伊集院光「高野連の花巻東・千葉選手へのカット打法禁止勧告は正しい」
2013.09.03 (Tue)
2013年09月02日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、本年度の夏の甲子園で、花巻東高等学校の千葉翔太選手が行ったカット打法について語られていた。
公認野球規則〈2013〉

伊集院光「花巻東の千葉くんのカット打法の話なんだけど。花巻東高校の千葉くんって選手が、バットコントロールがスゴイ上手で、ピッチャーに球数投げさせて、どんどんファールを打って、フォアボールを選んで1塁に出るっていうのがまぁスゴイっていう」
「そしたら、勝ち上がってきたんだけど、準決勝に高校野球連盟か審判連盟の方から監督に、『実はこういうルールがあるんです…ヒットを打とうと思ってない、前に飛ばそうと思ってない、わざとファールを打ってる様子だと審判が認めた場合に限っては、それはバントとみなすことがあります』と」
「それを、2ストライクからやって、明らかにそうだなって審判が判断した時には、3バント失敗でアウトになることがあります、と釘を刺したわけだね。そしたら、千葉くんは封じられたから出来ない、それで次の試合はやらなかった。そして、花巻東高校は負けてしまうわけだけども」
「その時に、最後のインタビューで、『自分がずっとやってきたことがやれなくなったのは悔しい』って、号泣して。過呼吸起こすほど号泣して」
「それで『どういうことだ?』と。みんな非難轟々でしたよ、と。アレはどうなんだ、と」
「どうしても他人と違うことを喋りたくなるという性分はこういう仕事してるとバイアスとして働くことはあるんだけどね…マスコミは、結構、審判、高校野球連盟を叩くんです。『なんで、何回戦もやってるのに、その場で注意をしないでワザワザそこで釘を刺すんだよ?』って。『今まで良かったものを、急に釘を刺すのはなんでだよ?』と」
「色んな論調はあるけど、基本的には、『わざとファールにするのって簡単なの?』って言えば、相当修練が要ることなので、彼が凄く努力してきたのはわかるし、ましてや高校球児の涙とか出てくると、その批判が審判の方にいっちゃうけど」
「でも、俺はルールがおかしいって話だと思うのよ。ルールの中に、あんまりそういう審判によって決められることがあるってルールは、無い方が良いと思うんだよね。"ここがこうだから、こうです"って以外に、ルールを作らない方が良いと思うんだよね」
「俺も知らなかったし、記者の中に知らなかった人はいっぱいいると思います。調べるとね、高校野球とプロ野球のルールって、結構違います。たとえば、キャッチャーがブロックして、激突する、みたいのあるじゃないですか。プロ野球のキャッチャーは、ホームベースをほとんど隠して良いんですよ。でも、高校野球は、一箇所、突入路を開けなければならないんですよ。開けないと走塁妨害になるんです」
公認野球規則〈2013〉

花巻東高校・千葉翔太選手に同情的な世論
伊集院光「花巻東の千葉くんのカット打法の話なんだけど。花巻東高校の千葉くんって選手が、バットコントロールがスゴイ上手で、ピッチャーに球数投げさせて、どんどんファールを打って、フォアボールを選んで1塁に出るっていうのがまぁスゴイっていう」
「そしたら、勝ち上がってきたんだけど、準決勝に高校野球連盟か審判連盟の方から監督に、『実はこういうルールがあるんです…ヒットを打とうと思ってない、前に飛ばそうと思ってない、わざとファールを打ってる様子だと審判が認めた場合に限っては、それはバントとみなすことがあります』と」
「それを、2ストライクからやって、明らかにそうだなって審判が判断した時には、3バント失敗でアウトになることがあります、と釘を刺したわけだね。そしたら、千葉くんは封じられたから出来ない、それで次の試合はやらなかった。そして、花巻東高校は負けてしまうわけだけども」
「その時に、最後のインタビューで、『自分がずっとやってきたことがやれなくなったのは悔しい』って、号泣して。過呼吸起こすほど号泣して」
「それで『どういうことだ?』と。みんな非難轟々でしたよ、と。アレはどうなんだ、と」
高校野球のルールの問題点
「どうしても他人と違うことを喋りたくなるという性分はこういう仕事してるとバイアスとして働くことはあるんだけどね…マスコミは、結構、審判、高校野球連盟を叩くんです。『なんで、何回戦もやってるのに、その場で注意をしないでワザワザそこで釘を刺すんだよ?』って。『今まで良かったものを、急に釘を刺すのはなんでだよ?』と」
「色んな論調はあるけど、基本的には、『わざとファールにするのって簡単なの?』って言えば、相当修練が要ることなので、彼が凄く努力してきたのはわかるし、ましてや高校球児の涙とか出てくると、その批判が審判の方にいっちゃうけど」
「でも、俺はルールがおかしいって話だと思うのよ。ルールの中に、あんまりそういう審判によって決められることがあるってルールは、無い方が良いと思うんだよね。"ここがこうだから、こうです"って以外に、ルールを作らない方が良いと思うんだよね」
「俺も知らなかったし、記者の中に知らなかった人はいっぱいいると思います。調べるとね、高校野球とプロ野球のルールって、結構違います。たとえば、キャッチャーがブロックして、激突する、みたいのあるじゃないですか。プロ野球のキャッチャーは、ホームベースをほとんど隠して良いんですよ。でも、高校野球は、一箇所、突入路を開けなければならないんですよ。開けないと走塁妨害になるんです」
ナイナイ・岡村「花巻東・千葉翔太のカット打法への圧力に抗議」
2013.08.23 (Fri)
2013年08月22日放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン(ANN)」にて、花巻東・千葉翔太選手のカット打法について語っていた。
ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.5

岡村「野球のことあんまりよく分からないので、間違ってることいっぱいあると思いますけども」
矢部「うん」
岡村「高校野球ね、終わりましたけども。花巻東の千葉くんでしたっけ。身長が156 cmで、僕と同じくらいなんですよ」
矢部「うん」
岡村「その子がカット打法っていう、ファールファールで粘って、ファーボールで出塁したりするのが、ルール上アカンとか」
矢部「ルール上なんかなぁ。スポーツマンシップ的な問題?」
岡村「3バント失敗になりますよ、と。あれはスリーバント失敗じゃないですか、と。スリーバント扱いにしますよ、と」
矢部「うん」
岡村「県予選では良くて、1回戦2回戦も良くて、準決勝でアカンでって言うのは、遅くないですか?」
矢部「大会中に変わるのはおかしいよね」
岡村「でしょ?」
矢部「来年から、とかだったら分かるんですけど」
岡村「新聞にも書いてあったんだけども、スリーバント失敗とみなす、っていうね。それは主審が決めることらしいのよ。主審が決めて、『スリーバント失敗』ってするらしいのね。その時に、審判が言うたらエエねん。『今のもスリーバント失敗とみなす、アウト』って言えば良いもんでしょ?」
矢部「うん」
岡村「ここからは僕の空想キッス的な感じで聞いてほしいんですけど、審判が『今のはスリーバント失敗や。アウト』って言うたら、また大きな問題になるんですよ」
矢部「うん」
岡村「その問題になりたくないから、その前に『スリーバント失敗の恐れあるから、やめておけよ』みたいな圧力かけた感じに俺は思ってもうてん」
矢部「うん」
岡村「ややこしくなるのイヤだから、『あれ、やめておいた方がよろしいで』と」
矢部「うん。それは気にするよね」
岡村「そしたら、『やったらアカン』って監督も言うたんやろうし」
矢部「そうそう」
岡村「圧力かけたんちゃうか、と。審判団が」
矢部「うん」
岡村「審判団が圧力かけたのか、もっと上の…俺が大嫌いな"なんとか連"が掛けたのか」
矢部「高野連ね」
岡村「高野連っていうの?口にするのもイヤやけど」
矢部「高野連やの(笑)」
岡村「高野連の人たちが、また話したんやろ。クーラーガンガン効いてる寿司屋で」
矢部「ふふ(笑)」
ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.5

岡村「野球のことあんまりよく分からないので、間違ってることいっぱいあると思いますけども」
矢部「うん」
岡村「高校野球ね、終わりましたけども。花巻東の千葉くんでしたっけ。身長が156 cmで、僕と同じくらいなんですよ」
矢部「うん」
岡村「その子がカット打法っていう、ファールファールで粘って、ファーボールで出塁したりするのが、ルール上アカンとか」
矢部「ルール上なんかなぁ。スポーツマンシップ的な問題?」
岡村「3バント失敗になりますよ、と。あれはスリーバント失敗じゃないですか、と。スリーバント扱いにしますよ、と」
矢部「うん」
岡村「県予選では良くて、1回戦2回戦も良くて、準決勝でアカンでって言うのは、遅くないですか?」
矢部「大会中に変わるのはおかしいよね」
岡村「でしょ?」
矢部「来年から、とかだったら分かるんですけど」
岡村「新聞にも書いてあったんだけども、スリーバント失敗とみなす、っていうね。それは主審が決めることらしいのよ。主審が決めて、『スリーバント失敗』ってするらしいのね。その時に、審判が言うたらエエねん。『今のもスリーバント失敗とみなす、アウト』って言えば良いもんでしょ?」
矢部「うん」
岡村「ここからは僕の空想キッス的な感じで聞いてほしいんですけど、審判が『今のはスリーバント失敗や。アウト』って言うたら、また大きな問題になるんですよ」
矢部「うん」
岡村「その問題になりたくないから、その前に『スリーバント失敗の恐れあるから、やめておけよ』みたいな圧力かけた感じに俺は思ってもうてん」
矢部「うん」
岡村「ややこしくなるのイヤだから、『あれ、やめておいた方がよろしいで』と」
矢部「うん。それは気にするよね」
岡村「そしたら、『やったらアカン』って監督も言うたんやろうし」
矢部「そうそう」
岡村「圧力かけたんちゃうか、と。審判団が」
矢部「うん」
岡村「審判団が圧力かけたのか、もっと上の…俺が大嫌いな"なんとか連"が掛けたのか」
矢部「高野連ね」
岡村「高野連っていうの?口にするのもイヤやけど」
矢部「高野連やの(笑)」
岡村「高野連の人たちが、また話したんやろ。クーラーガンガン効いてる寿司屋で」
矢部「ふふ(笑)」
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