石井竜也「米米CLUBを解散させたのは映画制作の負債が原因」

2013.11.04 (Mon)
2013年11月02日の「先輩ROCK YOU」にて、1997年3月に米米CLUBの解散を発表した裏側についてカールスモーキー石井(石井竜也)が語っていた。

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加藤浩次「デビューから28年間の間に、壁みたいなものはありました?」

石井竜也「ありましたよ。解散っていうのも大きな壁だったし、ヒドイ時には、『死んだ方がマシだ』って思うときもありましたよ」

加藤浩次「どういう状況ですか?」

石井竜也「映画の負債を抱えたときとか、米米CLUBを解散せざるを得なくなった時とか」

注釈:石井竜也は、
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をそれぞれ1994年、1996年に制作している。

加藤浩次「米米CLUBは、なんで解散することになったんですか?」

石井竜也「別に理由はそんなになかったんですけど、繰り返しをしているような時期があったんですね。それでフワーってなくなるよりは、『まだできるじゃん』って時に、スパンってなくなった方が、みんなも生きていきやすいって思って」

加藤浩次「なるほど」

石井竜也「その時は、僕は憎まれましたけど」
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鉄拳「パラパラ漫画が繋ぎ止めた芸人人生」

2013.10.16 (Wed)
2013年10月12日放送の「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」にて、鉄拳がゲスト出演していた。そこで、パラパラ漫画に掛ける思いについて語られていた。

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アニメーションとパラパラ漫画の違い

加藤浩次「アニメとは違う?」

鉄拳「そうですね。アニメーションって、綺麗な風景があって、登場人物だけが動くんです」

加藤浩次「うん」

鉄拳「風景は1つの絵なんですけど、パラパラ漫画は、1枚1枚、風景を描いていくんです」

加藤浩次「あぁ」

鉄拳「教科書の隅っこに描いたパラパラ漫画と同じで、1枚1枚、ずらしながら描いていくんです。同じものを何回も描いて」

大東駿介「背景をコピーしておいて、人物だけ描いていくというのは?」

鉄拳「それは…教科書の隅っこに描くときに、そんなことしなかったですよね?ちょっと風景もグニャグニャしてるところも、いい味出しているなぁって」

加藤浩次「背景をコピーしてしまうと、ずっと動かないよね」

鉄拳「味がなくなっちゃうんです」

加藤浩次「綺麗だけど、味がなくなっちゃう」

鉄拳「アニメーションよりは、ちょっと汚い動きになりますけどね。アニメーションでは、1秒間に10数枚描いて、細かくなりますけど、パラパラ漫画は、僕の場合、1秒間に2枚描いてるんです。結構、カクカクしてるんです」
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シシド・カフカが語る「グルーヴとは何か」

2013.09.18 (Wed)
2013年09月14日放送の「先輩 ROCK YOU」にて、シシド・カフカ、渡辺裕之がゲスト出演していた。そこで、ドラムの魅力について語っており、シシド・カフカが考える「グルーヴ」について言及していた。



シシド・カフカは、1985年メキシコで生まれ、小学校時代まで日本で過ごした。両親は共に日本人であり、シシド・カフカは芸名(以前は本名の「宍戸佑名」名義で活動していた)である。12歳の時、父の仕事の都合でアルゼンチンに移住し、そこでドラムと出会う。現在は、ドラムを叩きながら歌うという特異なスタイルで評判を呼んでいる。



「良いドラマー」とは

加藤浩次「プロの中での上手い/下手というのは、どの辺にあるんですか?」

渡辺裕之「ロックで言えば、グルーヴできるかどうか。…グルーヴっていうのは、ノリかな」

加藤浩次「グルーヴがちょっとよく分かんないんですけど、説明してもらっていいですか?」

渡辺裕之「う~ん…」
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佐藤浩市「無駄に過ごす時間はあっても、無駄な経験はない」

2013.09.09 (Mon)
2013年09月07日放送の「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」にて、佐藤浩市がゲスト出演していた。そこで、経験の積み方について語っていた。

試行錯誤の中で学ぶ経験

佐藤浩市「『けたぐり』をよく若い頃してたんですよ」

木南晴夏「けたぐり?」

佐藤浩市「要は、本番でタイミングを変えたりして」

木南晴夏「お芝居の?」

佐藤浩市「うん。やったことない動きをしたりとか」

大東駿介「いきなりやるんですか?」

佐藤浩市「そういう"かまし"も随分しましたね」

加藤浩次「それが『けたぐり』ってことですか?」

佐藤浩市「相撲でいえば、がっぷり四ツではなく、かましてやろうか、みたいな」

大東駿介「…20代の頃、記憶に残っている作品は何ですか?」

佐藤浩市「やっぱり…『魚影の群れ』だね。相米慎二監督っていうのが、何も言わないんだ」

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大東駿介「相米監督って大変だって聞きますね」

佐藤浩市「大変だったよ。当時、22歳で。初日に俺と夏目雅子さんで話をするってオープニングのシーンから始まったんだけど、半日やって、『今日は(カメラ)回さねぇ』って言い出して」

木南晴夏「リハーサルを半日ってことですか?」

佐藤浩市「そう。『ダメだな、今日はやんねぇ』って言い出して」

木南晴夏「じゃあ、もう一回やるときは、『もう一回』しか言わないんですか?」

佐藤浩市「そう」

大東駿介「理由は言わないんですか?」

佐藤浩市「言わない」

大東駿介「『理由は何なんですか?』ってならないんですか?」

佐藤浩市「そういうことを言わせる雰囲気じゃないの。なんでなの?って聞いたとしても、鼻で笑って終わりなの」

大東駿介「へぇ~」

佐藤浩市「後々考えてみると、結局、言葉を紡いで出来た肉体的な表現なんか求めてなかったんだね。言葉で指導するんなら、犬に棒拾ってこいって教えるのと同じなので」

大東駿介「うん」

佐藤浩市「そうじゃなくて、役者が自分で『どう表現すべきなのか』ってことを、自分自身で考えて導き出したものじゃなければ、撮るに値しないってことだと思うんだよね」

木南晴夏「へぇ~」
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