爆笑問題・太田、高畑勲監督の訃報に「急がないと、映画を見てもらいたい人が亡くなってしまう」と語る
2018.04.25 (Wed)
2018年4月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、高畑勲監督の訃報に「急がないと、映画を見てもらいたい人が亡くなってしまう」と語っていた。
JUNK 爆笑問題カーボーイ
![JUNK 爆笑問題カーボーイ [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/518w7hKCVqL._SL200_.jpg)
太田光:高畑勲監督、亡くなったでしょ?
田中裕二:はい、はい。
太田光:高畑監督は何回かお会いして。色んな話もして。『かぐや姫』の時も、スタジオまで行って。
田中裕二:そう、そう。
太田光:俺は、ほら宮崎駿が嫌いだから。
田中裕二:そう、そう。
太田光:「高畑さんの方がいいに決まってるんだから」って。
田中裕二:ずっと言ってたよね(笑)
太田光:「でも、宮さんは宮さんでね…」みたいな話で。でも、それはなんで俺がそれを言えるかっていうと、宮崎駿さんが高畑さんをうんと尊敬してるからなんだよね、先輩として。
田中裕二:うん。
JUNK 爆笑問題カーボーイ
![JUNK 爆笑問題カーボーイ [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/518w7hKCVqL._SL200_.jpg)
太田光:高畑勲監督、亡くなったでしょ?
田中裕二:はい、はい。
太田光:高畑監督は何回かお会いして。色んな話もして。『かぐや姫』の時も、スタジオまで行って。
田中裕二:そう、そう。
太田光:俺は、ほら宮崎駿が嫌いだから。
田中裕二:そう、そう。
太田光:「高畑さんの方がいいに決まってるんだから」って。
田中裕二:ずっと言ってたよね(笑)
太田光:「でも、宮さんは宮さんでね…」みたいな話で。でも、それはなんで俺がそれを言えるかっていうと、宮崎駿さんが高畑さんをうんと尊敬してるからなんだよね、先輩として。
田中裕二:うん。
爆笑問題・太田、『かぐや姫の物語』がアカデミー賞を逃したことに「受賞したとしてもそれを一番の謳い文句にするのは失礼」
2015.02.26 (Thu)
2015年2月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週水 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、スタジオジブリ作品で高畑勲が監督した映画『かぐや姫の物語』がアカデミー賞を受賞した場合、それを一番の宣伝文句にすることは失礼にあたる作品である、と語っていた。
かぐや姫の物語
![かぐや姫の物語 [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41W0wBwki7L._SL200_.jpg)
太田光:アカデミー賞で、惜しくも…
田中裕二:ああ、『かぐや姫の物語』ね。ベイマックスが獲って。
太田光:俺、ドワンゴの社長とニコニコ動画で話をしたんですけど。
田中裕二:うん。
かぐや姫の物語
![かぐや姫の物語 [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41W0wBwki7L._SL200_.jpg)
太田光:アカデミー賞で、惜しくも…
田中裕二:ああ、『かぐや姫の物語』ね。ベイマックスが獲って。
太田光:俺、ドワンゴの社長とニコニコ動画で話をしたんですけど。
田中裕二:うん。
宮﨑駿は、どのように絵を描くのを習得したか「本物を観て描け」
2014.03.10 (Mon)
2014年03月09日放送のJFN系列のラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 - 23:30)にて、ジブリのGM就任が報じられた鈴木敏夫(以下、鈴木)と、脚本家・倉本聰(倉本)の対談の様子が放送されていた。そこで、宮﨑駿の絵描きとしての原点について、鈴木が語っていた。
風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡

倉本:宮﨑さんっていうのは、絵描きなんですか?
鈴木:そうですよ。子供の頃から絵を描くのが好きで、高校生の時に、先生に習いに行ったんですね。
倉本:ほぉ。
鈴木:それは何でかっていったら、「男4人兄弟で、末の弟が、凄い絵が上手かった。そいつに勝ちたかった」って(笑)
倉本:ふふ(笑)
鈴木:そしたら、その先生に「絵を描くっていうのは、とにかくまず観察だ。観て描くんだ」と。
倉本:うん。
鈴木:「どっかの絵を引っ張ってきて、それを真似しても意味はない。本物を見ろ」と。彼が通っていた絵描きの学校というか、先生が、井の頭公園のそばにいて。
倉本:えぇ。
風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡

倉本:宮﨑さんっていうのは、絵描きなんですか?
鈴木:そうですよ。子供の頃から絵を描くのが好きで、高校生の時に、先生に習いに行ったんですね。
倉本:ほぉ。
鈴木:それは何でかっていったら、「男4人兄弟で、末の弟が、凄い絵が上手かった。そいつに勝ちたかった」って(笑)
倉本:ふふ(笑)
鈴木:そしたら、その先生に「絵を描くっていうのは、とにかくまず観察だ。観て描くんだ」と。
倉本:うん。
鈴木:「どっかの絵を引っ張ってきて、それを真似しても意味はない。本物を見ろ」と。彼が通っていた絵描きの学校というか、先生が、井の頭公園のそばにいて。
倉本:えぇ。
ジブリ・鈴木敏夫P「宮崎駿作品が莫大な制作費を要するワケ」
2013.11.06 (Wed)
2013年11月06日の「子供たちに聞かせたい『お金儲け』の話をしよう。」にて、ジブリのプロデューサーで知られる鈴木敏夫が出演していた。そこで、子供たちに対して、アニメーションにおける「お金の問題」について語っていた。
鈴木敏夫「ジブリ作品の興行収入を全て足すと、なんと1,400億円になるというんです」
中山秀征「それで、どれくらい利益になってるんですか?」
鈴木敏夫「では、その内、どれくらいジブリに残ってるかって気になるでしょ?ほとんど残ってないんです」
中山秀征「鈴木さんが使い込んだわけじゃないですよね?」
鈴木敏夫「中山さん、よく考えてから物を言ってください(笑)ほとんど残ってないんですよ」
中山秀征「制作費って、どれくらい掛かるんですか?」
鈴木敏夫「1本の作品で、400~500人の人が関わってるんです。その人達を拘束するでしょ?そうするとね、何ヶ月掛かるかで、アニメの制作費というのは決まるんです」
中山秀征「人件費として、お金がどんどん出て行くんですね」
鈴木敏夫「そうなんです」
中山秀征「たとえば、1分間作るとしたら、どれくらい掛かるんですか?」
鈴木敏夫「アニメーターっていうのも、色々いるんですけどね。その人達のノルマが、1週間5秒なんです。そうすると、1ヶ月で20秒になるでしょ?1年間になると、240秒になるんです」
中山秀征「はい」
鈴木敏夫「つまり、1年間で1人あたり4分になるんです。だから、僕らの作品では、2時間の映画を作るのに、最低、2年掛かるんです」
中山秀征「なるほど、そんなに掛かるんですね」
1400億円の興行収入はどこへ消えたか
鈴木敏夫「ジブリ作品の興行収入を全て足すと、なんと1,400億円になるというんです」
中山秀征「それで、どれくらい利益になってるんですか?」
鈴木敏夫「では、その内、どれくらいジブリに残ってるかって気になるでしょ?ほとんど残ってないんです」
中山秀征「鈴木さんが使い込んだわけじゃないですよね?」
鈴木敏夫「中山さん、よく考えてから物を言ってください(笑)ほとんど残ってないんですよ」
中山秀征「制作費って、どれくらい掛かるんですか?」
鈴木敏夫「1本の作品で、400~500人の人が関わってるんです。その人達を拘束するでしょ?そうするとね、何ヶ月掛かるかで、アニメの制作費というのは決まるんです」
中山秀征「人件費として、お金がどんどん出て行くんですね」
鈴木敏夫「そうなんです」
中山秀征「たとえば、1分間作るとしたら、どれくらい掛かるんですか?」
鈴木敏夫「アニメーターっていうのも、色々いるんですけどね。その人達のノルマが、1週間5秒なんです。そうすると、1ヶ月で20秒になるでしょ?1年間になると、240秒になるんです」
中山秀征「はい」
鈴木敏夫「つまり、1年間で1人あたり4分になるんです。だから、僕らの作品では、2時間の映画を作るのに、最低、2年掛かるんです」
中山秀征「なるほど、そんなに掛かるんですね」
伊集院光×ジブリ・高畑勲監督「リアルさの追求ではないアニメの進化」
2013.09.24 (Tue)
2013年09月23日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、伊集院光がジブリ・高畑勲監督と対談したという内容について語っていた。
ホーホケキョ となりの山田くん
![ホーホケキョ となりの山田くん [Blu-ray]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41YKWhlTYiL._SL160_.jpg)
伊集院光「2年前くらいに事務所に話がきて。ジブリ映画に、声の出演をしないかって打診があって。それは願ったり叶ったりだけど、1つだけ確認してほしいことがある、と。僕は、宮崎駿さんのアニメに関して、乗る反るが激しくて、ラジオとかでもそんなに好きじゃないよって話を結構してますよ、と」
「偶然、良かったことがあって、ただ俺は高畑勲監督の作品は好きですって話をしてて。『火垂るの墓』と『ホーホケキョ となりの山田くん』が好きなんで。その時点では、ウチのマネージャーも、どっちの監督かって分からなかったらしいんだけど、結局、高畑勲監督の作品だったのと、向こうが寛大で(笑)そのコメントを聞いても『良い』っていうことだったんで、やらせてくださいって」
「高畑勲監督の『かぐや姫の物語』っていうのに出るってことになったんですよ。この間も、録り直しというか足りないところを録ってきたんですけどね」
伊集院光「高畑勲監督と雑誌の取材で、インタビューやって。いっぱい話をして。色々面白い話を聞いて」
「こっちの思いとしては、『ホーホケキョ となりの山田くん』が好きだっていう。最初のときは、僕はいしいひさいちさんのファンだから、ちょっとイヤだったというか、いしいひさいちさんの『おじゃまんが山田くん』のイメージを持って観に行くと違うなって思ったんですけど、その後に好きになって、やたらたまに観なおしてる作品になってるんですけどね」
「『おじゃまんが山田くん』は、俺が中学生の頃に、兄貴の部屋にあった4コマ漫画を読んだんですよ」
「その後に、テレビでアニメになって、4コマ漫画の舞台は大阪の話で、東淀川3丁目の話で、俺は当時、その地域の様子は全然分からなかったの。でも、こんな感じだろうなっていう、ちょっと汚いアパートがあったり、学生がいっぱいいるんだろうなってイメージで。それがTV版になったとき、東江戸川3丁目になったの。全国区にするにあたって、東京にした方がいいだろうってことになったんじゃないかな」
「それで、1回目の『おじゃまんが山田くん』のアニメ化の裏切りみたいなのがあって。『江戸川は知ってるけど、俺の中にある東淀川はそんな感じじゃないから』っていう。それで映画になった時も、意外とほのぼのとした家族映画みたくなってて、『ちょっと違うんだけどな』って違和感はあったの」
「ただ、その頃はCG全盛期で、セル画のアニメから、コンピュータの中で作画をするってアニメに変わっていったっていう中で、『ホーホケキョ となりの山田くん』は、水彩画みたいな、色つきの水墨画みたいな。半紙で直接、筆と絵の具で描いたみたいなタッチでアニメが作られてるの。それに俺は衝撃を受けて」
ホーホケキョ となりの山田くん
![ホーホケキョ となりの山田くん [Blu-ray]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41YKWhlTYiL._SL160_.jpg)
伊集院光「かぐや姫の物語」に出演
伊集院光「2年前くらいに事務所に話がきて。ジブリ映画に、声の出演をしないかって打診があって。それは願ったり叶ったりだけど、1つだけ確認してほしいことがある、と。僕は、宮崎駿さんのアニメに関して、乗る反るが激しくて、ラジオとかでもそんなに好きじゃないよって話を結構してますよ、と」
「偶然、良かったことがあって、ただ俺は高畑勲監督の作品は好きですって話をしてて。『火垂るの墓』と『ホーホケキョ となりの山田くん』が好きなんで。その時点では、ウチのマネージャーも、どっちの監督かって分からなかったらしいんだけど、結局、高畑勲監督の作品だったのと、向こうが寛大で(笑)そのコメントを聞いても『良い』っていうことだったんで、やらせてくださいって」
「高畑勲監督の『かぐや姫の物語』っていうのに出るってことになったんですよ。この間も、録り直しというか足りないところを録ってきたんですけどね」
伊集院光「映画・となりの山田くん」への思い
伊集院光「高畑勲監督と雑誌の取材で、インタビューやって。いっぱい話をして。色々面白い話を聞いて」
「こっちの思いとしては、『ホーホケキョ となりの山田くん』が好きだっていう。最初のときは、僕はいしいひさいちさんのファンだから、ちょっとイヤだったというか、いしいひさいちさんの『おじゃまんが山田くん』のイメージを持って観に行くと違うなって思ったんですけど、その後に好きになって、やたらたまに観なおしてる作品になってるんですけどね」
「『おじゃまんが山田くん』は、俺が中学生の頃に、兄貴の部屋にあった4コマ漫画を読んだんですよ」
「その後に、テレビでアニメになって、4コマ漫画の舞台は大阪の話で、東淀川3丁目の話で、俺は当時、その地域の様子は全然分からなかったの。でも、こんな感じだろうなっていう、ちょっと汚いアパートがあったり、学生がいっぱいいるんだろうなってイメージで。それがTV版になったとき、東江戸川3丁目になったの。全国区にするにあたって、東京にした方がいいだろうってことになったんじゃないかな」
「それで、1回目の『おじゃまんが山田くん』のアニメ化の裏切りみたいなのがあって。『江戸川は知ってるけど、俺の中にある東淀川はそんな感じじゃないから』っていう。それで映画になった時も、意外とほのぼのとした家族映画みたくなってて、『ちょっと違うんだけどな』って違和感はあったの」
「ただ、その頃はCG全盛期で、セル画のアニメから、コンピュータの中で作画をするってアニメに変わっていったっていう中で、『ホーホケキョ となりの山田くん』は、水彩画みたいな、色つきの水墨画みたいな。半紙で直接、筆と絵の具で描いたみたいなタッチでアニメが作られてるの。それに俺は衝撃を受けて」
| トップページへ |