伊集院光が語る「NHKラジオ深夜便という存在」

2011.10.04 (Tue)
2011年10月03日放送の「伊集院光 深夜の馬鹿力」にて、高聴取率をたたき出している深夜ラジオ便という存在について語っていた。

伊集院光「ラジオ深夜便、ライバルですよ。この番組では、あまり数字の話はしませんが、そこそこ良い成績をおさめさせていただいているんですよ。本当にありがとうございます。おかげさまで、何の人付き合いもしないのに、この番組の池田プロデューサー以外、俺の電話番号も住所も、酒を飲む、飲まないも一切知らない、そういう暮らしをさせていただきながらも、この番組、なんとか続いていけてます」

「社長の加藤嘉一には、露骨にゴマを擦っていきますけどね。この間も、日曜日のイベントですれ違っただけで、『嘉一さ~ん、いや、社長!お靴くらい、お舐めしますんで!』って言う(笑)『加藤さんの家のボロ布は、私の家の一張羅レベルなんですから。お舐めします!いや、舐めさせてください』くらいの社交辞令は言います。お尻も貸せというのなら、貸します(笑)」

「こうして続けていけるだけの聴取率、とらせていただいて。…ラジオ業界でよく言われてるのは、NHKラジオ深夜便の数字の伸びがスゴイってことなんです。これが面白いのが、ラジオ深夜便にドンドン抜かれて行く」

「曜日によっては、深夜なんて、若者の時間のハズなのに、トップがラジオ深夜便ってところもあるんです。だいたい、上層部は『なに2位になってんだよ』とか言って、叱咤したり、怒ったりするわけですけど、数字を見ると、他の番組が落ちてるわけではないんだよ。要するに、TBS、文化放送、ラジオニッポン、…もう一局あったけど…お前、そこに世話になったのに(笑)…ニッポン放送と、あとはFM系もそんなに弱くないんで、FMとかも。これらを足した数字っていうのは、そんなに変わってないんです」

「ラジオってはっきり言って、その『聴取率全体は随分前に下げ止まってるから、ラジオが衰退するんじゃないか』、もしくは『逆にラジオの時代じゃないのか』って言われてて。そうしたことに取材の申し込みとかあるんですけど、僕はあんまりそういうの受けないんですよ。その理由は、ラジオは、10数年前に下げ止まったきりだ、と思ってるからなんです」

「その数字に、どこからか、降ってわいたかのように、ラジオ深夜便が1位に入ってきてるんですよ。テレビ番組でいえば、今まで15%の数字をとってたのが、あまり変わらないまま、急に20%の番組がドンって上がって来た感じなんですよ。だから、誰も俺の中では削っちゃいないだろう、と」

さらに、以下のように語っていた。
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