土田晃之、稀勢の里の引退会見で話題となった『北斗の拳』ラオウの名台詞に込めた原作者・武論尊の思いを語る「ここで終わらせよう」

2019.01.21 (Mon)
2019年1月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、稀勢の里の引退会見で話題となった『北斗の拳』ラオウの名台詞に込めた原作者・武論尊の思いについて語っていた。

納得させる話力
納得させる話力

土田晃之:稀勢の里、引退ということで。本当、おつかれさまでしたね。その引退会見が、物凄く男気のある会見でしたよね。

で、その一方でそれこそね、読売新聞によりますと、「土俵人生に一片の悔いなし」ってね、稀勢の里が引退って書いてあるけど、「悔いなし」って言ってないよね。

「私の土俵人生、一片の悔いもありません」っていう言い方なんですよね。で、これを見出しにしちゃうとさ、もうほぼほぼラオウの方なのよ。だから、もう今、ネットのほうじゃ、「一片の悔いも」に、ラオウの名台詞を重ねる、みたいな記事が多くなってきて。

『北斗の拳』で、これは記事にあるんですけど、『北斗の拳』のキャラクター、ラオウの名台詞「我が生涯に一片の悔いなし」を、ファンに彷彿とさせたようで、ネットでもすぐに話題となった。「我が人生に一片の悔いなし」のセリフは、弟のケンシロウに屈したラオウが、絶命寸前に仁王立ちで発する、最後の言葉…正確にはね、片腕は上げてますけどね、仁王立ちっていうより。片手を天に掲げて言うんですけどね。

ちなみに、これは原作者の武論尊先生が、もう当時やっぱりジャンプの中でも人気だった『北斗の拳』、多分、「ちょっと続けてくれないか、この先も」っていう話になったんですって。
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『北斗の拳』原作者・武論尊「仕事を続けるのに必要なこと」

2014.01.12 (Sun)
2014年01月11日放送のテレビ朝日系の番組『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツッ!』(毎週金 23:15 - 24:15)にて、『北斗の拳』の原作者として知られる武論尊がゲスト出演した。

新たに『北斗の拳』の続編の原作を担当することもあり、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が「漫画原作者として大成功したのに、どうして仕事を続けていられるのか?」という質問に対して、武論尊は答えていた。

原作屋稼業 お前はもう死んでいる? 武論尊
原作屋稼業 お前はもう死んでいる?

ブラマヨ・吉田:成功されきった先生に訊きたいんですけど。結局、世の中で楽しいことって何なんですかね?

ブラマヨ・小杉:色んなもの手に入れはったと思いますけど。

武論尊:俺は基本的に、持っていなければいけないものは、欲だと思ってるけどね。

ブラマヨ・吉田:おぉ。

武論尊:愛だとか夢だとか言うけど、そういったものは不確かなもので、壊れてしまうじゃん。裏切られたり壊れたりするじゃん。

ブラマヨ・吉田:はい。

武論尊:でも、そこで欲さえ持っていれば、もう1回、立ち直れると思うんだけどね。

ブラマヨ・吉田:はい。

武論尊:だから、「世の中で一番必要なモノは何?」って訊かれれば、「欲」って答えるけどね。
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