伊集院光が語る 「若手芸人の辞め時」
2009.09.02 (Wed)
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「そういうとき、引き留めるべきかどうか、悩むんだよね。『辞めるのなら、引き留めない』と言うけど、本人は引き留めと欲しいのか」と伊集院は語り始めた。
「芸人はね、たしかにいつ売れてもおかしくない。宝くじも、買い続けていれば当たる可能性はあるわけでしょ。それに、芸人の世界では『売れさせよう』っていう力も働いているから、いつ、誰が売れてもおかしくはないわけですよ。まぁ、芸人は大勢いるからあたる確率は低いですけど」
「そもそもね、俺はわざわざ芸人をやっている必要も内容に思うんですよね。俺なんかは、『中卒、普通免許無し』ですから、ほかに行くところがないんです。だからね、大卒の普通の人で、まぁ…25歳くらいだったら、大学留年したって考えて『辞めるなら今』みたいにも思う。そういう人が『芸人辞めようと思いまして』っていえば、『よく間に合ったな』って思う。就職先も、若い内ならまだある」
「…芸人と芸人じゃない人って考えると、俺の中で『芸人じゃない人』っていうのはちゃんとしているって思うんだよね。昼過ぎまで寝ていても『芸人だから』で済まされるかもしれないけど、芸人じゃなかったらちゃんとしなきゃって思うもん」
「…芸人以外の選択肢があるのなら、そちらの方がいいんじゃないかなって思うんだよ。俺みたいなやつは、就職先はないもの。そう言う人が、『芸人を辞める辞めない』ってことに関して口出しするのは、『偉そうに…』なんて思ってしまう」
さらに、伊集院は自身が落語家を辞めたときのことについて、以下のように語っていた。
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