明石家さんま、週刊誌報道で番組を降板させられた中で守ってくれたフジテレビへの恩義「だから俺はずっとフジには出てる」
2015.11.29 (Sun)
2015年11月28日放送のMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土 22:00-23:30)にて、明石家さんまが、身に覚えがない週刊誌報道で関西の番組を降板されられた中、フジテレビは「話題を作ってくれて」と、『オレたちひょうきん族』の中で逆に表彰までして守ってくれた、と明かしていた。
リスナーメール:『誰も知らない明石家さんま 史上最大のさんま早押しトーク』観ました。ドラマ以外のお話も、どれも感動的で、ずっと泣きながら観ていました。中でも一番感動したのは、さんま師匠が毎週、収録のたびに世話になっていた、『ヤンタン』の厳しい・優しいディレクターさんの机に、置き手紙をして、お互い、交換日記のようにやりとりしていたお話です。
「一生、ヤンタンやります」と書いていた言葉、めちゃくちゃ格好良かったです。
明石家さんま:アレね、凄い脚色と、凄いエエようにみんな解釈してるだけで。
飯窪春菜:ええ?!
藤本美貴:遺品としてお手紙、残ってたじゃないですか。
明石家さんま:大鍋さんは、俺が思ってた以上に大事にしてくれはってた。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:昔、ラジオ本番前に来たハガキを俺が全部読んで、選んでたんですね。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:それで、本番30分前くらいに終わるんですよ。コーヒー飲みながら、「ああ、せや。大鍋さんに置き手紙しよう」って。完全なシャレなんです。「裸でヤンタンにぶつかってます」「アホか。オーバーにぬかしやがって」っていう、笑いの置き手紙なんですよ。
村上ショージ:はい。
明石家さんま:「裸で番組にぶつかってます」「パンツぐらい穿きや」って、そういうやりとりも番組ではありましたけども。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:こっちはもうシャレでやってるのを、大鍋さんがただ、嬉しかったのか…大体、谷村新司さんとか、桂三枝さんを育てたような人で。我々、世代は下なんで。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:テニスだゴルフだとかで遊んでたり。それで、ラジオで大鍋さんのことをボロクソに言ってる、フリだったんですよ(笑)
藤本美貴:ふふ(笑)
明石家さんま:確かに、あのドラマであったように、「ヤンタン、クビや」ってことになって。小鍋さん、大鍋さんっていうのが当時いて。ブンさんはよく知ってますね、あの時の話はね。ブンさんも間に入ってくれたよな、あの時に。
飯窪春菜:へぇ。
明石家さんま:「さんまはこれからの人間で」って。
藤本美貴:「クビだ」って言われた時に?
明石家さんま:「もう、辞めさせる」って言われた時に、あの辺が「さんまちゃんと仕事したいんで、大鍋さん、ここは目をつぶってください」って言うて。
藤本美貴:ああ。
明石家さんま:大阪の局では、「さんまは番組から全て降板させる」ってなったんですよ。ただ、東京の『ひょうきん族』のスタッフは、表彰してくれたんです。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:「これだけ話題を作っていただいて、フジテレビとしては表彰致します」って。「フジは表彰したのに、大阪は降ろすとは何事や」と。
藤本美貴:ああ。
明石家さんま:そこで、東京のフジテレビと、ぼんち揚げのCM。CMなんか、「こんなイメージダウンになってアカン」って言ってるのに、ぼんち揚げだけ「さんまちゃんで続行します」って言うてくれたんです。
飯窪春菜:へぇ。
明石家さんま:だから俺、今でもぼんち揚げ食べてんねん。
藤本美貴:ふふ(笑)その時の恩があるから?(笑)
村上ショージ:アンタ、単に好きなだけでしょ(笑)
明石家さんま:…ぼんち揚げにこんだけ世話になって。今はなんの縁もないけど、食べ続けてる、と。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:あの時、全局が「さんまを降ろす」って言ったのに。だから俺はフジテレビはずっと出てて。
藤本美貴:ああ。
明石家さんま:「この時に表彰してくれる?」って。ウソの記事なんですけどね。それは女が週刊誌に売ったので、ウソなんですよ。
藤本美貴:へぇ。
明石家さんま:「さんま泥沼、慰謝料1千万」とかって記事なんですけど。それでイメージが悪くなって。「なんでこんなウソで、辞めさせられなアカンねん」って。そういう時代だったんですね。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:「もう、エエわ」って。だから、フジと『ヤンタン』は若手のディレクターたちが守ってくれたから。これは、コイツらに恩義を感じてやろう、と。
藤本美貴:はい。
村上ショージ:でも、それを大鍋さんがメモを持って帰ってくれてるって。さんまさんのことをやっぱり好きで。
明石家さんま:息子さんたちもよく会いに来てくれたり。前もチラっと出てましたけど、今はお医者さんになってて。小さい頃にヤンタンにきてたりね。そういうのが思い入れとしてはあって。
村上ショージ:でも、大鍋さんとさんまさんとの関係は良いって思ってますよ。
明石家さんま:大鍋さんは大事にしてくれてましたけど。俺はあの時、ラジオでは「大鍋は俺のことを降ろそうとしやがって」って(笑)
村上ショージ:ボロカス言うてはりましたし(笑)
明石家さんま:プロデューサーにあんなにボロカスに言ってて。ディレクターのこととかボロクソに言うのが流行った時代があるんですよ。
村上ショージ:それでも許してくれてるっていうのは、さんまさんのことを…
明石家さんま:怒られたね、女の人とのデート。毎日放送から、阪神甲子園球場、巨人vs阪神戦を観に行ったんですけど。
藤本美貴:ああ、そうなんですか。
明石家さんま:あそこからしか間に合わへんねん。
村上ショージ:そんなに綺麗な人やったんですか?
明石家さんま:あの人やないか。知ってるやろ?
村上ショージ:中華行った人?
明石家さんま:そうや。
村上ショージ:あの人なん?むっちゃ可愛い(笑)
明石家さんま:そうやねん(笑)俺の彼女、ショージは大竹しのぶさんと、その人しか知らないと思う。週刊誌見て知ってるとは思いますけど(笑)会ったのはその2人だと思う。
村上ショージ:やたらチンジャオロースが美味しかったのを覚えてます。
明石家さんま:ふふ(笑)
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リスナーメール:『誰も知らない明石家さんま 史上最大のさんま早押しトーク』観ました。ドラマ以外のお話も、どれも感動的で、ずっと泣きながら観ていました。中でも一番感動したのは、さんま師匠が毎週、収録のたびに世話になっていた、『ヤンタン』の厳しい・優しいディレクターさんの机に、置き手紙をして、お互い、交換日記のようにやりとりしていたお話です。
「一生、ヤンタンやります」と書いていた言葉、めちゃくちゃ格好良かったです。
明石家さんま:アレね、凄い脚色と、凄いエエようにみんな解釈してるだけで。
飯窪春菜:ええ?!
藤本美貴:遺品としてお手紙、残ってたじゃないですか。
明石家さんま:大鍋さんは、俺が思ってた以上に大事にしてくれはってた。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:昔、ラジオ本番前に来たハガキを俺が全部読んで、選んでたんですね。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:それで、本番30分前くらいに終わるんですよ。コーヒー飲みながら、「ああ、せや。大鍋さんに置き手紙しよう」って。完全なシャレなんです。「裸でヤンタンにぶつかってます」「アホか。オーバーにぬかしやがって」っていう、笑いの置き手紙なんですよ。
村上ショージ:はい。
明石家さんま:「裸で番組にぶつかってます」「パンツぐらい穿きや」って、そういうやりとりも番組ではありましたけども。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:こっちはもうシャレでやってるのを、大鍋さんがただ、嬉しかったのか…大体、谷村新司さんとか、桂三枝さんを育てたような人で。我々、世代は下なんで。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:テニスだゴルフだとかで遊んでたり。それで、ラジオで大鍋さんのことをボロクソに言ってる、フリだったんですよ(笑)
藤本美貴:ふふ(笑)
明石家さんま:確かに、あのドラマであったように、「ヤンタン、クビや」ってことになって。小鍋さん、大鍋さんっていうのが当時いて。ブンさんはよく知ってますね、あの時の話はね。ブンさんも間に入ってくれたよな、あの時に。
飯窪春菜:へぇ。
明石家さんま:「さんまはこれからの人間で」って。
藤本美貴:「クビだ」って言われた時に?
明石家さんま:「もう、辞めさせる」って言われた時に、あの辺が「さんまちゃんと仕事したいんで、大鍋さん、ここは目をつぶってください」って言うて。
藤本美貴:ああ。
明石家さんま:大阪の局では、「さんまは番組から全て降板させる」ってなったんですよ。ただ、東京の『ひょうきん族』のスタッフは、表彰してくれたんです。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:「これだけ話題を作っていただいて、フジテレビとしては表彰致します」って。「フジは表彰したのに、大阪は降ろすとは何事や」と。
藤本美貴:ああ。
明石家さんま:そこで、東京のフジテレビと、ぼんち揚げのCM。CMなんか、「こんなイメージダウンになってアカン」って言ってるのに、ぼんち揚げだけ「さんまちゃんで続行します」って言うてくれたんです。
飯窪春菜:へぇ。
明石家さんま:だから俺、今でもぼんち揚げ食べてんねん。
藤本美貴:ふふ(笑)その時の恩があるから?(笑)
村上ショージ:アンタ、単に好きなだけでしょ(笑)
明石家さんま:…ぼんち揚げにこんだけ世話になって。今はなんの縁もないけど、食べ続けてる、と。
藤本美貴:はい。
明石家さんま:あの時、全局が「さんまを降ろす」って言ったのに。だから俺はフジテレビはずっと出てて。
藤本美貴:ああ。
明石家さんま:「この時に表彰してくれる?」って。ウソの記事なんですけどね。それは女が週刊誌に売ったので、ウソなんですよ。
藤本美貴:へぇ。
明石家さんま:「さんま泥沼、慰謝料1千万」とかって記事なんですけど。それでイメージが悪くなって。「なんでこんなウソで、辞めさせられなアカンねん」って。そういう時代だったんですね。
藤本美貴:うん。
明石家さんま:「もう、エエわ」って。だから、フジと『ヤンタン』は若手のディレクターたちが守ってくれたから。これは、コイツらに恩義を感じてやろう、と。
藤本美貴:はい。
村上ショージ:でも、それを大鍋さんがメモを持って帰ってくれてるって。さんまさんのことをやっぱり好きで。
明石家さんま:息子さんたちもよく会いに来てくれたり。前もチラっと出てましたけど、今はお医者さんになってて。小さい頃にヤンタンにきてたりね。そういうのが思い入れとしてはあって。
村上ショージ:でも、大鍋さんとさんまさんとの関係は良いって思ってますよ。
明石家さんま:大鍋さんは大事にしてくれてましたけど。俺はあの時、ラジオでは「大鍋は俺のことを降ろそうとしやがって」って(笑)
村上ショージ:ボロカス言うてはりましたし(笑)
明石家さんま:プロデューサーにあんなにボロカスに言ってて。ディレクターのこととかボロクソに言うのが流行った時代があるんですよ。
村上ショージ:それでも許してくれてるっていうのは、さんまさんのことを…
明石家さんま:怒られたね、女の人とのデート。毎日放送から、阪神甲子園球場、巨人vs阪神戦を観に行ったんですけど。
藤本美貴:ああ、そうなんですか。
明石家さんま:あそこからしか間に合わへんねん。
村上ショージ:そんなに綺麗な人やったんですか?
明石家さんま:あの人やないか。知ってるやろ?
村上ショージ:中華行った人?
明石家さんま:そうや。
村上ショージ:あの人なん?むっちゃ可愛い(笑)
明石家さんま:そうやねん(笑)俺の彼女、ショージは大竹しのぶさんと、その人しか知らないと思う。週刊誌見て知ってるとは思いますけど(笑)会ったのはその2人だと思う。
村上ショージ:やたらチンジャオロースが美味しかったのを覚えてます。
明石家さんま:ふふ(笑)
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