爆笑問題・太田、朝井リョウがハライチのトークを批評したことを朝井本人に蒸し返す「ハライチ、まだ根に持ってるからな」

2018.05.16 (Wed)
2018年5月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、作家・朝井リョウがハライチのトークを批評したことを朝井本人に蒸し返し、「ハライチ、まだ根に持ってるからな」などと語っていた。

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太田光:さっきも廊下で、朝井リョウがいるっていうからさ。

田中裕二:ああ、朝井リョウさんね。

太田光:俺、会ったことなかったんだけどさ。出てって、エレベーターの前にいたからさ、「てめぇ、コラ!朝井リョウ、この野郎!」って。

田中裕二:また始まった。どこの輩だって思うだろうがよ。

太田光:そう、そう。「ああ、どうも…」って。

田中裕二:ビックリしてた?

太田光:うん。

田中裕二:それはそうだよね。

太田光:「調子に乗ってんじゃねぇよ、この野郎!」って。

田中裕二:何なの?それ。ただの本当にイヤな奴じゃないですか。

太田光:で、カズイチだっけか?

田中裕二:ハライチね。
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オードリー若林、朝井リョウの発言でいきものがかり水野が気まずい思いをしたと暴露「作品のバックボーン見せ過ぎるのは…」

2016.12.25 (Sun)
2016年12月24日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、作家・朝井リョウ、いきものがかり・水野良樹との飲み会を開いたと明かしていた。

そこで、朝井の「作品のバックボーンを、見せ過ぎてしまうのはどうなんだろうか?」と発言したところ、いきものがかりのヒストリーなどについての書籍を出している水野は、やや気まずい思いをしている様子だったと明かしていた。

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若林正恭:朝井(リョウ)君が言ってたのがさ、「モノを作るときに、バックボーンを見せ過ぎるのってどうなんですかね?」って話があったのよ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:たとえば、「この作品を作るために、○Kgダイエットしました」とかさ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「そういう付加価値、作品に下駄を履かせていくのってどうなんだろう」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:俺は、「ちょっとはやった方が良いような気もするけどね。そこのエンタメ性があって喜ぶ人がいるならね」って。

春日俊彰:うん、なるほどね。

若林正恭:だって、こんだけ多様化して量も多いと、ちょっとフックが出ていれば、取っ手になるわけじゃない?手に取りたい人の。

春日俊彰:まぁ、興味は湧くよね。

若林正恭:面白い本だって、物凄い数あるんだよ、世の中に。

春日俊彰:はい。

若林正恭:でも、『アメトーーク』で紹介した本が、バーッと売れ行きがよくなって。それと同じくらい面白い、紹介できない本がいっぱいあるわけじゃない。

春日俊彰:うん。

若林正恭:だから、フックとかもね、あって良いんじゃないかって思う部分もあるかなって話を、朝井君と水野さん(いきものがかり・水野良樹)としててさ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:水野さんはどっち派でもなく。俺は「やってもいいんじゃないかな」って。朝井君は、「やらなくていいんじゃないか」っていう。迷ってるみたいな感じかな、やるかやらないか。

春日俊彰:うん。

若林正恭:そんな話をしたり。…それで、結構、盛り上がって。「もうちょっと話したいですね」とかって話しつつ。「興奮して寝れないな」みたいなことをみんなで言っててさ。

春日俊彰:うん。
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オードリー若林、朝井リョウや西加奈子ら作家の人間性を暴露「ろくなもんじゃないけどね」

2016.11.13 (Sun)
2016年11月12日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、朝井リョウや西加奈子、加藤千恵、中村航ら作家の人間性について、「ろくなもんじゃないけどね」などと語っていた。

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若林正恭:ふつおた(リスナーからの普通のお便り)祭りやったじゃない?スペシャルウィークに。それでメールにもあったけど、朝井リョウを筆頭に、小説家の人と飲んだりするってことに、「若林も自分が頭良いアピールしようとして、小説家と仲良くしていると思いますが」みたいなメールが結構、多くて。

春日俊彰:はい、はい。

若林正恭:朝井リョウなんて、もうろくなもんじゃないからね。

春日俊彰:いや、そんなことない(笑)

若林正恭:勝手にラジオ来て、裸になってさ。

春日俊彰:「勝手に」って、こっちが呼んだから来たんだろうよ(笑)

若林正恭:胸、揉みしだいてさ(笑)

春日俊彰:いや、ここが特殊なだけで(笑)

若林正恭:うん。

春日俊彰:世間からしたら、やっぱりそれは大作家先生でしょ?

若林正恭:朝井リョウとザキヤマさんだったら、ザキヤマさんの方がよっぽど人格者だよ、それは。

春日俊彰:ふふ(笑)いや、それはどっちにとってもマイナスだろ、今のは(笑)今の発言は(笑)

若林正恭:はっはっはっ(笑)そうだね。

春日俊彰:今の発言は(笑)

若林正恭:申し訳ない(笑)

春日俊彰:ふふ(笑)
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爆笑問題・太田、ハライチ澤部に強烈なツッコミ「だから朝井リョウにバカにされんじゃない?」

2015.06.22 (Mon)
2015年6月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ハライチ・澤部佑に対し、「だから朝井リョウにバカにされんじゃない?」と強烈なツッコミを入れていた。

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作家・朝井リョウが、自身の番組『朝井リョウ、加藤千恵のオールナイトニッポン0』にて、朝井は「今からフリートークしますよ感が出ていると恥ずかしい」という話の流れ中で、TBSラジオの番組『デブッタンテ』を引き合いに出して喋り、それがリスナーのメールを介して、「朝井リョウがデブッタンテを馬鹿にしていた」と誤って伝わってしまったという。

朝井は、5月1日放送の番組内で謝罪し、事態の収束を図ったが、太田は今回もまた蒸し返してこの件に触れていた。

澤部佑:こちらの番組は、3月8日以来ですね。寂しかったでしょ?(笑)

江藤愛:寂しかったです。でも、『あさチャン!』は月曜日に観てるんで。

澤部佑:ああ、ありがとね(笑)

岩井勇気:『あさチャン!』観てるんですか(笑)

江藤愛:観てますよ。

太田光:結婚したいんだもんね?

江藤愛:結婚したかったんです。

澤部佑:もう結婚しちゃいましたからね。

太田光:そろそろ別れるんじゃない?

澤部佑:そうですね…バカ野郎!

太田光:はっはっはっ(笑)

澤部佑:やめなさい!

江藤愛:そういうところが素敵(笑)

澤部佑:そういうところが素敵って(笑)

岩井勇気:これのどこがなんだよ(笑)
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オードリー若林、作家・朝井リョウのラジオ番組開始前にアドバイス「ラジオは素を出さないなんてできない」

2015.04.05 (Sun)
2015年4月4日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、『桐島、部活やめるってよ』『何者』などで知られる作家・朝井リョウが同局で『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0』を開始したことについて、番組開始前にアドバイスを行っていたと明かした。

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若林正恭:『朝井リョウと加藤千恵のオールナイトニッポン0』が昨日始まったのよ。

春日俊彰:ああ、金曜日?

若林正恭:うん。俺の数少ない飲み友達。LINEグループで、ただ一個だけですよ。ちゃんと返してるの。

春日俊彰:ああ。

若林正恭:今日、『とんぱちオードリー』の収録だったから、早く寝なきゃいけなかったのに、面白くて丸々聴いちゃったよ。

春日俊彰:あら。

若林正恭:可能性としては低いけど、電話掛かってくる可能性もあるなって思って、ずっとケータイをそばに置いてたけど、掛ける素振りのねぇ。裏で、奥田泰(放送作家)入ってんだろ?

春日俊彰:ああ、入ってんの?

若林正恭:奥田泰が、言ってんじゃねぇかって思って。「初回なんで、オードリーさんと仲良いからって、ベタベタするのやめましょう。だから、若林さんの話題少なめで」って言ってんのかなって。言ってたら言ってたで、ショックだし。言ってなければ言ってないで、本当にショックだし。もう聴かない(笑)

春日俊彰:うん(笑)行くも地獄、帰るも地獄だな(笑)

若林正恭:加藤千恵さんと、朝井くんがラジオ始まるまで、何度も何度も、何日かおきにメールで「不安です。本当に始まるの怖いです」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「一回、3人で飲んで色々話をしてください」って。もうちょい前に、ラジオの話したのよ。西加奈子さんとか、中村航さんとか。企画書で(中村航)にさせられてた。それも、飲み会でそのまま話題に出てましたけどもね。

春日俊彰:うん。ああ、そう。

若林正恭:あと、佐久間宣行さんね。飲んでる時に、俺もマジになっちゃって、普通に偉そうにアドバイスしちゃってさ。「これは絶対なんだけど、ラジオは素を出さないなんてできない、隠せないから、最初から賛否両論だっていうのを腹くくって、やった方が良いですよ」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:偉そうにアドバイスしちゃったらさ、何のことはねぇ、スゲェ面白くて、全然緊張もしてなかったし。「生意気言ってすみません」って、LINEのグループで送ったよ。

春日俊彰:ふふ(笑)一回謝罪した方がいいね。
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オードリー若林、春日がラジオのトークを構成作家と1時間練ってると暴露

2014.07.20 (Sun)
2014年7月19日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、相方・春日俊彰が、同番組のトークを放送前に1時間、構成作家と練っていると明かしていた。

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直木賞作家・朝井リョウが番組のリスナーで、よく聴いているということであり、「最近、春日さんのトークが面白くなってきている」という指摘をしていたという。そこで若林は、実は春日が構成作家とトークの構成などを会議している、暴露。

この暴露に対し、春日は「おい、それを言ったら興ざめじゃないかよ!」と反発していた。だが、若林は「リスナー、気づいてると思うんだよね」と語っていた。
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オードリー若林、ヘビーリスナーの朝井リョウに心配される「春日さんが全然食いついてなかった」

2014.06.16 (Mon)
2014年06月14日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、朝井リョウら作家やテレビ関係者が集う飲み会に参加したことを語っていた。

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以前、若林はその飲み会での話をしており、「ロバート・キャンベルの持ってきたお土産が全く人気がなく残されていた」といったことを明かしていた。その中で、直木賞作家・朝井リョウの名前も出てきており、その放送回を聴いていた朝井リョウに「春日さんが話に全然食いついてなかったんですけど、大丈夫ですか?」と心配されたことを語った。

その心配に対し、若林は、テレビ東京の番組『ゴッドタン』のプロデューサーである佐久間宣行とともに「それは春日の(お笑いの)腕のせいだから、大丈夫」とフォローしたことを語っていた。

若林正恭:朝井リョウくんが、「申し訳ない気持ちになりましたよ」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:朝井くんは、ずーっとこのラジオを聴いてくれてるの。

春日俊彰:へぇ。

若林正恭:ずーっと聴いてくれてるから、凄い面白かったのが、「国際フォーラムでライブ(オードリーのANN 5周年記念 史上最大のショーパブ祭り(仮)in 東京国際フォーラムホールA)やるじゃないですか。ショーパブ芸人さんたち、大丈夫ですかね?」って心配してた(笑)

春日俊彰:ふふ(笑)あぁ、聴いてくれてるね。

若林正恭:俺が前に行った時の回(朝井リョウら作家、ロバート・キャンベルらとの飲み会の話をしていた)の話をしたら、朝井くんが「申し訳ない気持ちになりました」って言ってて。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「どうして?」って訊いたら、「僕、毎週、聴いてますけど、あの時の回、春日さんが全然話に食いついてなかったんで、責任を感じちゃいました」って(笑)

春日俊彰:そんなことはないよ(笑)食いついてたよ(笑)

若林正恭:「全然、食いついてないし、全然広げてなかったんで」って。

春日俊彰:うん。
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久保ミツロウ・能町みね子「私達はヒャダイン、朝井リョウに嫌われている」

2014.02.05 (Wed)
2014年02月05日放送のニッポン放送系のラジオ番組『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン』(毎週火 25:00 - 27:00)にて、漫画家の久保ミツロウと能町みね子が、ヒャダインと朝井リョウに嫌われていると思うに至ったことについて語っていた。

何者
何者

久保ミツロウ:2月1日に私達、フジテレビで冠番組をやらせていただいている『久保みねヒャダ こじらせナイト』(毎週土 25:35 - 25:55)の公開収録、こじらせライブをやってきたんですけど。

能町みね子:はい。

久保ミツロウ:場所は、鶯谷にある武道館こと東京キネマ倶楽部に行ってきまして。

能町みね子:はい。

久保ミツロウ:キャバレーみたいな雰囲気でね。

能町みね子:そこの2階席が関係者席で。知人・友人、仕事関係の方とかを呼べるんですけど。

久保ミツロウ:1階は100 人以上の席を作って座ってもらってるんですけど。関係者席に、多種多様な方がいらっしゃってて。一番目立ったのが、200 Kg超えの方がいました。

能町みね子:私がイベントの3日前に相撲の「ツナイト」ってイベントをやった時に、お客で来てくれた幕下の力士さんで。

久保ミツロウ:はい。

能町みね子:相撲取りの中でも体の大きい子がいるんですけど。

久保ミツロウ:はい。

能町みね子:あと、今場所で引退された力士さんがこられて。ノリノリだったそうですよ。

久保ミツロウ:リアクション良かったらしいですね。

能町みね子:私達が何か言うたびに、「分かる~」って感じで言ってくれたり、手を叩いて笑ってくれたり。

久保ミツロウ:嬉しいですね。
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爆笑問題・太田「朝井リョウに『一年で消える』と発言」

2013.11.20 (Wed)
2013年11月19日放送の「爆笑問題カーボーイ」にて、「GQ MEN OF THE YEAR」の授賞式に参加したことについて語っていた。そこで、同じく受傷していた直木賞作家・朝井リョウに対して暴言を吐いていたことを明らかにしていた。

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田中「みんなトロフィーをもらって、1人づつ感想いくじゃないですか。それで感想言っていって」

太田「うん」

田中「それで太田さんだけが、一人で3~4分喋ってるんですよ。一言ずつなのに(笑)」

太田「はっはっはっ(笑)だってさ、『じぇじぇじぇ(宮藤官九郎)』と、『今でしょ!(林修)』がいたらさ。あと『倍返しだ(堺雅人)』がいたら、色んなことを言いたくなっちゃって」

田中「楽しくて楽しくてね」

太田「それに朝井リョウもいて」

田中「そうそう」

太田「朝井リョウも『許さない!』って言ったからな」

田中「うん(笑)」

太田「朝井リョウに散々、『直木賞だかなんだか知らないけど…』」

田中「直木賞だっけ?芥川賞?」

太田「芥川賞じゃないよ。直木賞だよ。全然分かってないな、お前。それでなんで間違ったことで訂正するんだよ」

田中「はっはっはっ(笑)」

太田「話の腰を折るなよ」

田中「うん(笑)ごめん」
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朝井リョウ×小島慶子 対談「小説を書く、ということ」

2013.10.17 (Thu)
2013年10月16日放送の「小島慶子のオールナイトニッポン(ANN)GOLD」にて、『桐島、部活やめるってよ』や『何者』などの作家・朝井リョウがゲスト出演していた。

何者
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サラリーマンと作家の兼業

小島慶子「会社員として、居づらくないですか?」

朝井リョウ「う~ん…そういうこと考えだしたら、止まらないじゃないですか。だから、僕はもう考えないようにしています」

小島慶子「仕事を辞めようかな、って思いません?」

朝井リョウ「そう思ってても、僕は絶対に言いません(笑)」

小島慶子「明日もあさっても会社に行くのよね」

朝井リョウ「月~金まで行きますよ。会社員キャラとかじゃないんですよ(笑)」

小島慶子「『これにハンコもらってきて』って言われたら、『俺を誰だと思ってるんだ』って思ったりしない?」

朝井リョウ「それはさすがにないですよ(笑)」

小島慶子「今、2年目の会社員よね?」

朝井リョウ「はい。僕がお茶出しますし、電話とりますし、来客のドア開けますし…普通のこととして」

小島慶子「屈折した先輩から、『直木賞作家なのに、お茶が出せる俺って凄いなって悦に入ってないか?』って言われたりしない?」

朝井リョウ「そういうことはラジオでしゃべるんじゃなくて、全部小説に書きます

小島慶子「はっはっはっ(笑)」

朝井リョウ「楽しみに待っていただきたいですね(笑)」

兼業作家の辛さ

小島慶子「(リスナーメール)兼業作家の辛さがあったら、お訊きしたいです」

朝井リョウ「辛さ…単純に、『今、小説めちゃくちゃ書けるかも』ってなってる時に、会社に行かなきゃいけないときですよね」

ミッツ・マングローブ「あぁ」

朝井リョウ「でも、今、寝ないと明日の会議が…って時には、何やってるんだろうなって思う時がありますね」

小島慶子「なんでサラリーマン辞めないんですか?」

朝井リョウ「僕は今、本当に辞めたら、魔の10年間とかが待ってる気がするんです」

小島慶子「どういうこと?」

朝井リョウ「出版社に行くと、『先生』って呼ばれちゃうわけですよ。24歳で先生って呼ばれちゃうわけです」

小島慶子「朝井先生、お願いしますってね」

朝井リョウ「それが20代のうちに続くと、奈落の底に落ちると思うんですよね」

小島慶子「調子に乗って?」

朝井リョウ「そうですね。自分は凄いって勘違いして、大変な目に遭うんでしょうね」

小島慶子「…作家の星野智幸さん(代表作『目覚めよと人魚は歌う』)が、受賞したときに、『必ずこれからもう一つ、職を持ってください。小説家だけでは食べていくことが難しいので、もう一つ、職を持つように』って言われたと仰っていました

朝井リョウ「へぇ」

小島慶子「星野さんは、元々、お仕事されてたんですけどね」

朝井リョウ「小説家は、新人賞でデビューする形が多いんですけど、編集者の人とか、出版社の人ととから、『今の仕事を辞めないでください』って言われますね」

ミッツ・マングローブ「なかなか安定しないもんなんだ」

小島慶子「直木賞をとると、何もかもが変わるって聞きますけどね」

朝井リョウ「直木賞は、いっぱい本を出してからとるべきなんですよ。いっぱい本を出した上で、直木賞をとると、今までの本が増刷掛かったりするんです」

小島慶子「それが『一変した』ってことなんですね」

朝井リョウ「多分、そうだと思います」

小島慶子「原稿料もバンって跳ね上がって」

朝井リョウ「でも、僕は10冊も本を出していない状態で賞をいただいたので、今まで多く本を出してきた人で、全部増刷掛かって一気に収入が増える、ってことでもなかったんです」
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