カテゴリ:コラム の記事一覧

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2013年ラジオ・テレビの芸能ニュース・トップ10

2013.12.30 (Mon)
2013年、当サイトで掲載させていただき、はてなブックマークで反響の多かったトップ10記事をご紹介します。

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1位:マツコ・デラックス「最近の女性は、自分の人生設計を甘く見過ぎている」
『マツコ&有吉の怒り新党』で発言したマツコ・デラックスさんの発言です。「晩婚化が進んでいる昨今、30歳を一つの目安として、人生設計を見直しましょう」という趣旨の発言が話題になりました。

2位:「魔法少女まどか☆マギカ」脚本家の虚淵玄インタビュー
『爆笑問題の日曜サンデー』に『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本で有名な虚淵玄さんがゲスト出演していました。太田さんのマニアっぷりが、対談を非常に面白いものにしていました。

3位:オードリー・若林が語る「ハガキ職人・ツチヤタカユキという男」
『オードリーのオールナイトニッポン』にハガキ職人として活躍していた、ツチヤタカユキさんについて若林さんが語っていました。その後、構成作家見習いとして働いていましたが、訳あって大阪に帰ることになってしまったそうです。その後の顛末については、こちら:オードリー・若林「ツチヤタカユキが構成作家見習いを辞めた本当の理由」

4位:小籔千豊「亡くなった母親に対して思うこと」
『ざっくりハイタッチ』で小籔さんが話されていた内容です。親しい人が亡くなる、というショッキングな出来事が、見事に笑いに昇華されています。

5位:爆笑問題・太田「タモリによる突然の『いいとも』終了宣言の舞台裏」
『爆笑問題カーボーイ』で吐露されていた太田さんの『笑っていいとも』終了にともなう心情が、聴いていて非常によく伝わってきました。
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キングオブコント2013にみる「ゴールデンタイムの演劇番組化」

2013.10.01 (Tue)
2013年9月23日放送の「キングオブコント」は、かもめんたる(サンミュージックプロダクション所属)優勝で幕を閉じました。深夜ラジオ番組を担当する各パーソナリティも注目していたようで、出演者やネタに対する感想・批評が話されていました。その内容について、ご紹介いたします。

出場者でもあるアルコ&ピースが分析する「優勝するコンビ」

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まず、出場者でもあったアルコ&ピースの2人。決勝で8組中7位と振るいませんでしたが、その反省点や審査方法について9月26日放送の「アルコ&ピースのオールナイトニッポン0」で言及していました(アルコ&ピース・平子が考察する「キングオブコントの審査方法」)。

反省の中で、彼らがキングオブコントなどの賞レースで勝つネタ・コンビについては、

平子「たとえば、野球選手でも、六角形のチャートがあるじゃん」

酒井「走力とか守備力とか」

平子「そうそう。あれが、本当に綺麗に揃ってないと、ウケないんだよね」

平子「たとえば、ライブって若い女性のお客さんって多いけど、そこにだけ特化しててもダメなわけじゃない」

と分析。様々な世代や性別の人がおり、ライトなお笑いファンからお笑いマニアまで(特に、キングオブコントは芸人さんも審査員としている)、どこか突出して笑わせるのではなく、どこも平均点以上の笑いを提供できるコンビではないと優勝は難しい、ということのようです。

さらに、その審査方法についても、

平子「『芸人が審査すると、世間とのズレが出ませんか?』って言ってるけど、会場には一般のお客さんいっぱい入ってるし、その後ろに芸人が100人並んでて審査するワケですけど」

平子「審査する方の心理として、『自分たちにウケだけでなく、お客さんにどう伝わってるか』も見るわけですよ」



平子「『コイツだから笑おう、コイツだから笑い潜めよう』ってないもんね」

酒井「うん。そうなんだよね。一般のお客さんが思ってるより、結構、気分よくというか、何もしがらみなくやってますよね」

と語っており、やはり一般感覚、そして芸人としての感覚で厳正な審査がなされている、と語っていました。
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