小田嶋隆×カンニング竹山、「リベラル」という発言者の立場で意味が変わる曖昧な言葉について語る

2017.10.03 (Tue)
2017年10月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、コラムニスト・小田嶋隆とお笑い芸人・カンニング竹山が、「リベラル」という発言者の立場で意味が変わる曖昧な言葉について語っていた。

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小田嶋隆:「リベラル」って言葉は、使われている間にもズルズル意味が変わって北言葉で。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:この5年くらいの間にも、なんとなく意味が変わってきてるんです。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:「我々、リベラルとして」と言ってる人や、「彼らリベラルは」って、指してる対象が違ったりする。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:だから、「リベラル」を巡る言論、言説っていうのは、必ず荒れるんです。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:もう少し、この言葉は「何がリベラルなんですか?」って。「これがリベラルですね」って分かってから話さないと。だから、この言葉は注意すべき言葉で、私はあんまり使わないんですけどね。

カンニング竹山:本来は、「自由主義」って言葉なんですか?

小田嶋隆:元々は。で、「本来は」って言うんだけど、アメリカ流のリベラルが本当なのか、ヨーロッパ流のリベラルが本当なのか。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:日本で使われていて、3年くらい前にしきりに使われてた「リベラル」って言い方が本当なのか、最近、意味が変わってきてるのが本当なのかって、実は分かんないんですよ。

吉田明世:その人が、どういうつもりで使ってるのかね。

小田嶋隆:そうです。その人の顔を見て、「この人は、こういう意味でリベラルって使ってるんだな」って、その人の前後の文脈を読まないと、意味が分からないんですね。
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赤江珠緒、ネットメディアにはチェック機構が少なく責任の所在が不明確であると指摘「メディアと言っていいのか」

2016.12.13 (Tue)
2016年12月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、ネットメディアにはチェック機構が少なく、責任のの所在が不明確であると指摘していた。

この差って何ですか?


赤江珠緒:今の時点でインターネットメディア、「メディア」って言っていいのかっていう。

小田嶋隆:今は、メディアの体(たい)をなしてないです。

赤江珠緒:そうですよね。

小田嶋隆:だから、流すだけの機能と技術的な基盤はできてるんだけど、コンテンツを作るとか、報道をするっていう時のための人材の作り方とか、心構えっていうのが、まだできてない。

赤江珠緒:ねぇ。

小田嶋隆:これから10年でできてこないとすると、ただ乱れるだけで終わっちゃいますね。

赤江珠緒:新聞とかね、本とかにしても、今、ドラマ(『校閲ガール』あらすじ)になってる校閲みたいな人が入って。



小田嶋隆:うん。

赤江珠緒:チェックにチェックを重ねて、やっと出して。それでも間違ってたら、責任はどこかがとらなきゃいけない、っていう状況じゃないですか。

小田嶋隆:そうですね。

赤江珠緒:それを経てないですもんね。
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赤江珠緒、都議会の深すぎる闇を「ジャングルの奥地の沼」と表現「木を切ってみたら、こんなことに…」

2016.10.18 (Tue)
2016年10月17日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、豊洲新市場への移転問題や東京オリンピック開催にまつわる多くの問題などについて、都議会の深すぎる闇を「ジャングルの奥地の沼」と表現していた。

この差って何ですか?


小田嶋隆:都の組織って、予算規模や権力の大きさで言うと、それこそEUの中規模の国くらいの大きさがあるわけですよ。

赤江珠緒:うん。

小田嶋隆:国連に参加してる国の中の、上から数えて20番目くらいに大きい国に入っちゃうくらい、デカイ組織なんですよ。だけど、国ほど三権分立がしっかりしてたり、国会が何かをやるとか、内閣が動議を出すって時には、色々、ちゃんとしなさいっていうのが、決まりがたくさんあるんですよ。

赤江珠緒:はい。

小田嶋隆:それをみんな手順を踏んで、お国のやることは「憲法を変えましょう」ってことだって、これだけ紛糾してるじゃないですか。あまりいい加減なことできないんです。

赤江珠緒:はい。

小田嶋隆:だけど、都道府県っていうのは、それほど厳格に決められてなくて、ちょっと議会の偉い人が、「こういうことで行こうじゃないか」って裏から手を回すと、議論抜きでなんとなく決まっていく、ということが行われてきたわけで。

赤江珠緒:うん。

小田嶋隆:中小企業のやり方で、デカイ組織を動かしてたってことが、これまでの問題点ですね。

赤江珠緒:ああ、そうですね。
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赤江珠緒、オバマ大統領の広島での演説を「感動のスピーチ」と報道することに違和感「広島市民の受け止め方の方が感動的」

2016.05.31 (Tue)
2016年5月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、オバマ大統領の広島での演説について、「感動的なスピーチ」と報道することに違和感があると指摘し、「どっちかって言うと、謝罪を求めるでもなく、復讐するでもなく、ここまできちんと復興してきた広島の市民の人のね、整然とした受け止め方の方が、感動的だったんですよ」と語っていた。

小田嶋隆:俺ね、やっぱりオバマさんのファンなんですね。

赤江珠緒:ああ、そうですね。

小田嶋隆:自分が見ている目線がね、マイケル・ジャクソンを見てた時と同じかなって。

カンニング竹山:はっはっはっ(笑)

小田嶋隆:動いているのを見ているだけで嬉しい。

赤江珠緒:ああ、そうですか。

小田嶋隆:そうなっちゃうんですね。

赤江珠緒:私はね、小田嶋さんとちょっと意見が違いまして。

小田嶋隆:もう少し、引いた見方をしましたか?

赤江珠緒:そうなんです。戦後70年以上経って、アメリカの現職大統領が来られたってことは、このことは良いことなんで、そこに水を差すことはないなって思ったんですが、「凄い感動した」「感動のスピーチ」って報道されてるんですけど、スピーチ自体は、そんなに…平和的に、普通のリーダーがやってることで。

小田嶋隆:うん。

赤江珠緒:どっちかって言うと、謝罪を求めるでもなく、復讐するでもなく、ここまできちんと復興してきた広島の市民の人のね、整然とした受け止め方の方が、感動的だったんですよ。

小田嶋隆:うん。

赤江珠緒:それに対してのスピーチはそうでもなくて、そこにアメリカ大統領を迎えるっていうのは良いんですけども。

カンニング竹山:うん。
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カンニング竹山が語る、東海道新幹線での放火事件により手荷物検査導入を求める声に反論「現在の過密運行では無理」

2015.07.07 (Tue)
2015年7月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、東海道新幹線での放火事件により手荷物検査導入など、管理体制の強化を求める声に対し、「現在の過密運行では無理」と現実論について語っていた。

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カンニング竹山:僕も、実はこの事件があった新幹線の、1本前に乗っていたんですよ。僕も、しょっちゅう乗っていますね新幹線は。

赤江珠緒:ねえ。

小田嶋隆:乗らないと、日本の経済が動かないくらい、人々を動かしていますよね。

カンニング竹山:そうなんですよね。だから、確かにJRの素晴らしさ、優秀さはあるんだと思うんですよね。

小田嶋隆:テレビ番組で、フランスの新幹線と、中国の新幹線の手荷物検査の様子を流していたりしていましたけど、ああいう、それこそ1時間に1本しか出ないみたいな電車と比べたら、ダメだと思う。

カンニング竹山:そうなんですよ。僕もこのニュースで思ったのは、コメンテーターが「もっと、安全を確保して、飛行機みたいにやらないといけない時代が来る」と言っていたけど、そんなことをやっていたら、日本の経済は狂うから。

小田嶋隆:そうですよね。

カンニング竹山:もっと、やるならちょっと多少の抑止は入れたほうが良いと思うんですよ、警察を常駐させるとか。それしか方法論はないと思うのですよね。

小田嶋隆:治安のというのは、そういうふうに水際のところでバゲージクレームみたいのを置いたり、変なレーンを置いたりして、レントゲンを撮って通るみたいな方法と、日本全体の治安を全体として良くしていくという手もあるじゃないですか。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:実は、新幹線がああいうふうに正常運行していたというのは新幹線の力でもあるし、JRの力でもあるけれど、日本という国の治安が、基本的に良いからなくて済んでいたというのがある。みんな、ピストルを持っていないですし。

カンニング竹山:はい。

小田嶋隆:だから、そういうインフラにあたるところの治安を、ちゃんとこのまま維持できるか、もっと良くしていくかということを考えたほうが、建設的だと思うんですよね。

カンニング竹山:この事故自体が、だって想定外の事故だから。

小田嶋隆:そうですよね。ガソリンをかぶって火を点けましたと言ったら、このTBSの社内だって、無事では済まないわけですから。

カンニング竹山:そうです。

小田嶋隆:どんな場所であれ。

カンニング竹山:だから、やっぱり利用している我々の意識も、そうやって持って行かないといけないのかな。安全神話に甘えるではないですけど、だかれこれを守るために、乗る側も色々、気を付けていくとか。こういう事件が起こらないように。
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カンニング竹山、元少年A『絶歌』出版で「顔・名前を晒すべき」との小田嶋進の指摘に納得「もう少年ではない」

2015.06.16 (Tue)
2015年6月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、コラムニスト・小田嶋進とタレント・カンニング竹山が、元少年Aが神戸連続児童殺傷事件について著した『絶歌』について、「出版するならば、顔・名前を晒してやるべきである」「承認欲求・自己顕示欲の強い人間で、相手にしたら負けである。黙殺すべき」などと語られていた。

絶歌
絶歌

赤江珠緒:先週神戸市で97年に起きた連続児童殺傷事件、いわゆる『酒鬼薔薇聖斗事件』の加害男性が事件を起こすまでの経緯や現在の心境などを元少年Aの名前で綴った手記『絶歌』を出版し、物議を醸しているというニュースですけれども、これについて小田嶋さんのご意見はこちらです。

小田嶋進のコラム:とりあえず犯罪者の手記を出すことを法律で一律に禁止するみたいな措置には反対です。一方で犯罪加害者の手記を金儲けのネタにしようとする商売のやり方にも賛成できません。

アメリカには「サムの息子法」という法律があって、その種の手記を著者の収益に結びつけることに一定の歯止めがかかるようになっているのだそうですが、一律に禁止するというのとは別に、ゲスな本で金を稼ぐ道を防ぐ、うまい法律が作れたら良いかもしれません。まあ現実的には難しいのでしょうが。

というわけで、要は本の内容次第ということになるわけですが、では、「読んでから結論を出すべきだ」と私は考えているのかと言えば、そうではありません。というのも酒鬼薔薇あるいは少年Aみたいな劇場型の犯罪者、承認欲求&自己顕示欲の強い人間への正しい対応は無視・黙殺、放置、度外視だからです。読んだら負け、あっちのペースです。

小田嶋進:結局、この少年Aと名乗っている人は犯罪者だった当時からすごく目立ちたい人だったでしょ。だから、私がちょっと抵抗を間実のは少年Aはいい加減30歳になる人間が、顔と名前を隠して本を出しているじゃないですか。

赤江珠緒:ああ。

小田嶋進:これは、どんな人間にも前科があろうが、表現の自由があるというのはその理屈としてはその通りなのだけど、だったら顔と名前を晒して書いたら良いじゃないかと。

赤江珠緒:確かに、もう少年ではないわけですもんね。

カンニング竹山:確かにそうだ。

小田嶋進:少年でもないですし、それをしていないで、隠れたところからこういうことをやって、それで売り上げだけ頂こうというのも、何か抵抗ありますよね。

カンニング竹山:うん。

赤江珠緒:確かにね。

カンニング竹山:その気持ちがないでも、そういうことになりますよね。

小田嶋進:本当は、読んだ上で批判をしないといけないんだけど、読んだら向こうの勝ちではないかというので、私は読まないことにしていて。これ、他の人達も読んで判断すべきだという風に言いたいところなんだけど「無視・黙殺をして、読まない・買わない、イジらいない」という感じで、思いっきり黙殺するのが良いのはないかと、ちょっと思ったりするんですけどね。

カンニング竹山:そうか。

小田嶋進:嘘みたいに売れなかったら、これは良い気味じゃないですか。

赤江珠緒:確かに(笑)

小田嶋進:ははは(笑)売れてしまいそうですけどね。

カンニング竹山:難しいな、この本と思っていて。「少年法って何だろう」とか、そういうことをずっと考えていた。結局、少年法によってそれで治療というのもあって出て来て、今、世の中で暮らしているわけじゃないですか。

赤江珠緒:はい。

カンニング竹山:法治国家だし、そういう法律がある限り、生きているということは、人権が発生する。過去にそういう犯罪をやって、人を傷付けたり人の命を奪ったとしても、その人が世の中で生きているから、そこで、我々はどういう気持ちでいたら良いのだろうか、と色々思ったりしたんですけど。

赤江珠緒:はい。

カンニング竹山:俺、今、小田嶋さんのお話で、「確かに、もう少年ではなく30歳を過ぎているのだから、本を出すなら、顔・名前を晒しなさい。それだったら良いよ」というのは、凄く理解できるから。確かにその通りですよね。

赤江珠緒:そうですね。それだけの覚悟は必要ですよね。
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小田嶋隆・カンニング竹山、GW中の渋滞情報を盛んに放送する意味「家でくすぶってたり、仕事中の人の安らぎ」

2015.05.05 (Tue)
2015年5月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、お笑い芸人・カンニング竹山と、コラムニスト・小田嶋隆が、ゴールデンウィーク中に、渋滞情報を盛んに放送する意味について語っていた。

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小田嶋隆のコラム:前から思っていたのですが、テレビの情報番組が、この時期、やたらと熱心に提供しまくる連休中の渋滞情報って、アレ、出かける人たちに向けた、お役立ち情報というよりは、家で燻っている人に向けた、心のやすらぎ情報ですよね。

つまり、「ははは、談合坂で渋滞50 Kmだって。ざまあ、みやがれ」「東名は、日本坂トンネルから御殿場インターまで、数珠つなぎだとよ」などと、テレビを見ながら渋滞にハマっている人たちをバカにしたい人たちのために放送されているわけです。

小田嶋も、家のテレビで観る渋滞情報は大好物です。

カンニング竹山:小田嶋さんらしい斬り方ですけど(笑)

赤江珠緒:本当ですね(笑)

小田嶋隆:実際、そうですよ。もう、出かけちゃってる人たちは、もう観たってしょうがないわけですから。

カンニング竹山:そうですね。

小田嶋隆:だから、家にいる人たちが、「バカが出かけてるよ」みたいなね(笑)

赤江珠緒:バカかどうかは分からないけど(笑)

カンニング竹山:でも、これを聴きながら、ここを通ってる人もいますからね(笑)

赤江珠緒:ふふ(笑)そうですね。

小田嶋隆:そっか(笑)

赤江珠緒:でも、40~50 Kmなんていうのは、ここ最近、ザラですから。これはエライことになってるなぁっていうのは、観ててね。「出なくて正解だったのかなぁ」くらいは思うかもしれないですけど。

カンニング竹山:たしかに、家で「ああ、行かなくて良かったな。見てみろ」っていう会話をよくしたことはありますね(笑)

赤江珠緒:そうですね、お子さんがいらっしゃる親御さんとかは、「ほら、出たらこういうことになるから」って戒め的なことには使えるかもしれないですけどね。
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小田嶋隆、イスラム国問題の「償わせる」安倍首相声明に見る菅官房長官の阿吽の呼吸のフォローを指摘

2015.02.04 (Wed)
2015年2月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、1日に安倍晋三首相が、イスラム国人質事件を受け、「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるため国際社会と連携していく」と厳しい声明を発表したことに関して、「罪を償わせる」の意味や行間を補う菅官房長官の阿吽の呼吸とも言えるフォローがすかさず行われていた点について指摘していた。



小田嶋隆:安倍さんが昨日、声明を出して。今朝の日経新聞に、首相声明の顛末の内容が書かれてて、これが凄く興味深い記事だったんですけど…

日経新聞記事:首相公邸から、官邸に移った安倍晋三首相は、事務方が用意していた首相声明に、自ら手を入れた。「テロリストたちを決して許さない」に続けて、「その罪を償わせる」と書き加えた。記者団の前で、首相は、怒りを堪えるように、テロリストへの批判を口にした。

「日本がテロに屈することは決してない。人道支援をさらに拡充していく」。

赤江珠緒:たしかに、会見でおっしゃっていましたね。

小田嶋隆:これね、どっちも当然な言葉ではあるんですよ。テロリストを許さないっていうのは、当然許しちゃいけないんだし。ただ、「償わせる」って言葉が、海外に発信された時に、どんな意味で受け取られるのかってことは、結構、慎重に考えなきゃいけないもので。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:「償わせる」って言った場合、追い詰めて、懲罰を加えるぞって受け取られかねないですよね。

カンニング竹山:はい。

小田嶋隆:それが、軍事的な意味を持つのか、あるいはシリアへの空爆を行う有志連合っていうのが、アメリカを中心に動いてますよね。それに、日本が参加するのかって、この演説を聞くとちょっと思えちゃうと思うんですよ。

赤江珠緒:うん。
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小田嶋隆、つまようじ男事件と桑田佳祐の謝罪にある共通点「応えるべきでない要求に応えている」

2015.01.22 (Thu)
2015年1月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、コラムニスト・小田嶋隆が、店内のスナック菓子につまようじを刺すなどの動画をネット上にアップした19歳少年や、コンサート中の演出を巡って抗議を受け、謝罪したサザンオールスターズ・桑田佳祐の一件に共通点がある、と指摘していた。

I LOVE YOU -now & forever-
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その共通点とは、つまようじ男の件では、劇場型犯罪の犯罪者に、マスコミが報道することで、「目立ちたい」という欲求を満たしてしまい、桑田佳祐の件では、クレーマーに「あの桑田佳祐に謝罪させた」という誤った満足感を持たせてしまうという、「応えるべきでない要求に応えてしまっている」ということではないか、と語っていた。

大々的に報じるべきでなかった「つまようじ男」事件

赤江珠緒:スナック菓子の容器に、つまようじを突き刺すなどの動画がネット上に投稿された事件で、指名手配されていた19歳の少年が、滋賀県内で逮捕されたわけですけども、このニュースに関してはどう思われましたか?

小田嶋隆:初めから思ってたんですけど、高々、子供のイタズラですよね。

カンニング竹山:そう!そうですよ。本当にそう。

小田嶋隆:そんなに大きく扱うような事件ではないですよ。

赤江珠緒:たしかにね。

カンニング竹山:この子自体は、病気を抱えてる子供だったのかもしれませんけど、本当にマスコミが面白がり過ぎ。ダメですよ。

小田嶋隆:こういう犯罪について、「劇場型犯罪」って言い方があるじゃないですか。昔からよく、目立ちたい犯人が、マスコミの行動を意識しながら、やる犯行っていうのがあって、これなんか典型だと思うんですけど。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:劇場型犯罪っていうのも、上手いネーミングではあるんだけど、ちょっと他人事過ぎる。

カンニング竹山:うん。

小田嶋隆:というか、メディアの側も責任を意識しなさ過ぎている、と思うんです。だって、メディア主導型って言っちゃいけないでしょうけど、「メディア共犯型犯罪」とか。メディアは共犯こそないものの、事後従犯(証拠隠滅など、犯行後に犯人の利益を図る行為)くらいではある。

カンニング竹山:はい。

小田嶋隆:「こんなの、ニュースバリューないよ」って言って、見識のある新聞記者なり、テレビのディレクターが、「この事件、ネグレクトしましょうよ」って言って、扱わなければ、そもそも事件にすらならない。

カンニング竹山:はい。

小田嶋隆:新聞で言えば、三行記事ですよ。ベタ記事ですよね。それも、(ニュースに)何故なっちゃうのかって言えば、圧倒的に面白いからですよね(笑)

カンニング竹山:絵的にね。映像もあるし。

小田嶋隆:取材もやりやすいし。数字も取れそうだしってことで、扱ってしまう事件で。だからって、これは非常に大きな害悪があるのかどうかで言えば、模倣犯…似たような目立ちたがりの子が、似たような動画をYouTubeにアップするために、事件を起こすかもしれないってことで、若干の問題がありますけど。

カンニング竹山:うん。
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コラムニスト・小田嶋隆「本音のツイッター、建前のフェイスブック」

2014.01.07 (Tue)
2014年01月07日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、1月3日にJR有楽町駅前火災の影響で大混雑した東海道新幹線の車内で、立っているお年寄りを空いているグリーン車に座らせるべきだと乗客の女性がツイートしたところ、炎上した件を取り上げていた。

問題となったツイートは、有田芳生議員の娘・有田由希さんが行ったものであり、以下の様なものだった。



この問題に触れ、小田嶋隆はツイッターとフェイスブックでの反応の違いについて語っていた。

小田嶋隆のコラム道
小田嶋隆のコラム道

赤江珠緒:この件を受けて、小田嶋さんはどう思われました?

小田嶋隆:私はテレビで観て、「ざまぁ」って感じでしたけども。

赤江珠緒:ちょっと!59万人を敵に回しますから。私も巻き込まれてますから。

小田嶋隆:失礼致しました(笑)

赤江珠緒:寄りによって、お正月の時期にってことだったんですけど。

小田嶋隆:お盆とかお正月って、行楽渋滞があってざまぁとか、自分はコタツに入って、「行楽地に出かけているヤツがいて、苦しんでいるヤツがいるぞ」みたいなのが嬉しかったりすることあるじゃないですか?

赤江珠緒:ちょっとあります(笑)

小田嶋隆:そういうものの一環で、「銀座なんか出て、火事に遭ってやんの」ってちょっと思いますね。

赤江珠緒:それはちょっと思いますけども(笑)…この影響で、遅れた電車に乗っていた1人のつぶやいた一言で、炎上する騒ぎになった、と。

小田嶋隆:大したこと書いてるわけじゃないんだけど、「お前、カネ払ってもいないのに、要求するな」とか、「車掌の立場でもないのに」「何も提供してないのに、権利だけ要求するな」とか。「甘えるな。お前は乞食か!」とか。色んな言葉が飛び交ってて。

赤江珠緒:厳しいですね。

小田嶋隆:飛び交った言葉に、「なんて厳しいことを言うんだ」みたいなことで、また議論になってましたけども。

赤江珠緒:はい。
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