伊集院光が語る「芸人とは」
2010.10.14 (Thu)

「先週ね、IJPでオーディションをやったんですよ。新メンバーオーディションです。一応はね、タレントさん・芸人さんに来て欲しいわけです。だけど、芸人さんって言うのは、どこまでが芸人さんかっていうのが分からないんです」
「だってね、一緒に芸人草野球リーグとかをやってると、誰の弟子でもなく、どこの事務所に所属もしていない。相方募集中でネタもやってないっていうヤツがいるのよ。…もう難しいでしょ。どこまでが芸人なんでしょうか。でも、分かるんだよね。『芸人です』って言い続けないと、何かが折れちゃうんです。芸人だから昼間寝ていても良いし、芸人だから少々の借金があっても良い。芸人だからってことでだいたい自分の人生をOKにしているんです」
「普通の人がやっていたら、人として終わっているようなことでも、『破天荒』と。破天荒だってことですり変え、誤魔化してやってるんです。後でたっぷりツケは払うことになりますけどね。『そういうのも芸人?』ってことですよね」
「参加資格をどこまでにして良いのか分からなくて、結果、MXテレビのプロデューサーに連絡のとれるヤツってことにしたんです。一応、メジャーなタレントさんであれば、MXに『どこの誰々ですけど』って連絡できて、プロデューサーに連絡できるし」
「そうじゃなくても、一応、この業界で働いていれば、連絡とれるだろうって思ったんです。そうしたら、まぁ来たね。80組くらい。応募期間3日くらいで。そこから、数組に絞ろうとして。オーディションのオーディションですよ」
さらに、以下のように語っていた。
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