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伊集院光が語る「AKB48商法のあざとさ」
2010.04.28 (Wed)

話の発端は、最近の戦隊モノの登場キャラが、武器・合体などに使用するものが、オモチャ販売と非常に密接に関係しているのが見て取れる、と話し始めたことだった。「『ちびっ子のみんな!絶対に買えよ!』みたいな感じですよね。もう、『売ってやる!』って神みたいなのが憑いているかのような感じですよね」
「俺らの頃にもそういった商品販売戦略はあったと思うんですけど、昔のはオモチャでは無理な合体・変形とかもあったんですよね。前は、オモチャメーカーさんも、放送に合わせてカラクリを作ったりしてましたけど、今はメーカー主導になってますよね。『こうすれば、トレカも無尽蔵に売れますよ』みたいな感じになっている」
「俺たちも、そういうのを取り入れるべきだなって思ったりもするんですよ。…ついでだから言いますけど、今はラジオ媒体もスゴイことになっているんですよね」と話していた。
さらに、伊集院は以下のように語っていた。
「ネットのラジオ局で、AKB48全員が番組をやって、好きなメンバーの放送を105円でダウンロードできるんですよ。それで、1,000ダウンロードを超えたメンバーしか、次の番組を録りません、みたいになっているんですよ」
「次々、『このメンバーは次の放送収録が決まりました』とかなっていくみたいなんですけど、AKB商法って相変わらずスゴイなって思うんです。もう、経済の教科書に載せれば良いじゃんって思うんです」
「105円で1,000ダウンロードってことは、AKB48のメンバーの『ブス玉もぎる』ちゃんとか、『牛モツ噛む』ちゃんとかが好きだけど、口を開けば罵詈雑言、毎日何かを噛んでいるような状態で、『ピンキーじゃなくて白モツです』でお馴染みの子たちだから、0票だったとしても、10万5千円を出せば、次が聞けるんですよね」
「その10万5千円っていうリアルな額はなんだろうかって思うんです。それを見て思うことは、俺らも取り入れなきゃってことですよね。トップの子たちじゃなくて、最低票で次の更新が決まる子たちの中で、『10万円だせば次が聞ける…』って思えば、そんなにボッタくってないなって思っちゃいがちだよね」
「1番人気の子って、いくらそこで儲けているか分からないからね。それを考えると、ラジオの本放送って何なのかなって思っちゃうよね。『ラジオの本放送では聴けない話をダウンロード販売します』ってCMしている人って、何なのかな」
「ラジオって、この世で一番面白いトークものだって聞いてたけどね。ラジオでは話せないけど、ダウンロード販売できる特殊な感じのトークがあるとすれば、俺が本放送でこうした危ない話を、何故してしまっているのかってことですよね」と語っていた。
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