土田晃之、『進撃の巨人』の展開を次男にあっさりとネタバレされてしまう「アルミン、死んだんだよ」
2016.09.26 (Mon)
2016年9月25日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、マンガ『進撃の巨人』の展開を次男からあっさりとネタバレされてしまったと明かしていた。
納得させる話力


土田晃之:この間、ウチの中2の次男坊が、俺の部屋に入って来て。「今日観てきた、『シン・ゴジラ』。超面白かったよ」みたいな。「へぇ」と思って。
でも、ヤツがね、ちょっとオチを言いそうになるっていう。そういう傾向が、ウチの次男坊にはあるんだね。この間、俺の部屋に入ってきた時も、『進撃の巨人』の話になって。
納得させる話力
土田晃之:この間、ウチの中2の次男坊が、俺の部屋に入って来て。「今日観てきた、『シン・ゴジラ』。超面白かったよ」みたいな。「へぇ」と思って。
でも、ヤツがね、ちょっとオチを言いそうになるっていう。そういう傾向が、ウチの次男坊にはあるんだね。この間、俺の部屋に入ってきた時も、『進撃の巨人』の話になって。
町山智浩、映画『進撃の巨人』後編の見どころについて言及「僕たちが住む現実の日本と、どういう風に繋がるか」
2015.09.15 (Tue)
2015年9月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画評論家・町山智浩が出演し、脚本を担当した映画『進撃の巨人 END OF THE WORLD』の見どころについて語っていた。

前の記事からの続き:
町山智浩、『進撃の巨人 END OF THE WORLD』の副題は村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を意識
町山智浩:今回の『進撃の巨人』は、謎解きの部分もあるんですけど、とにかく長谷川博己さんの怪演が(笑)怪演としか言いようのない演技が凄いですけどね(笑)
赤江珠緒:敷島役。
町山智浩:はい、凄いですよ。『MOZU』も凄いですけどね、長谷川さんはね。
山里亮太:変な人をやらせたら、天下一品みたいな。
町山智浩:ノリノリでやってますけどね。あと、石原さとみさんも凄い怪演されてますね。
山里亮太:はい。
町山智浩:樋口真嗣監督と、石原さとみさんが現場で作り上げたものらしいんで。僕、全然撮影現場行ってないんですよ。
山里亮太:ああ、そうなんですか。
町山智浩:だから、どうなってるか分からないんで、実際、試写観たらびっくりしましたよ(笑)色々とびっくりしましたよ(笑)「なんでこうなってんの?」って(笑)
山里亮太:はっはっはっ(笑)
町山智浩:「これは何?」って。長谷川さんのところもそうでしたよ。
山里亮太:へぇ。
町山智浩:「ここ、こうしちゃうんだ」みたいな。
山里亮太:「こういう風に捉えてるんだ」っていう。ギャップが。
町山智浩:映画はね、現場で監督と俳優さんが作るもんなんで。「こうやった方が良いと思うんだよね」って、それの結果が映画であって良いと思うんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:三池崇史監督と話したことがあって。「映画なんてものは、出来上がってみるものまで全然分からないっていうのが一番面白いんだ」って言ってって。『DEAD OR ALIVE』っていう有名な映画があるんですよ。
山里亮太:はい、観ました(笑)めちゃくちゃでしたよ(笑)
町山智浩:竹内力さんと、哀川翔さんが対決するんですけど…これ、オチ言っちゃって良いのかな(笑)とんでもないオチなんですよ(笑)
山里亮太:とんでもない(笑)
町山智浩:竹内力さんと、哀川翔さんが、大激突して大変なことになるんですけど。監督に「アレ、大変なことになったんですけど」って言ったら、「あんなもん、シナリオにねぇよ」って。
山里亮太:ええ?!
町山智浩:「どうしようかなって思って、テキトーに思いつきでやった」って言ってましたから(笑)
赤江珠緒:そんな感じなんですか(笑)
山里亮太:今まで、僕がずっと観てきたのは何だったんだろうかってオチですよ(笑)
町山智浩:そういうのいっぱいあるんですよ、映画って。だから、現場まで分からないんですよ。

前の記事からの続き:
町山智浩、『進撃の巨人 END OF THE WORLD』の副題は村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を意識
町山智浩:今回の『進撃の巨人』は、謎解きの部分もあるんですけど、とにかく長谷川博己さんの怪演が(笑)怪演としか言いようのない演技が凄いですけどね(笑)
赤江珠緒:敷島役。
町山智浩:はい、凄いですよ。『MOZU』も凄いですけどね、長谷川さんはね。
山里亮太:変な人をやらせたら、天下一品みたいな。
町山智浩:ノリノリでやってますけどね。あと、石原さとみさんも凄い怪演されてますね。
山里亮太:はい。
町山智浩:樋口真嗣監督と、石原さとみさんが現場で作り上げたものらしいんで。僕、全然撮影現場行ってないんですよ。
山里亮太:ああ、そうなんですか。
町山智浩:だから、どうなってるか分からないんで、実際、試写観たらびっくりしましたよ(笑)色々とびっくりしましたよ(笑)「なんでこうなってんの?」って(笑)
山里亮太:はっはっはっ(笑)
町山智浩:「これは何?」って。長谷川さんのところもそうでしたよ。
山里亮太:へぇ。
町山智浩:「ここ、こうしちゃうんだ」みたいな。
山里亮太:「こういう風に捉えてるんだ」っていう。ギャップが。
町山智浩:映画はね、現場で監督と俳優さんが作るもんなんで。「こうやった方が良いと思うんだよね」って、それの結果が映画であって良いと思うんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:三池崇史監督と話したことがあって。「映画なんてものは、出来上がってみるものまで全然分からないっていうのが一番面白いんだ」って言ってって。『DEAD OR ALIVE』っていう有名な映画があるんですよ。
山里亮太:はい、観ました(笑)めちゃくちゃでしたよ(笑)
町山智浩:竹内力さんと、哀川翔さんが対決するんですけど…これ、オチ言っちゃって良いのかな(笑)とんでもないオチなんですよ(笑)
山里亮太:とんでもない(笑)
町山智浩:竹内力さんと、哀川翔さんが、大激突して大変なことになるんですけど。監督に「アレ、大変なことになったんですけど」って言ったら、「あんなもん、シナリオにねぇよ」って。
山里亮太:ええ?!
町山智浩:「どうしようかなって思って、テキトーに思いつきでやった」って言ってましたから(笑)
赤江珠緒:そんな感じなんですか(笑)
山里亮太:今まで、僕がずっと観てきたのは何だったんだろうかってオチですよ(笑)
町山智浩:そういうのいっぱいあるんですよ、映画って。だから、現場まで分からないんですよ。
樋口真嗣監督、『進撃の巨人』実写化に一番苦心した点は「PG-12を通すため、血の色や飛び散り方など細かな点に配慮」
2015.08.01 (Sat)
2015年7月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の監督を務めた樋口真嗣が出演し、原作の"キャラ萌えファン"への配慮や、PG-12の審査を通すため、苦心したと語っていた。

小林悠:何が一番大変でしたか?今回の実写化で。
樋口真嗣:本当にね、ご家族で観ていただける映画にするっていうのが実はテーマだったんですよ。
小林悠:ええ。
樋口真嗣:最初は、原作を読んだ時に、刺激的な内容で。「これは、表現の限界に挑戦しよう」って思ってたわけですよ。
小林悠:ああ。
樋口真嗣:ところが、段々、マンガが進むにつれ、アニメが出来上がって、アニメが大人気になってくると、ファンがね、変わってきたんですよ。
玉袋筋太郎:うん、うん。
樋口真嗣:最初は、俺とか町山さん(注釈:映画評論家で映画『進撃の巨人』脚本を担当)みたいなマニアックなおっさんどもが、「ウヘヘ」って読んでたわけですよ。それはやっぱり、登場人物がカッコイイとか、「リヴァイ素敵」的な、登場人物に対する擬似的な恋愛感情を抱く若い女の子たちが凄い増えてきたんですよ。
小林悠:ちょっとライトタッチな。
樋口真嗣:ええ。少年たちがカッコイイとか、女の子がカッコイイとか。キャラクターが好きっていう。年齢層が、どんどん広がってきたんです。
小林悠:ええ。
樋口真嗣:やっぱり、凄いな、と。国民的な作品になってて。最初は、5千万部ではなく、数百万部とかで始まってたんですけど。どんどん、増えていくじゃないですか。
玉袋筋太郎:5千万部だもんなぁ。
小林悠:信じられないですよね。
樋口真嗣:そうなってくと、やっぱりいろんな人に観てもらわなきゃいけない。
小林悠:ええ。
樋口真嗣:でも、最初に「世界は残酷」って、残酷じゃなければいけないし、そのために主人公たちは、一生懸命立ち向かうっていうのがなければいけないんで。そこをきちんをやらなきゃいけない。
玉袋筋太郎:はい。

小林悠:何が一番大変でしたか?今回の実写化で。
樋口真嗣:本当にね、ご家族で観ていただける映画にするっていうのが実はテーマだったんですよ。
小林悠:ええ。
樋口真嗣:最初は、原作を読んだ時に、刺激的な内容で。「これは、表現の限界に挑戦しよう」って思ってたわけですよ。
小林悠:ああ。
樋口真嗣:ところが、段々、マンガが進むにつれ、アニメが出来上がって、アニメが大人気になってくると、ファンがね、変わってきたんですよ。
玉袋筋太郎:うん、うん。
樋口真嗣:最初は、俺とか町山さん(注釈:映画評論家で映画『進撃の巨人』脚本を担当)みたいなマニアックなおっさんどもが、「ウヘヘ」って読んでたわけですよ。それはやっぱり、登場人物がカッコイイとか、「リヴァイ素敵」的な、登場人物に対する擬似的な恋愛感情を抱く若い女の子たちが凄い増えてきたんですよ。
小林悠:ちょっとライトタッチな。
樋口真嗣:ええ。少年たちがカッコイイとか、女の子がカッコイイとか。キャラクターが好きっていう。年齢層が、どんどん広がってきたんです。
小林悠:ええ。
樋口真嗣:やっぱり、凄いな、と。国民的な作品になってて。最初は、5千万部ではなく、数百万部とかで始まってたんですけど。どんどん、増えていくじゃないですか。
玉袋筋太郎:5千万部だもんなぁ。
小林悠:信じられないですよね。
樋口真嗣:そうなってくと、やっぱりいろんな人に観てもらわなきゃいけない。
小林悠:ええ。
樋口真嗣:でも、最初に「世界は残酷」って、残酷じゃなければいけないし、そのために主人公たちは、一生懸命立ち向かうっていうのがなければいけないんで。そこをきちんをやらなきゃいけない。
玉袋筋太郎:はい。
町山智浩、実写版『進撃の巨人』の脚本を担当した不退転の決意「この映画の企画は文字通りジャイアント・キリング」
2015.07.22 (Wed)
2015年7月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の脚本を担当した映画評論家・町山智浩が、不退転の決意をして挑んだと語っていた。

前の記事からの続き:
諫山創、『進撃の巨人』の実写化に際してエレンのキャラクター変更を希望していた「巨人に恐怖する普通の青年に」
町山智浩:なんかね、「エレンとミカサが、映画ではラブラブ」みたいなことを言って、ファンの人は怒っているんですけど。
山里亮太:予告編かなんかでね、そういうシーンが出ちゃったんですよね。
町山智浩:そう。でも、そんなシーンじゃないし。先ほど話したみたいに(諫山創、『進撃の巨人』の実写化に際してエレンのキャラクター変更を希望していた「巨人に恐怖する普通の青年に」)、そんな甘っちょろいもんじゃないんで。
山里亮太:「エレンとミカサが、そんなことするわけないだろ!」って怒っていた人たちは、映画を観たら「ああ…、ああ…」ってなる(笑)
町山智浩:地獄に突き落とす話になっているんですよ。それで、普通は原作者と編集者って、映画化っていうことになったら、「あれが違う」「これが違う」って言ってくるもんじゃないですか。
赤江珠緒:はい、はい。
町山智浩:逆で。「映画として面白くするには、こんなことした方が良いよ」ってことばっかり言うんですよ。諫山(創)さんと、編集者の川久保(慎太郎)さんは。
赤江珠緒:へぇ。
町山智浩:たとえば、「立体機動」っていう武器があって。それで巨人を倒せるんですけど、「立体機動は、なかなか見せない方がいい。1時間ぐらい見せない方が良い」って言われたんですよ、2人(諫山創、川久保慎太郎)に。
山里亮太:はい。
町山智浩:だから、延々と地獄みたいな絶望が続くでしょ?
山里亮太:いや、本当もう…人間がただ単に喰いつくされていくだけの、恐ろしい地獄になってます。
町山智浩:そうなんですよ。だからこれ、凄いなと思って。さすが講談社を立て直した、サゼッションだな、と思いましたよ。
赤江珠緒:ああ。
町山智浩:あとね、今回は前編だけど、後編で完全に話を完結させるんですよ。
山里亮太:原作がまだ完結してないし、謎もまだいっぱい残ってるんですけどね。
町山智浩:原作、何もわからないですよ。巨人の秘密も分からないし、世界の秘密も分からないんですよ。でもそれ、全部決着つけますから。
山里亮太:っていうことは、オリジナルの…
町山智浩:そう。そのためには、悪役が必要なんですよ。敵役が必要なんです。でもそれも僕、原作に縛られていて、どうしたらいいか分からなかったんですよ。そうしたら、川久保さんが、「この映画、面白くなるかどうかは、あなたが作るキャラクターにかかっている」と言われてね。まあ、自分で一生懸命考えましたけどね。
赤江珠緒:へぇ。
町山智浩:でも、この2人は凄いなと思いましたね、本当に。

前の記事からの続き:
諫山創、『進撃の巨人』の実写化に際してエレンのキャラクター変更を希望していた「巨人に恐怖する普通の青年に」
町山智浩:なんかね、「エレンとミカサが、映画ではラブラブ」みたいなことを言って、ファンの人は怒っているんですけど。
山里亮太:予告編かなんかでね、そういうシーンが出ちゃったんですよね。
町山智浩:そう。でも、そんなシーンじゃないし。先ほど話したみたいに(諫山創、『進撃の巨人』の実写化に際してエレンのキャラクター変更を希望していた「巨人に恐怖する普通の青年に」)、そんな甘っちょろいもんじゃないんで。
山里亮太:「エレンとミカサが、そんなことするわけないだろ!」って怒っていた人たちは、映画を観たら「ああ…、ああ…」ってなる(笑)
町山智浩:地獄に突き落とす話になっているんですよ。それで、普通は原作者と編集者って、映画化っていうことになったら、「あれが違う」「これが違う」って言ってくるもんじゃないですか。
赤江珠緒:はい、はい。
町山智浩:逆で。「映画として面白くするには、こんなことした方が良いよ」ってことばっかり言うんですよ。諫山(創)さんと、編集者の川久保(慎太郎)さんは。
赤江珠緒:へぇ。
町山智浩:たとえば、「立体機動」っていう武器があって。それで巨人を倒せるんですけど、「立体機動は、なかなか見せない方がいい。1時間ぐらい見せない方が良い」って言われたんですよ、2人(諫山創、川久保慎太郎)に。
山里亮太:はい。
町山智浩:だから、延々と地獄みたいな絶望が続くでしょ?
山里亮太:いや、本当もう…人間がただ単に喰いつくされていくだけの、恐ろしい地獄になってます。
町山智浩:そうなんですよ。だからこれ、凄いなと思って。さすが講談社を立て直した、サゼッションだな、と思いましたよ。
赤江珠緒:ああ。
町山智浩:あとね、今回は前編だけど、後編で完全に話を完結させるんですよ。
山里亮太:原作がまだ完結してないし、謎もまだいっぱい残ってるんですけどね。
町山智浩:原作、何もわからないですよ。巨人の秘密も分からないし、世界の秘密も分からないんですよ。でもそれ、全部決着つけますから。
山里亮太:っていうことは、オリジナルの…
町山智浩:そう。そのためには、悪役が必要なんですよ。敵役が必要なんです。でもそれも僕、原作に縛られていて、どうしたらいいか分からなかったんですよ。そうしたら、川久保さんが、「この映画、面白くなるかどうかは、あなたが作るキャラクターにかかっている」と言われてね。まあ、自分で一生懸命考えましたけどね。
赤江珠緒:へぇ。
町山智浩:でも、この2人は凄いなと思いましたね、本当に。
諫山創、『進撃の巨人』の実写化に際してエレンのキャラクター変更を希望していた「巨人に恐怖する普通の青年に」
2015.07.21 (Tue)
2015年7月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の脚本を担当した映画評論家・町山智浩が、原作者である諫山創が自ら、「主人公であるエレン・イェーガーのキャラクターを、映画では原作と異なるものにして欲しい」と希望していたと明かした。

町山智浩:この作品で、一番大きな変更点はですね、原作者の諫山(創)さんから来た要請だったんですよ。
赤江珠緒:はい。
町山智浩:「主人公・エレンのキャラクターを変えてくれ」という依頼だったんですよ。
山里亮太:はい、そうですね。
町山智浩:原作のエレンっていうのは、もう全く恐れというものがない。猪突猛進で、とにかく巨人を倒すこと以外、何も考えていない少年なんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:諫山さん曰く「いかにも、少年マンガのヒーローとして完成したものだった」と。ただ、諫山さん自身は会議の時に「感情移入できない」って言ったんですよ。
赤江珠緒:ご本人が?
町山智浩:ええ。それで、「もし映画化するんだったら、エレンを非常にリアルな、巨人を見ると、恐怖で身動きもできなくなっちゃうような青年として描いてください」という要望があったんですよ。
赤江珠緒:へぇ。
町山智浩:これ、炎上する可能性があるんですよ、凄く。
赤江珠緒:うわぁ(笑)
山里亮太:たしかに、エレンにちょっと、ダメな要素も入っちゃってるの。
町山智浩:主人公の設定を変更してるんですよ。
赤江珠緒:根本的な部分ですもんね。
町山智浩:根本的な部分だから、これ、全部書き直しになったんですけど。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:原作のエレンが、「なぜ巨人を恐れないか?」っていうと、小学生の頃に、殺人を経験しているからなんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:原作では、幼い頃に、ミカサっていう女の子を救うため、悪いヤツを刺し殺してるんです。この2人は、幼い頃に殺人を経験した、一種の共犯関係で結ばれている形なんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:だから、巨人どころじゃないですよね。子供の頃に人を殺しちゃったらね。ミカサは、自分を救ってくれて罪を背負ってくれたエレンのためだったら、人でも平気で殺すような…まあ、守護天使なんだけど、ちょっと怖い守護天使。殺戮の天使みたいなキャラクターなんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:ただ、この話で主人公・エレンが、物語が始まった時に普通の人だったってことにしちゃうと、この殺人をした過去も、消さなきゃならなくなっちゃうんですよ。そうなると、ミカサとエレンの関係っていうものは、そんなに強い絆じゃなくなっちゃうんですよ。
赤江珠緒:そうかぁ。
山里亮太:青春の惚れた腫れたぐらいの関係性ですね。
町山智浩:この映画では、ただの幼なじみですよね。しかも2人とも、罪を背負ってないから非常にイノセントな、『エデンの園』のアダムとイヴみたいなもんですよ。だから、これにはね、原作ファンは激怒するだろうな、と。

町山智浩:この作品で、一番大きな変更点はですね、原作者の諫山(創)さんから来た要請だったんですよ。
赤江珠緒:はい。
町山智浩:「主人公・エレンのキャラクターを変えてくれ」という依頼だったんですよ。
山里亮太:はい、そうですね。
町山智浩:原作のエレンっていうのは、もう全く恐れというものがない。猪突猛進で、とにかく巨人を倒すこと以外、何も考えていない少年なんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:諫山さん曰く「いかにも、少年マンガのヒーローとして完成したものだった」と。ただ、諫山さん自身は会議の時に「感情移入できない」って言ったんですよ。
赤江珠緒:ご本人が?
町山智浩:ええ。それで、「もし映画化するんだったら、エレンを非常にリアルな、巨人を見ると、恐怖で身動きもできなくなっちゃうような青年として描いてください」という要望があったんですよ。
赤江珠緒:へぇ。
町山智浩:これ、炎上する可能性があるんですよ、凄く。
赤江珠緒:うわぁ(笑)
山里亮太:たしかに、エレンにちょっと、ダメな要素も入っちゃってるの。
町山智浩:主人公の設定を変更してるんですよ。
赤江珠緒:根本的な部分ですもんね。
町山智浩:根本的な部分だから、これ、全部書き直しになったんですけど。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:原作のエレンが、「なぜ巨人を恐れないか?」っていうと、小学生の頃に、殺人を経験しているからなんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:原作では、幼い頃に、ミカサっていう女の子を救うため、悪いヤツを刺し殺してるんです。この2人は、幼い頃に殺人を経験した、一種の共犯関係で結ばれている形なんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:だから、巨人どころじゃないですよね。子供の頃に人を殺しちゃったらね。ミカサは、自分を救ってくれて罪を背負ってくれたエレンのためだったら、人でも平気で殺すような…まあ、守護天使なんだけど、ちょっと怖い守護天使。殺戮の天使みたいなキャラクターなんですよ。
赤江珠緒:うん。
町山智浩:ただ、この話で主人公・エレンが、物語が始まった時に普通の人だったってことにしちゃうと、この殺人をした過去も、消さなきゃならなくなっちゃうんですよ。そうなると、ミカサとエレンの関係っていうものは、そんなに強い絆じゃなくなっちゃうんですよ。
赤江珠緒:そうかぁ。
山里亮太:青春の惚れた腫れたぐらいの関係性ですね。
町山智浩:この映画では、ただの幼なじみですよね。しかも2人とも、罪を背負ってないから非常にイノセントな、『エデンの園』のアダムとイヴみたいなもんですよ。だから、これにはね、原作ファンは激怒するだろうな、と。
千原ジュニア、兄・せいじが『進撃の巨人』の声優をやりたいと聞かされる「巨人役で」
2014.08.31 (Sun)
2014年8月30日放送のニッポン放送系のラジオ番組『千原ジュニアのRPM GO!GO!』(毎週土 17:00 - 17:30)にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、兄・せいじの希望する仕事について語っていた。
進撃の巨人


今回の放送では、アシスタント・中村岳人が不在ということで、大谷綾乃マネージャーがブース内に一緒にいることとなり、ジュニアは「せいじは、『息子がこれ好きやから、入れてくれ』みたいなことはあったりするんですか?」と訊いていた。
すると、大谷マネージャーは「息子が…ってことは、特にないですけど、『進撃の巨人』のアフレコやりたいって凄い言ってます」と明かしていた。巨人役で声をやりたいとのことである。
ジュニアは「それは多分、息子が好きなんちゃう?『進撃の巨人』が」と語っており、どうやら息子のために声優をやりたいと思っているようだ。
進撃の巨人
今回の放送では、アシスタント・中村岳人が不在ということで、大谷綾乃マネージャーがブース内に一緒にいることとなり、ジュニアは「せいじは、『息子がこれ好きやから、入れてくれ』みたいなことはあったりするんですか?」と訊いていた。
すると、大谷マネージャーは「息子が…ってことは、特にないですけど、『進撃の巨人』のアフレコやりたいって凄い言ってます」と明かしていた。巨人役で声をやりたいとのことである。
ジュニアは「それは多分、息子が好きなんちゃう?『進撃の巨人』が」と語っており、どうやら息子のために声優をやりたいと思っているようだ。
ピエール瀧、映画『進撃の巨人』撮影現場で水原希子に興奮「完全にそういう目で見てます」
2014.08.04 (Mon)
2014年7月31日放送のTBS系のラジオ番組『たまむすび』(毎週木 13:00-15:30)にて、ミュージシャン・俳優のピエール瀧が、『進撃の巨人』に出演すると公表され、共演者・水原希子について語っていた。
進撃の巨人(14)


役柄は伏せられているようだが、ピエール瀧は「なんと巨人役ではありませんでした。意外」と語っており、同番組では「巨人のヨダレ役です」などと冗談を飛ばしていた。
さらに、共演者である女優・水原希子の大ファンであるという瀧は、「現場で、完全に性的な目で見ていますよ、本当に」「別に、黙って頭の中で処理をしているだけだったらいいでしょ?」と語っており、大好きな水原を前に、妄想を膨らませている様子を語った。
進撃の巨人(14)
役柄は伏せられているようだが、ピエール瀧は「なんと巨人役ではありませんでした。意外」と語っており、同番組では「巨人のヨダレ役です」などと冗談を飛ばしていた。
さらに、共演者である女優・水原希子の大ファンであるという瀧は、「現場で、完全に性的な目で見ていますよ、本当に」「別に、黙って頭の中で処理をしているだけだったらいいでしょ?」と語っており、大好きな水原を前に、妄想を膨らませている様子を語った。
有吉弘行、実写化のキャストにケチをつける原作ファンを批判「じゃあ、自分で勝手に作ってろよ」
2014.04.07 (Mon)
2014年04月06日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日曜日 20:00 - 21:55)にて、マンガなどの実写化に際して、そのキャスティングにケチをつける原作ファンについて語っていた。
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」

ニュース記事:三浦春馬、『進撃の巨人』実写映画の主演に
三浦春馬さんが、人気漫画の実写化『進撃の巨人』に主演することが分かりました。原作をもとに、オリジナルの要素を盛り込むそうですが、詳細は明かされておらず、三浦さんの役どころも、巨人に襲われる人間っていう設定以外、発表されていません。
撮影は、今年初夏に開始予定で、巨人に空中戦を仕掛けるため、体に装着する立体機動装置を利用したアクションも登場するそうです。
有吉弘行(以下、有吉):立体機動装置使うの当たり前だろ。それが無かったら、何の話だ。取り立てるんじゃないよ。
マシンガンズ・西堀亮(以下、西堀):あぁ(笑)
有吉:当たり前だろ。なんだこのくだらないニュースは。もっと切り込んで来いよ。もっと他に情報ないのか?
西堀:あぁ。
有吉:詳細は分からないのか?
西堀:CGも使うみたいですね。
有吉:当たり前だろ!(笑)今さら、ミニチュアのウルトラマンみたいな映画を撮るわけないだろ。いいけどな、そっちも。それはそれで面白そうだけどな(笑)
西堀:はい(笑)でも、これ観たいですよね。あんまりですか?
有吉:分かんない…観たいよ、そりゃ。でも、なんか大変だろうね、相当。可哀想だよ、ファンが多い漫画の実写化って。
西堀:はい。
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」

ニュース記事:三浦春馬、『進撃の巨人』実写映画の主演に
撮影は、今年初夏に開始予定で、巨人に空中戦を仕掛けるため、体に装着する立体機動装置を利用したアクションも登場するそうです。
有吉弘行(以下、有吉):立体機動装置使うの当たり前だろ。それが無かったら、何の話だ。取り立てるんじゃないよ。
マシンガンズ・西堀亮(以下、西堀):あぁ(笑)
有吉:当たり前だろ。なんだこのくだらないニュースは。もっと切り込んで来いよ。もっと他に情報ないのか?
西堀:あぁ。
有吉:詳細は分からないのか?
西堀:CGも使うみたいですね。
有吉:当たり前だろ!(笑)今さら、ミニチュアのウルトラマンみたいな映画を撮るわけないだろ。いいけどな、そっちも。それはそれで面白そうだけどな(笑)
西堀:はい(笑)でも、これ観たいですよね。あんまりですか?
有吉:分かんない…観たいよ、そりゃ。でも、なんか大変だろうね、相当。可哀想だよ、ファンが多い漫画の実写化って。
西堀:はい。
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