。だから、あの時の熱量は凄かった。
田中裕二:凄かったよ。
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太田光:僕、本当に覚えてるんですから。
田中裕二:うん。
太田光:『TVジョッキー』で、最初に今野雄二さんが紹介したんです。『スター・ウォーズ
田中裕二:うん。
太田光:「今度、ハリウッドから凄い映画がきます」と。
田中裕二:うん。
太田光:それで、映像が出るわけですよ。ルークが、ハン・ソロとパンパンって撃って。
田中裕二:うん。
太田光:戦闘シーンですよ。「おおっ!」って思うわけですよ、子供は。
田中裕二:うん。
太田光:でも、『スター・ウォーズ』以前っていう映画界っていうのは、SFXっていうものが、ほとんど子供の映画として捉えられていて。
田中裕二:うん。
太田光:まず、SFXっていう言葉があそこから出来ましたからね。
田中裕二:うん。
太田光:それで、SF映画っていうのは、『2001年宇宙の旅
田中裕二:うん。
太田光:あとは、ああいう冒険活劇的なものっていうのは、ほとんど子供映画だったんです。
田中裕二:うん。
太田光:僕が好きだったのは、『シンドバッド』のシリーズ。『シンドバッド虎の目大冒険
田中裕二:うん。
太田光:それを観に行ってた世代ですから。「ああいうものの新しいヤツができるんだな」って思った瞬間、今野雄二が「違います」と。
田中裕二:はっはっはっ(笑)まさに心を読んだように(笑)『TVジョッキー』で、土居まさるさんと一緒に。
太田光:「これは、子供映画かと思うかもしれませんが、そうじゃないんです。大人が観て面白い。ハリウッドで大変なことになってます。映画の革命なんです」って、熱弁してるんですよ。
田中裕二:はい。
太田光:「これは何なんだ」って。それで、僕らの映画の歴史は変わったわけですね、実際に。その後も特撮なんていうのは当たり前になったけど。
田中裕二:うん。
太田光:あの時、ちょうどアニメ。日本では同時期に『宇宙戦艦ヤマト
田中裕二:はい、はい。
太田光:『宇宙戦艦ヤマト
田中裕二:「テレビまんが」みたいなね。
太田光:「テレビまんが」って、子供しか観ないものだった。
田中裕二:「アニメ」なんて言葉がなかったからね。
太田光:「アニメ」なんて言うのは、『アニメージュ』が創刊されて、初めて我々は「アニメ」って言うようになりましたから。
田中裕二:うん。それまでは「まんが」だからね。
太田光:「まんが観ようぜ」って言ってたんですから。
田中裕二:うん、そうそう。
太田光:『アニメージュ』創刊の時の、『宇宙戦艦ヤマト』ですから。『宇宙戦艦ヤマト』が、大人が行列するっていうことで。言ってみれば、同時にかかってた。
田中裕二:そうだね。どっちもSFだしね。
太田光:そう。大人がああいうものを観て良いんだ、と。大手を振って観に行けるっていう。それまではそういうんじゃなかったから。
田中裕二:うん、そうね。
太田光:『ベン・ハー
田中裕二:うん、そうだね(笑)
太田光:『ベン・ハー
田中裕二:観ても観なくても良いけど(笑)
太田光:せいぜいヒッチコックですよ。
田中裕二:『2001年宇宙の旅』は、全然違うもんね。
太田光:難しいからね、キューブリックは。
田中裕二:娯楽映画とはちょっと違うからね。
太田光:うん。だから、あの時の熱量は凄かった。
田中裕二:凄かったよ。
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